猪瀬直樹のレビュー一覧

  • 民警

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    「東京五輪招致にあたってIOC(国際オリンピック委員会)に提出した立候補ファイルで、大会開催中にセキュリティ活動に投入される要因の見積もりは、全体で5万859人である。内訳は警察官2万1000人、緊急サービス(消防隊・救急隊)6000人、海上保安官850人、民間警備員1万4000人、セキュリティボランティア9000人としている。
    警察だけでなく警備会社にも重要な責務が担わされているのである。」
    「日本を防衛する軍隊として23万人の自衛隊が存在する。国内の治安は24万人の警察官が当たる。かれらのために国民は税金を支払っている。一方民間の警備員数は警察官の2倍、50万人余である。いまや日本国の治安はこうした民間に拡大した市場の力を無視することが出来ない。」
    2人の若者が日本初の民間警備会社、日本警備保障(セコム)を設立し、1964年東京オリンピックで選手村の警備を受注したことをきっかけに大きく飛翔した経緯や、東京オリンピック組織委員会事務次長として事務局を取り仕切っていた元警察官僚村井順が出自を背景に綜合警備保障(アルソックを)設立した経緯などを追った連載の書籍化
    猪瀬さんの話を聞いたが、いま話題のジャニーズも、代々木公園、東京五輪時には選手村となった前身の米軍家族住宅エリア「ワシントンハイツ」にルーツがあるというところが面白かった。

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    2016年08月28日
  • 民警

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    あとがきにアイドリングあけとあったが、著者のパワーはまだまだ暖気運転中といった作品。
    次回作に期待します。

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    2016年04月04日
  • さようならと言ってなかった わが愛 わが罪

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    この人には都知事を続けて欲しかった
    例の話も含め、もっと政治家時代の話も読みたかったが、それはいつか別の機会に期待
    場面の切り替わりもテンポよく読みやすい

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    2015年03月28日
  • 救出 3.11気仙沼 公民館に取り残された446人

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    震災当時の気仙沼中公民館の周辺の状況、ひなんした人たちの人間模様が、視点が次々移り変わりながら書かれている
    当時のこととか、普段の自分自身とか、いろんなことを考えさせられる

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    2015年03月21日
  • 言葉の力 「作家の視点」で国をつくる

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    猪瀬直樹氏の著書です。
    「言語技術」の重要さ、鍛え方を現在の日本で実践できる事例を含め論じています。

    猪瀬氏自身の実務能力は、道路公団改革、東京副都知事、東京都知事の数々の業績で証明されています。
    その猪瀬氏が重要と説く「言語能力」を身につけることは有用であると考えられます。
    まずは本を読むということですね。

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    2015年03月15日
  • 土地の神話

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    日本における田園都市構想の勃興から「強盗慶太」の所以に至るまで、よく描いている。イギリスで起こった本来の田園都市構想とはなにか、という件はちょっと冗長にすぎる感あり。ただし、欠かせない要素ではある。

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    2015年12月17日
  • ミカドの肖像

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    前半は各地のプリンスホテルの由来がわかって興味深い。後半のオペレッタ「ミカド」を軸にした日本人の価値観論的な部分は少し誰てしまったように感じる

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    2014年09月28日
  • 解決する力

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    前東京都知事で作家である猪瀬直樹氏の著書。
    東京都の副知事時代に雑誌に掲載された文章をまとめた本となっている。

    文章としては読みやすく、話もよくまとまっている。
    政治家として、いかに問題に取り組み解決していくのか、
    猪瀬氏自身の実務遂行力の高さが感じられる。

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    2014年03月01日
  • 決断する力

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    「力本」はほとんど読む気がないのだが著者が猪瀬直樹で題名が「決断する力」とくればいつ読むのか!今でしょ!山本一郎ブログでは勝ち抜く力なぜ「チーム日本」は五輪を招致できたのかと言うのも紹介されていたが2冊も読む必要はないと思うw

    書いてる内容は真っ当なのだ。東日本大震災に対して非常時には走りながら考え、刻々と変化する事態に対してとにかく与えられた情報の中で最前の手を打ち修正する。場合によっては日常のルールはトップダウンで変更してもいい。ツイッターを使った情報の拡散をフォロワーの多い自分が中心になってやったことなどが書かれている。自慢話と言ってしまえばそれまでなのだが・・・

    例えば千葉のコスモ石油の火災では応援要請がある前に東京都消防局を派遣している。海上を向かえばすぐそこだ。気仙沼の公民館に取り残された400人の救助はそこにいた障害児童施設の園長がイギリスの息子に携帯メールを打ち息子のツイートが拡散されて猪瀬副知事宛にリツイートされヘリを急行させた。東京消防のハイパーレスキューは12日の午後に福島原発に向かって出発したが消防庁から来なくていいと追い返された。よく知られているように官邸の危機管理は機能しておらず東京都の方が現場の裁量に任せることができている様だ。帰宅難民に対しては見込みでもいいと情報を流し続けた。HPがパンクしたため負荷に強いツイッターが有効に使われた。

    危機対応ができたのは東京都が普段から職員の派遣をしていたりしているからだ。2012年の災害訓練では本番ながらにシナリオを周知せず、現場に到着してやっと状況がわかるという条件の防災訓練を行っている。想定外を繰り返すようではダメなのだ!が。

    残念ながら徳洲会事件では状況の変化に合わせて新たな言い訳をして修正していったが言い訳は破綻した。非常事態に通常のルールで間に合わないことを緊急避難的にルールを無視するのは成功すれば許されるが、日常の選挙でルールを無視すれば許されるわけがない。非常時に備えて予め相互協力ができるようにルールを整えておき、その際の指示命令系統をどうするか決めておくのが地方政治家の仕事なんだと思うのだが・・・阪神大震災の教訓で各地の消防車の配管の径を揃えると言う様なことはできていたらしい。

    猪瀬氏は1983年に「昭和16年夏の敗戦」と言う本で総力戦研究所と言う政府機関が行った太平洋戦争のシミュレーションで「最初は勝つけれども、三年か四年たったら日本は負ける。制海権と制空権を失い、本土が大空襲を受け、ソビエトが参戦して終わり」という予測が出ていたのに戦争に突入して負けたという話を紹介している。この本の発刊は2012年4月2日で徳洲会の資金提供はその年の11月だ。これがばれて自分が辞めることは想定外だったようだ。

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    2014年01月18日
  • 決断する力

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    都知事を辞任するのにどのような「決断の力」が働いたのか?興味があって読みましたが、その点では少し裏切りられたかな?

    「リーダーは状況の変化に合わせて臨機応変に対応しながらも、一度こうと決めたことに対しては断固やり抜かなければならない。決断そのものが間違っていた場合は、すぐに過ちを認めて舵を切りなおす必要があるが、間違っていない場合は、どんな横やりが入ろうとも、ブレることなく、強い意志でやり抜くことだ。」

    猪瀬さんの上記のスタンスからすると、強い意志でやり抜かなかったのは今回間違っていたから?皮肉にもそう思ってしまいました…

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    2013年12月25日
  • 解決する力

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    各雑誌に掲載済み文章の寄せ集めで、結果報告っぽいかな。
    勿論、猪瀬氏の思考と行動の一端を理解する参考にはなる。

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    2013年05月27日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    ここまで意識が違うのか?
    民と官 の差が浮き彫りになっています。

    多少大袈裟に書いてある気もしますが。

    民間からの目線が国や地方行政を
    変革する大きな要因であることに
    間違いはないだろうし、
    事業の民営化が利益の拡大や
    事業自体のグローバル化を推進させることも
    よく分かりました。勉強になる本です。

    「あいつは作家だから、一般人と考えが違うんだよ」
    そういう批判を時々耳にしますが、
    彼じゃなければ変えられなかったこと沢山ある。確かに変わり者であることに
    違いはないでしょうが、それ位がちょうど良い気もします。

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    2013年05月23日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    ネタバレ

    著者が東京都副知事時代の成長戦略が語られている。一番印象に残ったのは活字離れ対策。外国に売れるすばらしい技術があっても、対話ができなければビジネスにならない。論理的な対話技術が必要である。

    「活字離れ対策とは、読書力・対話力・言語力・歴史認識、その全体をいかに再構築するかということ。(本文より)」

    (論理的か否か)
    1.フィンランドの小学校で
    相手の言うことが分からなければ、おかしいとか間違っていると攻撃する前に、どういうことなのか?どうしてそう考えたか?教えて下さい、というべき。分かり合えない状態から自分と相手との間に理解を形成してゆくコミュニケーションが対話なのだ。(北川達夫氏)

    2.東ドイツのビジネス現場で
    交渉が日本に不利に進むのは、外国語での交渉というハンディではなく、日本側に交渉の組み立てや展開をどうすればよいか、という論理がなかったからだと気付く。国語に言語技術の指導が必要なのだ。(三森ゆりか氏)

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    2013年04月21日
  • 土地の神話

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    東急東横線の渋谷地下化にあわせて読んでみました。なぜ、日本、東京は郊外への鉄道が放射状にのびているのか?途中の宅地開発と鉄道がセットになっているのか。特に東急の手法を歴史的事実を踏まえて説明している。五島慶太の生涯記と言っても言い。田園都市構想、田園調布そしてたまプラーザへの流れなどを知ることができた。
    東京の人間がなぜ混雑した列車に揺られて通勤するのか?戦前からの流れはおもしろい。
    ただ途中で海外の話なども入って来たところから少し読むのが辛くなった

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    2013年03月19日
  • ミカドの肖像

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    取材力の高さに驚く。「ミカド」をキーワードにしたそれぞれのつながりはあまりない内容が複数あり、3冊くらいに分けてもいい内容を900ページの1冊の本にまとめましたという印象。オペレッタミカドの話は比較文化論的手法での日本研究という読み方が出来て興味深かった。

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    2013年03月18日
  • 決断する力

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    文章は平易で、無駄なく読みやすい。しかし、特に目新しいことが書いてあるわけでない。自慢話が鼻につく。
    「これからの社会はファクト(事実)とエビデンス(証拠)をもとにしていくべき」と書いておきながら、「~と思う」「~と感じる」などと主観ベースの表現が多い。
    まぁ、言っていることは間違っていないのだが、ちっとも心に響かかない。『よし、やってやろう』というパワーの湧いてこない、共感力の低い本。

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    2013年02月27日
  • 解決する力

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    読みが浅いせいか、東京都政の時事ネタとそれに対して猪瀬氏の考え、行動、関わりを知ることが出来た程度。マネジメント本、ビジネス本というウリだが、それほどのものではなかったような。

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    2013年02月13日
  • ミカドの肖像

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    丹念に取材して難しいテーマにしっかり切り込んでいるのはスゴいと思いますが、筆者の自己顕示欲から強引な展開で、読むのが辛くなりました。20年以上もたっているで人格も変わっているでしょうが、こんな人が都知事して大丈夫かなあ、というのが正直な感想です。

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    2013年02月11日
  • 東京の副知事になってみたら(小学館101新書)

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    副知事ではなく知事になって(しまって)から、あわてて買って読んだ一冊。活字離れ対策についての記述は興味深かった。地下鉄はどうなる?

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    2013年02月02日
  • 決断する力

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    印象に残っているのは実務的なレベルで決める、
    というための心構えや具体的な動き方。
    継続し続けられる気概と体力が計り知れない。
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    2013年01月12日