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初めて、もっと勉強したいって思った。
女子ゆえに進学に苦労した曾祖母つる子は、
ひ孫のわかばと樹に奨学金をだすという。
ただし、そのためにはひとつ条件があって……。
高校受験とバレー部の両立、応援し心配する親からのプレッシャーに悩みながらも、わかばは挑戦するおもしろさを感じていく。
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つる子はこほんと一つ咳払いをして言った。
「奨学金をだすことにしたよ。」
奨学金?
わかばはきいたばかりの単語を心の中でくりかえした。(略)
座敷の空気は一気になごんだ。というか、軽々しいばかりにはずんだ。
だが、次の一言でまたピンと張りつめた。
「ただし、それにはひとつ条件があるよ。」
つる子がぴしゃりと告げたからだ。
(本文より)
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Posted by ブクログ
99歳の曾祖母・つる子さんに今よりひとつ上の高校に受かったら学費を援助すると言われたわかばと従兄弟の樹。
わかばは、バレー部との両立に受験塾への入塾。
樹はもともと受験塾でもAクラスで余裕の成績だが、将来の夢はちゃんとあって…。
この2人の受験はどうなるのか⁇
わかばは、クラスが上がることにより友人の気持ちも理解できるようになり、ネガティブな負の感情より、悔しいと思う感情が努力につながり、人を成長させることに気づく。
自信が大事で、攻める勇気にもなる。
生活習慣においても自分のことが、自分できちんとできることが強いと教わる。
バレー顧問の先生からも「大切なのは自分にとって価値があることに一生懸命になること。一生懸命にやっているうちに、人間は成長する。」
「社会的な評価は時代で変わるけど、変わらない価値を自分の中に見つけてほしい。」と言われる。
わかばと樹の決断したことにつる子さんは…。
2人が一生懸命に考えて出した決断に応援したいと思った。
迷える時期になかなか難しい判断。
つる子さんは、2人を信じていたんだろうなと思った。
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