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Posted by ブクログ
自分を見つめて
久寿理島から東京にやってきた草多の物語、第二巻。
今回は草多の成長もあるが、周囲の人間たちの成長が感じられる物語となっている。
特にライバルである大塔製薬の跡取り、秀有の成長が見られる。
他の特別クラスの人間よりも、やや感覚が鈍い秀有。
その悔しさがコンプレックスになり、プライドになり、目の前の壁を否定する。
それを矢野先生が宥めるのだ。
コンプレックスは誰にでもある。
恥ずかしくはない。
それを認めたくないとプライドを表に出すことの方がずっと恥ずかしい。
それを素直に受け止めることができるのが彼の良さであり、優秀さの現れであろう。
見習いたい。
薬膳料理が登場する。
日本でも健康ブームに乗り、ファミリーレストランでもメニューに載っている。
私は八角(スターアニス)は苦手なのだが、本書で登場する料理にはついごくりと喉が鳴る(あー、だれかつくってくれないかな)。
嵐の大学入学金稼ぎのために強欲な叔父の所へ出かけていった話も考えさせるものがある。
せっかく元気にした牛を早々と肉にしてしまう.....
その本当の意味が分からないうちは、かわいそうだとかかわいいとかそれだけで頭がいっぱいになってしまう。
だが、それは役目を果たしていないからだ。
わが子だってそうだ。
かわいい、と愛でたり、かわいそうと叫ぶだけなら誰にでもできる。
苦楽を共にして、どんな時でも自分の役目を果たしているからこそ手放すこともできるのだ(もちろんわが子は食べないけれど)。
真赤と真白のわだかまりも溶けたようだし、更なる秘薬、もとい、飛躍を期待して、次巻に続く!
Posted by ブクログ
おもしろかった。
嵐との授業料ゲットのための北海道いき、とか
秀有との確執、とか、真赤(これでまきと読むが、ついついまっかと
読んでしまう)の過去話とか、いろいろてんこ盛りでした。
治してツブス。
食べるために育てる。
それぞれの役割、かあ。ちょっと考えてしまう。「銀の匙」っぽいなー。
竜骨が、意外とお茶目さん、とゆーか、とぼけてる、とゆーか
なかなか楽しいキャラクターになりつつあるような。
きまぐれなんかじゃない、とは、まあひねりのないキャッチコピーだが、
最近はそーゆー分かりやすいのがうけるからねー。
秀有の会社は気休め丸を超えるのか?
誰にでも効く薬を作り出すとゆー草多の目的は達せられるのか??
これはもう次回完結、なのか??
どうなるか、楽しみ楽しみ。
でも、ホント、どっちがいいのかわかんないよなー。
確かに、一度に多くの人に簡単によく効く薬が届けられるなら、その方がいいような気もする。
でも、だからって連綿と受け継がれてきた久寿理島の薬作りの伝統が
盗まれる、といったら言葉が悪いけど、まあ、ある意味横取りってゆーか・・・、そーゆー感じになるのはなんかヤダなーとも思うし・・・・。
うーん、夏目さんの言う通り、とかく人の世は住みにくいねー。
Posted by ブクログ
シリーズ2巻。
1巻でファンタジーとわかったので、はじめからそのつもりで読めてよかった。
春。 下宿先の友人・熊野嵐が薬学大学に合格し、木葉草太は 嵐の入学金を稼ぐために北海道へ同行する。
また、草太をライバル視する製薬会社の御曹司・大塔秀有は、草太の五感を使って野草・薬草を学ぶやり方を蔑視し、きまぐれに効くのではなく、だれにでも確実に効く’不老長寿の薬’を目指すと言う。
真赤とブランカは過去のわだかまりをすて、話しをして、誤解を解いたのだが、・・・
ブランカのCMでは、大塔製薬の新しい薬を 「きまくれじゃない」という曲にのせてながすという。
草太は 薬草の声が、より聞こえるようになってはきたが、「きやすめ丸」の製法を極めることができるのか。
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