東田直樹のレビュー一覧

  • あるがままに自閉症です

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    心が何度も揺さぶられて、また読み返したいので★5をつけました。
    自分の感じ方とまったく違っている部分や、逆に同じ部分があって興味深かったです。わたしにとって笑顔がない人は怖い存在でしたが、笑顔でなくても心では嬉しいと感じている人がいることを知って、気持ちが楽になりました。この方の、別の書籍も読んでみたいです。

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    2022年06月10日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    ネタバレ

    すっきりとして、静かで、優しい文章。
    本にしてくれたからこそわかる、自閉症の彼の世界。心を動かされた。

    解説より
    佐々木俊尚さん、東田さんの文章を引用しながら〈時間の感覚がない〉→中世くらいまでは春夏秋冬がぐるぐる回っているだけだったなど、源田の価値観が「正しい」ではないことを伝え世界観の多様化について触れていた。

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    2022年06月04日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    (中1の息子が書きました)

    自閉症である方には、世界がどう見えているかについて書かれた本です。

    「自閉症」と聞くと、うまくコミュニケーションがとれなかったりするイメージがあるかもしれませんが、この本を読んでいただけるとわかる通り、文の中では普通の人と同じように会話ができますし、喜怒哀楽があることも書かれています。
    また、なぜいきなり飛び跳ねたり叫んだりするかも、書かれています。

    自閉症の人が今までどう生きてきたかや、世界の見え方がわかります。
    ぜひ読んでみてください。

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    2022年04月11日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    自閉症者の心やものの見え方がこのように言葉にされたことで、心にストンと落ちるように納得できた。ただ、それ以上に「自閉症者」でも一人の人格であることに変わりはなく、東田さんの透き通った心に、ひとりの人間として学びたい部分が多くあった。

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    2022年02月01日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    知らなかったことばかり。
    目に見えるもの、表面にあらわれることばかりが全てじゃない。
    自分の想像力のなさを思い知る。

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    2022年01月13日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    日々、障害のある子ども達とかかわっているからこそハッとさせられる言葉がたくさんあることに気づいた。上手く言葉で伝えられない彼らも心の中ではたくさんの言葉を持っている。それをどう理解するか、できるかが彼らの成長を支える上で大切だと感じる。
    そして、自閉症=東田直樹さんと捉えるのではなく、自閉症の人でも一人ひとり全く異なっているということを常に意識して子ども達一人ひとりのことをよく見ていきたいと思った。

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    2021年09月16日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    新しい発見ばかりでした。自閉症の方はある意味不自由な生活を強いられている感じなのかなと思いました。自分を自分でコントロールすることが出来ないということが、どれほど不便なのかを少しだけですが知ることが出来ました。

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    2021年09月16日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由(角川つばさ文庫)

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    数年に一度、トライやる・ウイークで自閉症の子どもを受け入れることがある。

    僕は機敏な動きができないため、ぶつかられるのを恐れ、遠巻きにその子の名を呼ぶ。

    名を呼ばれても反応しなかったその子が、いきなり別のタイミングで僕に向かって駆けてきた。

    ぶつかる!

    と思った瞬間、その子は僕の正面で立ち止まり、ゆっくり左手を伸ばしてきた。

    そして、僕の青い胸についていた3ミリの白い糸くずを細い指先でつまみ上げた。

    この糸くずが気になって走ってきたのか。

    僕はこの目の前の子と会話ができたらどんなにいいだろう、と思った。

    その子は東田さんではないが、この本の紹介文に、

    「会話のできない重度の自

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    2021年09月15日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    みんな自分と向き合う時間が必要で、少しずつ成長していってるんだなぁ。自分と向き合うって凄く難しいことなのに、こんなにしっかり自分のことを知って向き合えてる東田さんは凄い。

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    2021年05月23日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由

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    名著

    これから自閉症の方とふれあっていくものです。
    これからの仕事の意欲、考え方に繋がった。
    読んでいてここまで考え方を持っていることに驚きと感動をした。向き合い方を改めて考えさせられた。

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    2021年03月28日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由(角川つばさ文庫)

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    読みやすかった。タイトルに釣られて読んでみたが、自分には全くない視点で新鮮であった。またそれと同時に著者のお陰で自閉症の苦しさも知らないながらに感じたと思う。読んでみて、人間って苦しいなと感じれた。

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    2021年01月23日
  • 自閉症の僕の七転び八起き

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    感謝で大切なのは、まず感謝できる状況にある自分に感謝すること、
    短い文章の中にはっとさせられる言葉が沢山あった。

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    2020年12月03日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    言葉で話すことだけがコミュニケーションではない。色々なコミュニケーションを試して欲しい。仲間として僕たちを受け入れて欲しい。それは人間として平等にということだ。

    心に刺さった。自閉症の人は言葉で伝えることがどれだけ難しいことか少しわかったような気がした。

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    2020年10月18日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    ネタバレ

    この本は単に「自閉症」という障害について解説した本ではない。あくまで自閉症の一人である「東田直樹」さんという一個人の観ている世界を知るものである。そしてその世界を知ることで、世界の多種多様性に改めて気付かされる、そんな本だと感じる。
    勿論、自閉症という障害自体の理解にも繋がる作品でもある。
    自閉症というと、言語でのコミュニケーションが困難が故にその言動がなかなか理解されにくいところがあると思う。しかし本書を読むと、言語コミュニケーションが困難であるからこそ、実はとても色々なことを自身の中で考えているのではないかと感じた。
    そして何より本書を読み、東田さんの観たり感じている世界観の豊かさに心がと

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    2020年07月28日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

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    自閉症の人も自分らとなんら変わりない考え方を持っている。しかしそれが自分で表現することができないことに辛さを覚えている。自閉症であることに誇りを持っている。まっすぐで素直で素晴らしいと思った。

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    2020年07月13日
  • 自閉症の僕が跳びはねる理由2

    購入済み

    続編ですが

    障害がある子どもを持つ親はゼッタイ読んだ方がいいですよ。どんなことを考えてるのかがわかってビックリです。

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    2019年11月20日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    このシリーズ、以前から読みたいと思っていて、やっと読む機会があった。本書のおかげで、自閉症の人たちの理解に大きく一歩近づいたと思う。
    身近に結構、自閉症の人たちがいる。程度はさまざまだが、100人に1人は自閉症だそうだ。子どもの時はちょっと変わった言動をする子と見られ、そこそこいい学校に行くが、卒業後は社会に出られないので実家で暮らしている。正直なところ、彼らがどの程度まで周りの言うことを理解しているのか、どう感じているのかなど、不明なことが多かった。
    著者の東田氏は、普通に話すことができず、他人とコミュニケートできない。意識が飛びやすく、集中して何かをすることもできない。時間を流れでとらえる

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    2019年05月01日
  • 自閉症のうた

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    思ったことを話せなくてわかってもらえなくて泣く加奈子の話を読みながら、私まで辛くなり気づいたら加奈子といっしょに泣いてました。(でも、最後はあたたかい涙に変わりました!)自閉症の人の気持ちがなんとなく…わかるようになった?気がします。

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    2019年04月14日
  • あるがままに自閉症です

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    忘れたくない部分にマーキングしていたら、何百か所にもなってしまった!

    読みやすく、わかりやすく、そして1992年生まれの若い著者の平易な言葉で語られた人生論というか哲学を感じます。

    ーーー以下引用ーーーーーーーーーー
    ●その時(自立できない時)に、僕はこんな風に考えることにしています。治らない障害というものは、時代が僕らに何か望んでいることがあって、僕らをこの世に誕生させたに違いないと。・・・・・。僕たちが、最先端の人間だと認められる日が来るといいなぁ。

    ※「文庫版あとがき」より
    「僕は人生に絶望したあと、自閉症である僕とみんなの違いは何か、繰り返し考えました。その答えが知りたくて、自然

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    2018年12月15日
  • 跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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    身体的不自由がなくても、個性や能力は千差万別であるように、自閉症と呼ばれる方もそれぞれ千差万別であるのだ。ともすれば、私たちはハンディキャップのある方たちを一つのカテゴリーにくくってしまいそうになるが、本書を読むと何も知らなかった自分、知ろうとしなかった自分の傲慢さに気付き、同時に新たな世界が広がるのを感じる。
    東田さんが、自分の状態を「壊れたロボットを中から必死に動かそうとしている感じ」というような言葉で表現されていたのだが、この一文に衝撃を受けた。思うようにならない自分の身体を一生懸命動かし、続かない集中力をなんとかなだめて文章を紡ぐ、その姿勢に心を打たれた。

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    2018年07月09日