昭和23年冬の暗号

昭和23年冬の暗号

990円 (税込)

4pt

昭和二十三年十二月二十三日、東條英機をはじめA級戦犯が処刑された。なぜ皇太子明仁の誕生日、のちの「天皇誕生日」が選ばれたのか。そこにアメリカが仕掛けた「暗号」から敗戦国日本の真実を解き明かす、『昭和16年夏の敗戦』完結篇。
再刊にあたり書き下ろし論考「予測できない未来に対処するために」を収録。
〈解説〉梯久美子
(『ジミーの誕生日』『東條英機 処刑の日』改題)

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昭和23年冬の暗号 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦争が終わる時期の緊迫したやりとりがとてもスリリングでもあり、終戦を迎えた日本の様子を知ることができる一冊でした。
    戦争犯罪人をA級、B級、C級と戦犯と区分されていますが、私は勝手にイメージからA級ほど重い罪とされたと勘違いしていました。この間違った解釈を本書で正すことができました。本書189ページ

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    P.33 8行目 「日付は昭和二十三年三月十日。」
    東京空襲の日なので、昭和二十年の間違い? (2021年7月10日 再版)

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    終戦記念日に戦争関連の本が読みたくなるという人は多いのではなかろうか。あるいは、読むことを自らに課す、儀式的に読もうと努めるなど。私も、その一人だ。そして本書はそうした気分に適した一冊だ。

    昭和23年とは、東京裁判における判決、処刑が行われた年だ。その日付に関する奇妙な一致が本書のいう暗号になる。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    戦争に負けた終戦の8月15日は覚えているのに、戦争が始まった日を知らない。まさかA級戦犯の処刑が平成天皇の誕生日に実施されたことも全く知らなかった。
    現在と過去を行き来するストーリーも面白かった。

    0
    2022年03月19日

    Posted by ブクログ

    東條英機らA級戦犯が昭和23年12月23日に処刑された。
    この暗号は平成になり日本人が思い出すべきものだった。
    マッカーサーら、アメリカの仕掛けた壮大な演出。
    しかし、これに気付かないまま、太平洋戦争を総括できていない日本。
    令和になって、いっそう太平洋戦争への記憶だけが薄れていくのを感じる。

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    昭和23年12月23日、東條英機をはじめA級戦犯が処刑された。なぜ?皇太子明仁の誕生日、のちの「天皇誕生日」が選ばれたのか。そこには・・・。

    0
    2021年08月18日

    Posted by ブクログ

    実際は★3.5としたい。
    本書の内容、★4.5、読み物の完成度★3

    本書で暗号とされるものの正体に気がつくと戦慄するが、それまでの話の持っていき方が正直言って勿体無い。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    著者のあとがきにあるように、
    ”本書は『昭和16年夏の敗戦』の完結篇である。”

    その通りではあって併せて読むことをお薦めするけれど
    (この本だけ読む人は居ないだろうけどw)
    『昭和16年夏の敗戦』程の読み応えは正直ないと思う。

    猪瀬さん、今何をやっているのかと思えば維新の会の参議院議員だったのね

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「昭和16年夏の敗戦」に続く完結編と著者は書いていますが、これは日本人必読の書かと思いました。

     ある女性が手にした祖母の日記に、「ジミーの誕生日の件、心配です」とあったことから物語は始まります。少しネタバレですが、ジミーとはいまの上皇様(天皇明仁)のこと。2・26事件から「日本のいちばん長い日

    0
    2021年08月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1章の「子爵夫人」と言うタイトルを見て誰かピンと来た人は相当終戦直後の歴史に詳しいだろう。中々真相が語られずにモヤモヤするが、ケーディスが出てきた瞬間憶測が確信に変わる。

    東京裁判の起訴日や死刑執行日などについては元々知識としてあったので特に驚きはない。あれだけ鳥尾子爵夫人に触れておきながら殆ど

    0
    2025年10月21日

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