まはら三桃のレビュー一覧

  • ぐるぐるの図書室

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    これは楽しかった♪小学校の図書室に現れる謎の司書の先生(?)と茜色の貼り紙(゜゜;)その司書さんが自分にピッタリな一冊と巡り合わせてくれる(^o^)廣嶋玲子さんとまはら三桃さんの作品しか読んだ事がなかったけれど、他の作家さんも違和感なく読めたので、最後に紹介してある本も読んでみようかな~♪

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    2018年08月25日
  • わからん薬学事始1

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    秘伝の生薬を作る島の跡継ぎ息子。
    15歳になて、島を出て、薬学を学びます。

    薬草知識も散りばめた、草多の成長物語。

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    2017年12月29日
  • たまごを持つように

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    ネタバレ

    ジュブナイルなんだろうなぁ。でもおっさんの俺が読んでもなかなかおもしろかった。好きこそものの上手なれ、努力は実を結ぶ、友情は清く美しい。世の中そうそう単純でもないってのが分かっているだけに、「それでも基本に忠実に生きて行けばいいんだよ」と言ってくれるこういう正統派青春小説を読むと心が洗われる。

    運動音痴なんだが、それでもやってみたかった競技ってのがいくつかある。
    ラグビー、ロードレース(自転車)、合気道…。弓道も実はやってみたかったのだが、この本に出てくる顧問の先生のような方針で指導してもらえるなら、ほんと是非やってみたいと思う。たって行う禅だから「立禅」と言われる弓道、ものすごく興味が湧い

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    2017年11月09日
  • ぐるぐるの図書室

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    本を読む楽しさや、本を読んでみようかなと思うきっかけをくれる本だと思いました。
    普段あまり本を読まなかったり、本が好きではない主人公たちが、不思議な女の人に出会い、おかしな世界に巻き込まれていくというお話が5つ入っています。
    5つとも違う作者の作品なので、気に入ったお話を見つけて、その作家さんの他の作品も読んでみようかなというきっかけになるんじゃないでしょうか。

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    2017年08月26日
  • 風味さんじゅうまる

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    和菓子の老舗「一斗餡」。看板娘は主人公の風味のおばあちゃん、カンミ。可愛いエプロンをしてお店に立ちます。昔からの味を守る一斗餡ですが、最近はあまり活気がなく。そんな時町会長さんから、長崎街道のお菓子屋さんが集まって、人気コンテストを行うグランプリに参加しないか、と誘われます。お父さんは乗り気ではありません。

    ところが、カンミが入院したことをきっかけに、和菓子職人を目指して修行中のお兄さん北斗とお父さんは、新作和菓子を作り、グランプリに参加することにします。

    美術部で、仲間とちょっとトラブッている風味は、2人の手伝いをしながら、おじいちゃんが昔作ろうとした、和菓子の話を思い出します。

    餡子

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    2015年01月20日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    何かにひたむきになる 物語はいい。
    特別に飾ることなく、しっかりした技術を身に付けていこうとする姿を正面から描いたところに、非常に好感がもてる。
    本当にもの作りに取り組む工業高校生よ、出でよ!

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    2014年07月14日
  • わからん薬学事始1

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    個性豊かなキャラクターに読みやすいテンポ。
    良かったです(^-^)
    タイトルからして難しいのかと構えて読み始めたものの雑学的な分かりやすい薬草の知識だったので楽しく勉強させてもらった感じです☆
    全3巻読みたいと思います。

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    2014年01月27日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    表紙に一目惚れ!
    最初のほう工業のことか…とちょっと落ちた自分を殴りたい。
    爽やか!熱い!
    恋まであるなんて…♡
    嬉しすぎました。読むべきです。

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    2014年01月18日
  • 鷹のように帆をあげて

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    不覚にも最後のページで涙しました。
    ボーイッシュな女の子っていいな〜と思いつつ、一度は夢見た鷹を飼うということのリアルさがわかりました。
    まだまだ優しい表現にとどめてはいるでしょうが、こうして夢を形にする若者を応援したくなります。

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    2013年10月22日
  • たまごを持つように

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    いいですねー、読後感さわやか~~~。
    まはらさん、やっぱ好きです。

    こーゆーなにかに夢中になれる時期にしっかり夢中になれた子は
    幸せだよなーっとしみじみ思います。
    なんとゆーか、ひとつことに真正面からがっつり組み合ってる。
    そこで得るものってすっごく大きくて、殆ど人生の基本、くらいなんじゃないかな、と思う。
    私は、それなりに頑張ったけど、どうもやらされ感が強かったからなあ。
    まあ基本大変なことからは逃げるタイプなんで、
    そこそこまではいっても、それ以上の結果がでなかったな、そーいえば。
    んで、そこを乗り越えようとも思わなかったし。
    だから、早弥のちょっとずつでも前に進んでいく姿が、すごく眩し

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    2013年07月22日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    爽やかだ。読後感いい。
    自分はこういう何かに一生懸命な青春じゃなかったなって、
    青春小説好きなのに、ちょっと落ち込む。

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    2012年09月16日
  • おとうさんの手

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    かおりと目の見えないおとうさんの話。
    本の帯の「目の見えないおとうさんが見せてくれる、あざやかな景色と、家族のたしかなつながり。」以上の言葉が、紹介文として思いつきません。胸にグッとくる話です。
    挿絵もすごくステキだし、ラストの雨上がりの虹も、いろいろ深いです。おとうさんにも、きっと虹が見えるんだろうね。
    低学年だけに手渡すのには、もったいない感じです

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    2012年04月23日
  • たまごを持つように

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    中学の部活動が中心に 、弓道の事が描かれています。

    ぐいぐい引き込まれて、弓道の凛とした空気があたりをつつんでしまいそうでした。

    うまくなりたいとあせる気持ちやスランプやライバルとのやりとり、そして、恋のドキドキ・・・

    とってもおもしろい青春ドラマです。中学時代って、いいなぁ・・・

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    2012年01月24日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    イイね。まるで男子高の工業高校に女の子が一人。そういう展開かと思いきや、色気のある話はほとんどない。
    「ものづくり」ででてくる工程や工具の専門用語が、物語に深くはいりこんでいく仕掛けの一つに。
    これから自分が「何をしたいか」「どんな仕事がしたいか」、全く目標が持てない子に、手にとってみてほしい一冊。
    ほんのちょっぴりの恋(のはじまり?)も、微笑ましくて、気持ちが良いです。

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    2011年11月07日
  • おとうさんの手

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    「目をつぶると、ほら、見えてくる。きこえてくる。」(帯より)
    かおりのお父さんは交通事故で視覚を失ったけど、何でも分かっている。誰が来たか、お天気がどうなるか。
    かおりとお父さんの会話から見えてくる、目に見えない大切なこと。
    優しさとに温かさが満ちた読み心地のよい一冊。
    小学校低学年から。

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    2011年08月05日
  • おとうさんの手

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    かおりのお父さんは、目が見えません。でも、においや音から何でもわかるんです。私も目を閉じてみました。私の周りにも、音やにおいがいっぱいありました。目を開けているときよりも、はっきり感じることが出来ました。子どもたちに読んであげたい本です。

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    2011年06月12日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    家が金属工場だった心は工業高校機械科で唯一の女子。コンピュータは人を裏切らない。昔あったある出来事から、心はものづくりの世界を見ないようにしてきた。しかし運命にひきづられるようにものづくりの世界に入りこみ、高校生ものづくりコンテストを目指すことになる。

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    2017年06月11日
  • ぐるぐるの図書室

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    ネタバレ

    数年前から気になってたシリーズの1作目。
    近年の入試問題頻出作家さん勢揃いの作品で読んでみたかった。メンバー勢揃いなのは珍しい。
    登場人物は、小学5年生たち。

    >本の数だけ、人の数だけ、遡った物語があると、わかっていただけたことと思います。
    そして図書室には、あなたにぴったりな本が、必ずあるのです。
    途方もないほどたくさんの本の中から、そんな本を見つけ出す……。
    それは、宝探しのようなものかもしれません。その宝物を探し当てたとき、あなたの人生はきらきらと輝き、ほんの少し、あるいは、とても、豊かになることでしょう。

    ほら、あなたも図書室で、宝物を探してみませんか?


    このステキな言葉を胸に

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    2025年11月02日
  • 鉄のしぶきがはねる

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    工業高校で金属加工に打ち込む女子の話。周りは全員男子の状況のなか、旋盤加工に目覚めて「ものづくりコンテスト」通称ものコンを目指す女子の悪戦苦闘ぶりを描いてます。ものごとに真剣に取り組むと楽しいだけじゃない、乗り越えられない壁にぶち当たって、悩んで苦しんでケガもして、それでも試行錯誤して一歩ずつ前に進んでいく主人公。若者の視点でモノづくりの楽しさ、奥深さが味わえる一冊。

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    2025年05月14日
  • くらくらのブックカフェ

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    児童文学作家5名によるリレー小説シリーズ。
    短編集なのでサクサク読めた。作家さんそれぞれによるお話の個性があって、書き手が異なるとこうもお話の持って行き方が変わるのかと興味深い。ただ、前のお話で登場していた人物や事象が次のお話で出てくるので、全体的にお話がうまくつながっていて、同じ世界観を共有しているのがわかる。
    どのお話も共通しているのは、主人公たちが猫に導かれてブックカフェに辿り着くこと。そこでは、お客さんその人にあった美味しいお菓子と飲み物が出され、飲み物を飲み終わるまで蔵にある本を読むことができる。
    一番好みだったのは断トツで『呪いの行く末』。『バッドエンドのむこうに』も面白かった。

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    2025年01月15日