あらすじ
世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』執筆から17年。30歳の今、自閉症とともに生きる日々で感じること、明日を生きるために思うこと。大反響のツイート投稿を再編集、コラムや詩を加えて書籍化。
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Posted by ブクログ
自閉症者にとって、数少ない”自分の思い通りにできること”は自己実現であると言うようなことが書いてあった。
でも家族としては、周りに迷惑、恥ずかしいと思うので止めてしまうであろう。
自閉症含めマイノリティーが世間に広く認知されて、バリアがなくなると良いなと思う。
Posted by ブクログ
心に寄り添ってくれる良い本だった。項目が細かく別れているので、とても読みやすい。就寝前に気楽に読めた。
印象に残った言葉
●一日にが終わると、今日の自分が何をしたかではなく、何を考えたかを思い出している。
●こうでなければいけないことなんて何もない。こうありたいと思う気持ちだけで充分。
●ゆっくりと流れている時間だからこそ見える景色がある。
東田さんの他の作品を再読したくなった。
Posted by ブクログ
NHKで東田さんのドキュメントを再放送を観たのがきっかけで手に取った一冊。
番組の中で、
自閉症児の保護者達が、東田さんの本を通して自分の子どもが語りかけて来てくれる。
というようなお話をされていました。
本書で、東田さん自身も、
「すべてが同じではないけれど、似ている感じ方をする人、部分もあるかもしれない」というようなニュアンスで書かれていました。
私も、こういうところはあるな〜と近しい自閉症文化圏の方々の顔を思い浮かべました。
東田さんのように心情を語ることは、所謂健常という発達をしていても、なかなか難しい。
でも
発語がくとも、考えてること、今何をほしいと思ってるか、嫌なことは何か?尋ねることが出来る。
本人も拒否や要求など表出コミュニケーションが出来る。
という点が、ドキュメントでは不足しているように感じました。
30歳の東田さんは
ドキュメントで不足していたその辺りにも本作で触れているように思いました。
Posted by ブクログ
あ、私もってところもあるし、
なるほどそう考えているのかって納得できるところもあるし、
これがすべての自閉症の人に当てはまるものではないけど、まとまっていて読みやすいので参考にはなる