VOFANのレビュー一覧

  • 猫物語 (白)

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    ネタバレ

    順番逆に読んでしまったらしいけど、話は対になってないらしい。羽川翼語り手の話。

    家が火事になった。学習塾跡が火事になった。阿良々木くんが帰ってこない。戦場ヶ原さんとさらに仲良くなった。ブラック羽川(猫)と、新たな怪異(虎)。どう始末をつけるのか。

    羽川目線だと何故こうも阿良々木くんが格好良くなるのか、謎だな。だが漢だな。
    猫言葉はちょっと、いやかなり読みにくかった。慣れた頃に終わった。

    0
    2018年01月07日
  • 傾物語

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    ネタバレ

    阿良々木暦と忍野忍のツーマンセルと、八九寺真宵の物語。宿題が出来てない阿良々木が、夏休み終わりに、一日だけでも戻れば、と思って忍に連れて来られた先は、十一年前、八九寺の命日の一日前。何のためにこの日にきたのか。考えて取った行動。そしてその結果の十一年後。

    後でネタがわかってしまえば、なーんだ、で終わる話ではあるけど、八九寺一人助けたことでそこまで?! の展開。かなり騙された気分。ラストでは真宵ちゃんの本音も聞けて、やっぱりこの世界に生きて良かったんだなっていうオチ。阿良々木さんに会えて良かった、と言われたのが一番の救いじゃないかな。

    0
    2018年01月05日
  • 偽物語(下)

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    ネタバレ

    下巻、つきひフェニックス。
    阿良々木暦とちっちゃい方の妹・月火の物語。とはいえ、月火ちゃんはあんまり出てこない。出だしはでっかい方の妹・火憐ちゃんとの掛け合いから始まるし、火憐ちゃんと神原先生との出会いはあるし、新キャラの影縫さんと斧乃木ちゃんも活躍するし、忍さんだって黙っちゃいないし、八九寺真宵ちゃんも羽川翼さんも大忙し。だけどサブタイはつきひフェニックス。月火ちゃんのお話し。上巻と合わせて、ファイヤーシスターズの話。

    0
    2017年12月30日
  • 偽物語(上)

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    ネタバレ

    上巻、かれんビー。
    阿良々木暦とでっかい方の妹・火憐の物語だが、戦場ヶ原ひたぎの過去話も含めている。また、八九寺真宵の行く末もなんとなく匂わせている。火憐、活発で正義でなかなか男前な女の子だけど、弱ったときのほんのちょっと可愛らしい一面も見逃せない。
    アニメ先に観たけど、かなり忠実に作られていた。今後のちっちゃい方の妹・月火の話も気になる。

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    2017年12月29日
  • 傷物語

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    ネタバレ

    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、つまり忍野忍と、阿良々木暦との出会いと関わりの物語。
    化物語からの忍と阿良々木くんとの関係がずっと謎だったけど、これでやっと理解出来た。でも一番気になったのは、羽川翼。阿良々木くんも大概だけど、何故にそこまで良い人そして物怖じしない人なのだよ。優等生だからで片付けられる話ではない。何事にも興味津々だからでも無理。やはり阿良々木くんへの愛が全てなんだろうなぁ。これだけ酷い目に遭わされて、これで済むとはどうも納得出来ない。断然、羽川推しになってしまいましたよ。

    0
    2017年12月24日
  • 忍物語

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     阿良々木暦の大学生時代の話。
     忍を吸血鬼にした、おおもとが絡んでくる。

     どうでもいいけど、直江津高校は読みにくい名前ばっかりだなww
     学校の先生は毎年うんざりであろうと…。
     
     と、斜め上は置いておいて、まぁこれはこれで一種のはぐらかしなんだろう。インパクトのありすぎる名前も、それが多数になると埋もれる。埋もれることでただの記号になる。が、自己主張する記号だ。
     なんといえばいいか。絵文字で使われるビックリマークみたいな。色が赤だったり、モーションで動いたり、ビックリマークであることは間違いないのに、へんに自己主張している。
     うん。そんな感じ。
     
     で、そうい

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    2017年11月09日
  • 化物語(上)

    購入済み

    やはり面白い!

    アニメでも面白い話だったが、本で読んでもより楽しめた!

    1
    2017年09月25日
  • 忍物語

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    久しぶりに新刊を読んだけどやはり面白い。また新しいシーズンが始まるみたいだけど、まだまだ買わずにはいられないだろうなと思った。
    170924

    0
    2017年09月24日
  • 忍物語

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    曲直瀬(まなせ)大学1年生となった阿良々木暦は、直江津高校バスケットボール部の連続ミイラ化事件に遭遇する。
    臥煙さんから依頼され事件を調査していくが、決死にして必死にして万死の吸血鬼、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターが容疑者として浮かぶ。
    大学の同級生の命日子に頼んで暗号解読したり、ミイラ化していたDVSを天国のうつくし姫の唾液で元に戻したり、女子高生のパジャマパーティに参加したり大活躍の暦だったが、影縫余弦さんのニー・キックによって解決に至る。

    0
    2017年09月09日
  • 忍物語

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    第一話(しかないけど)の表紙絵が美しい。安定の物語スタイル。こよみんとの会話劇を楽しみながらばらまかれた謎を最後で回収する。〈物語〉シリーズは巻末の予告を毎回楽しみにしているけれど、モンスターシーズン開始とは! 驚き&期待も高まります。

    0
    2017年08月22日
  • 撫物語

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    ネタバレ

    学校に行けず、漫画家を目指している撫子の成長物語。
    撫子のために奔走し、バックアップする斧乃木ちゃんがファインプレーだった。
    この物語を読んで、あまり好きではなかった撫子の印象が変わった。
    ちゃんと成長して、暦への失恋を認め、式神化した自分に諭すところが良かった。
    阿良々木家に電話をかけた戦場ヶ原さんは、向こうでもなにか物語がありそう。
    忍野扇は男子となり、相変わらずだが、以前のような不気味さは少し減った気がした。
    撫子には、新しい恋をして欲しい。

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    2017年08月17日
  • 業物語

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    ネタバレ

    過去から未来へと繋がっている、まさにオフシーズン。
    特に、「あせろらボナペティ」は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが吸血鬼になる前、勝手に人が死んでいく呪いのようなものを持っていた人間の頃の話で、語り部で吸血鬼のデストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターの生き方や矜持が面白かった。
    ラストにトリックも仕掛けており、文章も読みやすく、これぞ西尾維新の文体だった。
    「つばさスリーピング」も、忍野メメを暦のピンチに助けさせようとした翼の対吸血鬼との冒険譚が面白かった。
    「あせろらボナペティ」を読むと、忍の口調のわけがわかって、スーサイドマスターとちゃんと忍と再会して欲し

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    2017年05月29日
  • 猫物語 (白)

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    2017/5/14

    物語シリーズのなかで一番好きなエピソード。
    「人間らしさ」を取り戻すが故の、炎の物語。
    アニメの出来が素晴らしく忠実なのもあり、すんなりと入ってきました。


    羽川の異常性はほかの人が指摘しているも、自覚して受け入れる
    自分自身と向き合う物語であれど、そのシーンが来るのは
    ほんとうに最後の最後。
    長い間続いた、自身の異常と、"白い"こととの決別
    人間としての成長物語。

    "白さ"を表すこと、理解させることはとても難しいし、そもそもその発想すら容易なものではない。


    聖人であり、賢者の立ち位置にあっても、その正体はただの少女。
    それ

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    2017年08月23日
  • 業物語

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    もう西尾維新の文章ならなんでも面白い。
    スーサイドマスターは哀川潤がちらついて好き。
    羽川とメメの会話は副音声仕立てでおまけ感が良い。
    わざ?ごう?

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    2017年04月29日
  • 撫物語

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    なでこは、知れば知るほど魅力的だ。
    最初は可愛いだけの子。
    強かさや計算が見え、その根拠となる脆さが現れる。
    自分で考えられるようになり、他人の痛みを感じるようになった。
    ある意味一段落ついてしまったのだろうか。
    特にキャラクタとして好きではないかもしれない。でも、出逢えて良かった。

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    2017年04月29日
  • 結物語

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    人は同じ「場所」に居続けることはできない。自分も周りも成長して変化し続ける。将棋の桂馬みたいなものかもしれない。同じ間隔でもう一歩進めばまた違った未来がそこにはある。しかも同じ歩幅とは限らないし、またどちら向きかも自由自在だ。

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    2017年06月02日
  • 結物語

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    ・ぜんかマーメイド
    直江津署風説課の人魚の周防全歌と、河川敷で5人の子供が溺れた事件の調査を行う。
    ・のぞみゴーレム
    ゴーレムの兆間臨と、直江津高校の下校生徒が背中を切り付けられた事件の調査。扇ちゃんにヒントをもらう。
    ・みとめウルフ
    人狼の再埼みとめは、羽川翼の帰国の警護に駆り出される。が、厳重にホテルで警護されているはずの羽川はなぜか阿良々木家に来ていた。自分の痕跡を消すため。。。
    ・つづらヒューマン
    怪異を感じたことがない甲賀葛、風説課のトップとして阿良々木暦に推薦状を出す。ひたぎとの喧嘩の決着はあっけないほど予定調和に。結婚式は北白蛇神社で行う予定。

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    2017年03月12日
  • 憑物語

    購入済み

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    落ち着く作品

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    2017年03月06日
  • 結物語

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     「100パーセント趣味で書かれた将来」

     って、箱にはってるぐらいなので。
     大学卒業した暦が語る物語。
     相変わらず、怪異がそばにあります。つか、それか、そこに就職ですか? しかも、その試験受かって。
     と、色々驚愕。

     まあそれでも無事に大学卒業できてよかったね、って思ってたら、暦くんをうちのめす一言。
     いやあ、ひどい。
     維新センセ、ひどすぎるww

     新キャラも色々いますが、なじみもでてきます。
     で、羽川がすごいことになっていて…。

     思えば、彼女は<否定>の人だったなと思うのである。
     決め台詞の「何でもは知らない。知ってることだけ知っている」ってま

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    2017年02月27日
  • 撫物語

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    ネタバレ

     なんだかんだでこのシリーズはあと15年位終わらなそう。

     タイトル通り、撫子だらけの悪ノリを楽しめるかと思ったが、最後は綺麗にまとめたあたり、やはり全体を通してのバランスというのはあるんだなあ、と思うのだった。

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    2016年11月16日