東田直樹のレビュー一覧

  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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     自分でもよく分からない、記憶できない、前例のないこころのゆらぎを、よく言葉にできたなぁと感心する。しかしながら、私の想像を遥かに超える困難さなのだろう。
     前作に比べ語彙は豊富になり、実感した言葉を顕しているように感じた。
     繰り返し出てくる「僕の場合は」という単語。著者は自閉症にもいろいろなケースを把握し、その中で社会の一員として生きている実感を得ているのではないだろうか。

     なんというか、圧倒された。
     気持ちを言葉にすることに、伝えることに難しさを感じる人に薦めたい。

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    2016年08月08日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    ネタバレ

    生まれて一度も言葉を伝えたことのない人間が、筆談で相手に伝える、第2弾の高校生編。前作と比べて、大人になっているなと思った。どこかに障害を持った人は、優しいのかな、と思う。章と章の間の詩が、凄くいいなと思った!

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    2016年07月27日
  • 自閉症の僕が、今も跳びはねる理由

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    重度自閉症の著者が何を考えているか、どのように言葉を表現しているか書かれているのが興味深かった。障害の程度や内容は千差万別であるが、私にもよく当てはまる内容もあり共感できたところもあった。生きていくのは大変なことだと改めて思った。

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    2026年02月17日
  • 自閉症の僕が、今も跳びはねる理由

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    “目を見て人の話を聞かないのは、失礼だと思われるかもしれませんが、目を見ている人だけが、人の話をよく聞いているわけではないことを理解してもらえると有難いです。”(p.37)

    “「自閉症者は人に関心がないように見える」と言われることがあります。僕は人に関心がないわけではないです。人とうまく関われないせいで、人に関心がないように見えてしまうのでしょう。”(p.55)



    ↑めっちゃわかる。わたしも人の目を見て話せないし、見られているとウワーっとなって逃げたくなってしまう。やっぱり無礼だと思われてるのかなあ…。わたしは人と関わるのがあまりにもへたっぴすぎて、人に関心があるんだかないんだかもう自分

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    2026年01月21日
  • 自閉症の僕の毎日

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    東田直樹さんの視点でみる、一年間の春夏秋冬を感じられるエッセイ集です。共感できるというよりは、ハッとさせられる文章が多々ありました。
    失礼な話ですが、場面によっては奇声をあげて暴れてしまう、そんな自閉症の方がここまで物事を考えているとは思ってもみませんでした。優しくあろうとは思っていましたが、それは傲慢な上から目線の思いであったなと反省しました。

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    2025年09月15日
  • 自閉症のうた

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    ネタバレ

     自閉症の人への誤ったレッテルを剥がしてくれた東田さんの創作。はじめにデビッドミッチェルさんとの往復書簡が載っています。
     それにしても不思議なのは、彼自身が自閉症であるから自閉症側の考え方が分かるのは当然として、そっちの立場だったらこう思うだろうと歩み寄っているってことですよね。だとしたら、我々も彼らに歩み寄らなくてはと思いました。

     「旅」がよかったな。東田くん、一回あの世に行ったことがあるんじゃないの?とツッコミたい。

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    2025年03月08日
  • 東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡

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    ちょっと読みにくいけど、自閉症という言葉で、自閉症の方をカテゴライズすることは、人間を男と女や日本人やアメリカ人でカテゴライズしてみるのと同じということは、発見。
    確かに。

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    2025年02月23日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    本の成り立ち等で賛否両論あるようだが、ご本人や取り巻く環境を通して参考になるものがあるかと思い手に取った。
    記憶が時系列のような軸ではなく点として存在している感覚、奇妙に見えてもせざるを得ない繰り返しの意味、自分のせいで誰かが困っているのは辛いという気持ち、挨拶が上手くできない理由。
    とても分かりやすく説明されており、読む価値があった。

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    2024年09月13日
  • 東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡

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    精神科医と重度の自閉症を抱える東田さんとの往復書簡をまとめたもの。
    目にはみえない心の病をみている方と自閉症。
    目にはみえない感情、行動などから汲み取るのはものすごく難しい。家族でもどう支援していたら困ることもあるし第三者なら尚更。
    心の病を抱えてる方の支援は本当に難しい(職業柄)
    頑張ってって禁句な風潮はあるし…山登先生おっしゃる通り頑張りすぎて疲れているわけだし。
    自閉症に限らず発達障害や知的障害など様々なハンデがある方は行動や言葉だけで決めつけるのは嫌だし、本人の気持ちを尊重してあげてほしい。軽度の知的障害(自分もそこの部類)の方だと言える人もいてるし。抱え込んだりしてしまうことはあるけ

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    2023年09月23日
  • 自閉症のうた

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    短編を中心に読んだ。
    「自閉症のうた」素晴らしい話だった。
    主人公の加奈子を通して、東田さんの思考が投影されており、読んでいて新鮮だった。
    病室の壁に掛けてある折り紙の蝶。それをみて、空想の世界で蝶とたわむれるという想像力がすごい。

    東田さんの文章を読んでいると、様々な葛藤の中でも必死に生きている想いがひしひしと伝わってくる。勇気をもらえる。

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    2023年09月20日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    文章を読んで感じたことが二つある。
    東田さんは、なにか対象物に対する共感力や没頭力が高い。作家になるべくしてなった人なのだと思う。
    もう一つは、文章がわかりやすい。その理由は、意見のあとに、すぐ根拠を述べているからだと思う。

    印象に残ったことばがあった。
    「自分は色々な人に支えられているとわかってから、人への恐怖心がなくなった」

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    2023年09月19日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由(角川つばさ文庫)

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    自分のまわりに自閉症の人がいないので、いろいろな症状の説明が実感としてわからなかった。私が自閉症の人と知り合わない理由が、単に自閉症の方が少ないからという理由なら良いが、生活するところが分けられてしまっているなら、そういう社会は問題だと思った。

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    2023年05月05日
  • 自閉症の僕が生きていく風景

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    障害者と健常者、お互いが理解し合えたり差別、偏見が無くならないような社会をつくるとか関わりとか永遠の課題やな…
    障害者の奇妙な行動、声やこだわりで周りがびっくりすることはあるし(自分が実際に見たらえってなると思うけど)、他人に勝手に気持ちを推測されるのは嫌な人たくさんいてる。作者も重度の自閉症でなかなか言葉が出ないし文字盤や筆談でコミュニケーションして気持ち伝えるようにしてるみたいやし。
    障害者じゃなくても勝手に気持ちを憶測で言われるのは嫌やと思う。
    障害者とのコミュニケーションやその人の気持ちや行動を理解するのはものすごく時間がかかるし、どんな障害があるのかな?症状なども鑑みなあかんし気疲れ

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    2023年03月25日
  • ありがとうは僕の耳にこだまする

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    作者の想いが詩になった詩集やった
    自閉症の作者が何をみて、感じたことなど詩にしたかんじ。
    写真も桜など自然のものが何ページか掲載されてて綺麗かった。

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    2023年03月22日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    自閉症の方にとってどんな対応、コミュニケーションしたらいいのかわからないって人結構多いと思う。
    絵カードなど視覚情報からはいったほうがいいとか言われてるけどからなずしも視覚情報から得て行動できるか、理解できるかっていわれたら全員できるわけじゃない。
    障害あるないに限らず人の感情読み取る、汲み取るの苦手な人っていてるとは思う。
    自分がもし自閉症者と関わって下さいっていきなり言われてもどう接していいのか分からんし、コミュニケーションもどうすればいいのか悩むし、東田さんの作品って一例とあげてくれてるから参考になる。
    他人のことなんか完全には理解できひんし少しでもわかろうとする気持ちが大事じゃないかっ

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    2023年02月08日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    外から見る自閉症って、怖い感じだったけど、いろいろ理解できて安心した。無知は良くない。もう少し調べてみようという気になった。

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    2021年09月03日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由(角川つばさ文庫)

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    自閉症の人の気持ちがよくわかる。
    わかりやすい表現。
    最後に短編集あり。よくできていて感動する。
    生きづらさを感じている人は世の中にはたくさんいると思う。
    自閉症もその1つだと思った。
    何ヶ国語にも翻訳されて世界中で読まれる本。
    素晴らしい。

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    2021年06月29日
  • あるがままに自閉症です

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    こちらの想像でしか思考内容を判断できないので、
    本人の思いと違ったコミュニケーションをしてしまっているケースもあると思う。良い意味で見え方が変わりました。

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    2021年04月14日
  • あるがままに自閉症です

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    自閉症の人の想いを知ることができる。
    自尊心は誰にでもあって、それは赤ちゃんにもあるって聞いたことがある。
    大多数の人ができることが当たり前で、そうでない人はかわいそう。
    そんな風に見てしまうことがきっとある。
    助けるって、かわいそうに思ったり幼く扱ったりすることじゃないはず。
    どうされたら嬉しいのか。それは、言える人と言えない人といるだろうけど、自分に置き換えると少し分かるのかもしれない。

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    2020年03月14日
  • 東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡

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    東田直樹さんが13歳のときに書いた『自閉症の僕が跳びはねる理由』は多くの人に読まれ、障害のある世界とそこに生きる気持ちをいきいきと伝えました。20歳になった東田さんが、今回は精神科医の山登敬之さんと手紙のやりとりの中で発達障害や記憶、愛や嘘について率直に語り合った一冊。

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    2019年10月16日