VOFANのレビュー一覧
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購入済み
展開にはやや無理がある。しかし、バトルものが好きなら必読。吸血鬼に出会い、吸血鬼になった暦はいかに人間に戻るのか。
もう少し吸血鬼としての苦悩に迫れればベターだったか。 -
購入済み
実質的最終回。
現時点で時系列の最後にあたる作品。暦の怪異譚はこれ以上後を書くのは難儀なのでは。それこそ暦が忍野メメポジションにならないといけなくなりそう。
そうなってしまう、キャリア警察官という設定になぜしてしまったのかは謎だが、少年少女にはこれくらいの夢を持たせないといけないか。
内容的には若干盛り上がりに欠けるが、エンタメとしては良質。 -
購入済み
ロビンソン・クルーソー的展開で、謎解き・怪異はあまり出てこない意欲作。過去作にくらべても舞台設定とメタネタ以外は趣が異なり、新たな切り口を探索していることが窺える。
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Posted by ブクログ
西尾維新の<物語シリーズ>第3作。『化物語』の後日譚で、暦の二人の妹、火憐と月火の"ファイヤーシスターズ"がメインの回。下巻である本書は、下の妹・月火にスポットが当てられた、「つきひフェニックス」が収録されている。
月火がメインと書いたが、月火には内緒で対処しているので、あまり月火メインという感じでもない。どちらかと言えば忍メイン回。伝説のミスド回で「ぱないの!」あり、暦と共に新キャラ影縫余弦・斧乃木余接に挑んだりと、"後期(笑)"忍大活躍である。
それ以外の八九寺や羽川ら、いつもの面々(+火憐も正式(?)に仲間入り)との"お馬鹿な掛け合い