まはら三桃のレビュー一覧
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ネタバレそーいや風味絶佳ってどういう意味だっけ?
っと思って調べると、ふつーに、とてもおいしいっていう意味だった。
表紙のまるまるとしたあんこが最高だ。
上のまるいのは、お盆に載ったカステラなのかと思って
いたんだが、なるほど、あんのなかにカステラが入ってるのね。風味さんじゅうまるなのね。
小さいけれど老舗和菓子のお店の娘。けれどお菓子をつくるのは兄と父親メイン。お菓子作りの青春もの、ではない。これっくらいの年だとありがちな、ひとつところに没頭しすぎて、周りがみえてなくて、爆発しちゃって、あとから考えると自分がメッチャ恥ずかしくて、
でも素直に謝るのもできなくて、もんもんとする、とゆーお話。
登場人物ひとりひとりに、感情や考えがあって、
でもなかなか簡単にはその内側はみえなくて、(でもきっとそれはあたりまえのことなんだ)結局決めるのも
進むのも自分。
でも、その最初の一歩を踏み出すために、周りの人の
ちょっとした一言だったり、まなざしだったりが、
必要なことだってあるんだ。
松村さんの喜び爆発シーンが笑えた。
「黄色いなにかが転がってきた」だって。
おもしろすぎる。
そして、風味さんじゅうまる、もだが、
小鳥のおまんじゅうも、モンブランも、カスシュールも、
食べたすぎる~~~~!!
やはりまはらさんの中高生ものはよいですなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ長崎街道、伊藤伝右衛門邸でも話題の今旬の飯塚が舞台です。飯塚の詳細な描写や小倉までの街道筋の実在の地名いりの描写は、さすがご当地の作者さん。
知ってる人は、屋号にも覚えがあってうれしいはず。
…以降はネタバレです。
方言の使い方もまさにネイティブ。カンミさんの「つまるもんか」や典子さんの「~してから!」の使い方か絶妙。県外の人がニュアンスがわかってもらえるとうれしいな。
お話は老舗和菓子屋の娘、風味の成長物語。イケメンで才能あるのでの兄への淡い嫉妬や、部活内の葛藤 、グランプリにあわせた新作和菓子の開発などをとおして描かれる。YAだが、カンミの昔の友人のおばあちゃんや、カンミの病院スタッフの父親のもと炭坑夫のおじいさんのエピソードが話に深みをあたえています。
カンミさんのおじいさんに対する「それはご苦労様でした。」のセリフと行動にぐっときた。その土地で生活する人たちと共に生き、その人たちのお陰さまで生き
、その人たちのために菓子をつくってきた、代々の心が凝縮されているように感じた。
余談ですが、落盤事故を教えてくれたのは、私が聞いた話は、改行します…
タヌキと聞いたことがありますよ。(^^) -
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薬草育む外界から隔絶された島の、生薬「気休め丸」を作る家系に生まれた草多(そうた)。代々女系だった家に突如生まれた男子の草多は、「気休め丸」を超える生薬を創り出すため、島を出て東京の高校で薬学を学ぶことに。おかしな下宿でおかしな先輩たちと暮らしつつ、島の暮らしや学校とは違うめまぐるしい東京での高校生活に翻弄される草多だが、それにも慣れてくる内に、草多は自分の不可思議な力に気付き始める…
のっけから主人公が実は父親が全くわからないことをあっけらかんと言い放ち、、島に住んでる住人が全員主人公を「天がくださった子ども」と言っていて異様さを醸し出していますが、その謎と主人公の力を薬草学を下地にした物語の中で少しずつ明らかにしていく物語。この主人公の出自でありながら、主人公自身はのんびりした性格で「新しい生薬を作る」という使命感も抱いていて、「よくこんなに真っ直ぐ育つなぁ」と不思議に感じます。穿った見かたをすると主人公の住む島の閉鎖性と特殊な社会性に目がいきますが、一方で「自分の出自を気に病んでもしょうがない、こういう生き方をするのが良いじゃん」という見かたもできるように思います。小学校高学年くらいからかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった。
嵐との授業料ゲットのための北海道いき、とか
秀有との確執、とか、真赤(これでまきと読むが、ついついまっかと
読んでしまう)の過去話とか、いろいろてんこ盛りでした。
治してツブス。
食べるために育てる。
それぞれの役割、かあ。ちょっと考えてしまう。「銀の匙」っぽいなー。
竜骨が、意外とお茶目さん、とゆーか、とぼけてる、とゆーか
なかなか楽しいキャラクターになりつつあるような。
きまぐれなんかじゃない、とは、まあひねりのないキャッチコピーだが、
最近はそーゆー分かりやすいのがうけるからねー。
秀有の会社は気休め丸を超えるのか?
誰にでも効く薬を作り出すとゆー草多の目的は達せられるのか??
これはもう次回完結、なのか??
どうなるか、楽しみ楽しみ。
でも、ホント、どっちがいいのかわかんないよなー。
確かに、一度に多くの人に簡単によく効く薬が届けられるなら、その方がいいような気もする。
でも、だからって連綿と受け継がれてきた久寿理島の薬作りの伝統が
盗まれる、といったら言葉が悪いけど、まあ、ある意味横取りってゆーか・・・、そーゆー感じになるのはなんかヤダなーとも思うし・・・・。
うーん、夏目さんの言う通り、とかく人の世は住みにくいねー。