VOFANのレビュー一覧
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購入済み
疑問点
扇ちゃんは暦の事をよく知ってるんだよね。それは扇ちゃんが暦の生み出した怪異だからという設定なんだけど何でこよみんは扇ちゃんのことを最後の最後まで分かってなかったんんだろうね。
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Posted by ブクログ
まさかの大学生飛び越えて、阿良々木暦、社会人一年目からの物語。
オフシーズン完結編とのことで、どんなキャラクターのエピソード0を読めるのかと思っていましたが、新キャラ4人も出てきましたね。
ですが、わずか数十ページでキャラクターを魅力的に感じさせるテクニックはさすがです。本当にその人が生きているみたいでした。
高校生の頃は、仲良くおしゃべりしていた相手と疎遠になり、身近にいる人と行動をともにするということは現実でもよくあることです。
特に大学生になると地元を出て、都会の大学に進学するということは多いのではないでしょうか。
羽川、神原、撫子、真宵、斧乃木ちゃんなど、高校時代はとても仲良くおしゃ -
Posted by ブクログ
心残り(できなかったこと)なんて誰にでもあると思うけど、
鏡の残りの反射率を「引っ張ってくる」ことで、
高校生活を思い返すという物語にしてしまう西尾維新には本当恐れ入ります。
暦の、ある意味自己犠牲的な正義感は、
どこからくるものなのか常軌を逸していて、
ヒロイン達の抱える問題を理想的な形で解決してやれなかった「心残り」というところに焦点を当てた物語でした。
これまでの本編では、必死にもがきながら、文字通り必ず死にながら(毎回ではないけど)、それでもいい方向に向かうように頑張ってきた暦だけど、後から思い返してみると、「あのとき、こうしてればよかったなあ」と思ってしまうあたり、やっぱり暦はど -
Posted by ブクログ
悪マーセント趣味で書かれたというだけあって全体的に鬱屈としていて悪趣味な話になっている。アニメではそこまで重く感じなかったけど文章だけになるとことさら重い。物語シリーズは阿良々木君がテンション高めで物語を仕切っているだけで実は話の内容は暗い、重いってのが多い。今回は神原駿河が中学生時代の宿敵と決着をつける話。
「あんたの言うことは正しいが、あんたがそれを言うことは死んでも認めない」という戯言シリーズに出てきた言葉を引用したくなる。
たいていの事は時間が解決してくれるというのは間違ってはいないとは思うけど解決を時間に委ねたくない、できれば自分で解決したいという考え方はまさしく青春なんだろうな。
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Posted by ブクログ
今回のメインキャラクターは、親切守さん。
すっかり忘れていたけど、以前、今日子さんがよく通ってた美術館で警備員やってた人で、今は、今日子さんのオフィス兼住居の、掟上ビルディングに住み込みで勤務する警備員。
(ドラマだと、美術館で働いてたのも厄介さんってことになってたけど。)
で、なぜ警備員の親切さんがワトソンなのかと言うと、なんと今日子さんが誘拐されて、探偵事務所に身代金10億要求されるからなのです。
冒頭、見事に今日子さんを誘拐した犯人を、言葉巧みに徐々に追い込む今日子さんは、さすがの一言。
改めて、今日子さんを敵に回したくないと実感。
タイトルが色見本なだけあって、色がいっぱいでてき