東田直樹のレビュー一覧

  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    16才 ここまで真摯に、目を背けず、自分と向き合える。なんて強いんだろう。
    たくさんの人に、いろんな人に、老若男女問わずに読んでほしい、と心から思う。

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    2024年03月21日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    本当の優しさというのは、相手の自尊心を傷つけないことだと思うのです。

    自分が辛いのは我慢できます。しかし、自分がいることで周りを不幸にしていることには、僕たちは耐えられないのです。

    障害のある無しにかかわらず人は努力しなければいけないし、努力の結果幸せになれることが分かったからです。
    自分を好きになれるなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。

    (上記 抜粋)

    突き刺さりました。

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    2024年03月19日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    友人に勧められて読みました。言葉に表せないほどの気づきと衝撃がありました。今も根強く残る偏見と思い込みが少しずつ減っていくことを望んでおります。

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    2024年02月16日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    保育士をしていて、自閉症のことは学生の時に学んだし、現場で働いている時も関わる機会が多かったので普通の人よりも知っているつもりだったが、新たな発見だらけだった。本当はどう思っているのか、どう接してほしいのか心の中で考えていることを知ることができてよかった。

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    2024年01月27日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    普段の自身が思っている以上に思考が偏っていることを実感した。
    やはり人間どこか慢心してしまっているので定期的に自身の行動を見直していきたいですね
    示唆に富む文章で引き込まれました

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    2024年01月14日
  • 自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと

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    自閉症者にとって、数少ない”自分の思い通りにできること”は自己実現であると言うようなことが書いてあった。
    でも家族としては、周りに迷惑、恥ずかしいと思うので止めてしまうであろう。
    自閉症含めマイノリティーが世間に広く認知されて、バリアがなくなると良いなと思う。

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    2024年01月04日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    普段自分がいかに偏ったものの見方をしているか、ステレオタイプな人間なのかを思い知らされた。
    とてもわかりやすい文章で書かれており、東田さんの優しい世界観に引き込まれて一気に読んでしまった。
    自閉症の方への理解が少し深まったと思う。
    障がいをもつ人も、特に障がいをもたない自分と何も変わらないのだと改めて気付かされた。

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    2023年11月04日
  • 自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと

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    心に寄り添ってくれる良い本だった。項目が細かく別れているので、とても読みやすい。就寝前に気楽に読めた。

    印象に残った言葉
    ●一日にが終わると、今日の自分が何をしたかではなく、何を考えたかを思い出している。

    ●こうでなければいけないことなんて何もない。こうありたいと思う気持ちだけで充分。

    ●ゆっくりと流れている時間だからこそ見える景色がある。

    東田さんの他の作品を再読したくなった。

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    2023年09月12日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    重度の自閉症により、思いついた言葉が突然口から何度も飛び出てきたり、かつて怖い思いをしたことがフラッシュバックして叫び出してしまう。
    著者の東田直樹さんはコミュニケーションを容易に取ることはできない。

    初めて東田さんをみたのは、たしかNHKのドキュメンタリーだったと思う。記者の質問に対して、彼が一文字ずつ忍耐強く答えたその内容の素晴らしさに、私は圧倒された。

    これまでに、東田さんのような自閉症の症状のある方は何度か出会ってきたけれど、その人達の内面世界がどうなっているかなんてまったくわからなかった。

    しかし、この本を読めば、かなり理解が進むことは間違いない。こんなにも美しい衝撃を受けるこ

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    2023年07月12日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    新人保健師です。衝撃的でした。
    私たちと同じような思いがあるのに、それをアウトプットできない。自分の意思とは関係なく身体が動いてしまう。その度に嫌悪感を抱き、自分がどうなってしまうのかという不安を常に持ちながら生きていることを知りました。少しでも、1人でも多く、彼らと心を通いあわせるために寄り添い続けることが大事だと思いました。

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    2023年06月11日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    自閉症の本人がその行動の理由を説明している画期的な本。
    平易な言葉遣いで、淡々と、症状や、人々の反応に対する想いが書かれていて、じんわり心に響く。
    最後のデイヴィッド・ミッチェル氏(自閉症のお子さんをもつ作家)の解説もまた良い。

    学生の頃、研究室に自閉症と思われる同級生がいて(比較的症状は軽い様子だったけれど)どのように接したら良いかわからないことがあったので、あの頃、読みたかったと思う。

    著者は会話ができないという。
    本書の中で、人の質問に答えたくても、適切な言葉が見つからなかったり、言おうとしたことをすぐに忘れてしまったり、自分の本当の思いとは違う言葉が出てしまうのだと説明されている。

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    2023年05月25日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    言葉だけがコミュニケーションではない。

    私は人より発達障害、自閉症について詳しく知っていると思っていた。
    生きづらさを感じた時に、色々調べて勉強したし
    学生時代、特別支援学校にボランティアに行ったり学級の子と触れ合ってきたから。
    だけどもっと深い話だった。

    今作は筆者が13歳の時に執筆したのだという。
    言葉として表現が難しいけれど、文章としてここまで表現が出来ることに愚かながら驚いたし
    発言や行動の裏でどのように考えているのか、知らなかったし分からなかった。
    理解してるつもりだった自分の愚かさにも呆れた。

    外で大声を出す人や変わった行動をする人を理解出来ない人、正直めちゃくちゃいると思う

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    2023年05月22日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    ドキュメンタリー映画の紹介で知った本。
    自閉症の東田直樹さんが13歳の時に書いた本
    13歳!?すごい!

    表現がものすごくわかりやすくて
    胸にすっと落ちてくる。
    毎回、知らない言語で会話している感じとか
    同じことを繰り替えす音が気持ちいいいと
    飛び跳ねるのは空に飛び立ちたいとか…

    そしてページをめくるたびに”自閉症”という名前は知っていてもその中身を全く知らなかったかったということを知る。

    言葉だけがコミュニケーションではない。
    言葉に頼りすぎている私にとって
    なんだか本当にハッとさせられた。

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    2023年05月11日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    自閉症と聞いてまず思い出すのはダスティンホフマンが演じたレインマンです。常識を超えた記憶力でカジノのカードゲームで大勝するシーンを思い出します。この本を読んで自閉症という障害をあらためて学ぶことができました。以前職場で自閉症の方が加工用の刃物の研磨をされていましたが、私では到底できない精密な仕上げでした。思い返せばこれが作者がいう「こだわり」なのではないかと感じました。すすめてくれたshukawabestありがとう。

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    2023年02月24日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由(角川つばさ文庫)

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    もう中年なのに、日本に居ながらにしてちょっとしたカルチャーショックを受けた。
    特に教育に携わる人や子育てに悩んでいる人には強くお薦め。

    著者が13歳の時に書いた本らしく、とても驚いた。

    払ってもいい金額:1,000円
    貼った付箋の数:9

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    2023年02月13日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    自閉症の僕が飛び跳ねる理由1.2を読みました。

    自閉症の人が見ている世界を、こんなにもイメージやすい言葉で伝えてくれる本があったなんてとてもびっくりしました。

    障害を持つ人が生きていくことは、本当に綺麗事だけではないし、本人も周りの人も大変な思いをするのは避けられないことだと思います。でもこの本を読んで、自閉症を持っていても幸せだ、楽しいと心から思える瞬間があることを知りほっとした自分がいました。

    将来自分が子供を持って、その子が障害を持っていたら…という未来について考えるきっかけにもなりました。自分のことを好きでいられる子を育てられるような親になりたいです。

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    2023年01月28日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    ネタバレ

    1の続きで新たに勉強になったことを記していく

    ・同時に2つのことをするのが難しい
    例えば、相手の顔を見ながら話をするなど
    変な方向を向いているのは、相手の声に集中するため
    ・こだわりは好きでやっているとは限らないから、周りの人が本人を観察して本当にやりたいのか見極めることが大事
    ・物事がうまく進むとは限らないのは頭ではわかっているけれど、ハプニングがおきるとその事実だけしか捉えられなくなる。ちょっと待ってと言われても待てないし、どうしようもない
    ・辛くても、悲しくても、笑ってしまうことがある
    ・なんでもかんでも褒められて嬉しいわけではない。頑張ったことを褒めてほしい
    ・記憶は点になっていて線

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    2022年10月05日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    こっとんさんの、『わたしの心のなか』のレビューで、紹介されていた本書は、私にとって、とても得るものが多く、大切な気付きを促せてくれた、素晴らしい作品でした。
    改めて、ありがとうございます。

    私がまず驚いたのは、作者の「東田直樹」さんが、当時、13歳で執筆されていた事(自身で執筆できないので、尚更、困難さが加わる)と、Q&A方式で構成された、内容の具体性です。

    『僕たち』という表現は、当時の自閉症で悩む人達へ向けて、そうしたということですが、見方によっては、自分がどういう人間なのかを、自問自答しているようにも思われる、当時の閉鎖的な社会環境において、この何とかしたいんだという、彼の思いの強さ

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    2023年06月25日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    ネタバレ

    「パニックになったときはどのようにしてほしいですか?」を参考に、自閉症の子のパニックに対応しました。

    『パニックは無い方がいいですが、パニックを起こす原因となっている「そうなるほどの辛い気持ち」が問題なのです。
    どこかで、その気持ちを受け止めてもらわなければ、心はくずれてしまいます。』

    受け止めたい、そう思うと、私の気持ちが落ち着いて、それが伝播して子どももいつもより早く落ち着いた気がします(^^)

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    2022年08月20日
  • あるがままに自閉症です

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    話したいのに話せない、
    思ったように反応ができない、
    それ故に誤解されてしまう
    それは誰でもすごく辛いことだと思いました。

    自閉症の人からしたら、
    人として会話して、決められた行動ができる人の方がが宇宙人なんだと、目から鱗でした。

    お互いの違いを理解して歩み寄れる社会になって欲しいです。

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    2022年08月20日