近江泉美のレビュー一覧
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ネタバレ神様に関する短編を集めた一冊。ビブリア古書堂シリーズの新作が読めると聞いて購入。未見のシリーズもあったが、読み進められた。最古の日本語訳聖書の在処を探す「ビブリア」、記憶喪失の男の謎を解く「栗丸堂」、パパ活する女子大生と太宰治を巡る「神様は待ちぼうけ」元作家が宮沢賢治の世界に入り込む「深夜0時の司書見習い」まさに神が原稿を書くように求められる「ハレルヤ出版編集部」源氏物語の巻名だけで本文が存在しない雲隠れを巡る神と人間、そして猫「神様の御用人」一番、描写が詳細で推理の行き届いていたのはやはり「ビブリア」だ。鎌倉の旧宅の様子や物の配置など描写が見事でイメージしやすい。切なさというかやりきれなさを
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タイトルに一目惚れ
めっちゃ良作だったー!いただきものの有名焼き菓子と紅茶みたいな本だった!!
読みたい本が増えました!
ビブリア古書堂は久々に読んだけど、時間は進んでも空気が変わらなくて暖かい和紅茶みたいだった
栗丸堂はちゃんと本編読んでみたくなった!優しくて美味しい!
紅玉先生はやっぱり、好き。冷えた手で心臓掴まれたみたいな面白さ。美しいんだけど怖い。
司書見習いもシリーズ読みたい。言葉が鋭利で色がある感じ。多分好きだと思う
ハレルヤは大爆笑した笑笑 電車でよんじゃダメ
御用人はもう1回最初からシリーズ追い直したいな、やっぱり面白いしあたたかいし、切なくて明るい -
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよ最終巻。
自分の父親との直接対決に、まさかの味方の裏切り。稀早がここまで機転が利くとは思いませんでした。けれど、その上を行く時ヶ瀬グループ・品質管理部。一喜一憂の攻防戦を制した悠貴に、父である貴嗣からの提案が悠貴を認めて後継者とするってのは納得でした。
頭脳明晰で人望イマイチに見えていた悠貴を、美久のお人好しな行動が知らず知らずに本当に近くに居てくれる人達を集めて心配してくれたのは嬉しかったです。きっと、本人が思っているより信頼してくれてるんでしょうね。
そして、やっと本当に悠貴がデレた!13巻にして漸く名前呼びで感無量でした。
エメラルドシリーズは終わりですが、新シリ -
ネタバレ 購入済み
どきどきの展開!
完結編前編と言う事で、とうとう琥珀色の危険ドラッグの謎に迫る。
今回はどちらかと言うと恋愛要素は薄い。というかほぼない。アクションシーンや謎解きシーン多め。
特にアクションはとても多くて、毎回ドキドキする。
個人的には聖くんが今回はかっこいい。
美久を励ましたり、敵から逃がしたり、本当にかっこいい。彼の真っ直ぐなところや信念、強さが存分に描かれていたと思う。
悠貴くんは、ちょっとカッコ悪かったかも……?
きっと次回は頑張ってくれるはず!!!
全体として過去作に出てきた暗号や登場人物が出てきて嬉しかった。
最後はまさかのどんでん返しで、はやく続きが読みたい。
来月が楽しみ。