近江泉美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
就職活動にせっせと打ちこむのはいいけれど
ものすごく要領の悪い主人公。
大事な日にうっかりバスに乗り遅れ、追いかけるという暴挙を選択し
あまつ倒れて…ゴミ集配所へ捨てられる。
何てキャラが濃いんだ! という驚きもありますが
おかげでものすごく把握しやすい…。
主人公はイノシシ型で、ヒーロー(?!)はドS。
この2人に挟まれて案外普通そう…と思った兄は
話を重ねるごとにすごい性格なのが判明。
4話連続短編集、ですが、読めば読むほど
ドS状態に拍手を送りたくなりますし
それにめげない主人公も同情を禁じえません。
しかし、それでも毎度好奇心に負けて首を突っ込んでいるという事は
こちらはドMなのでしょうか?
あまりいのキャラの会話に、話なんぞかすんでしまいそうです。
…いえ、解決を読めば、これだけの材料で気が付くとは、とは
思いますけれど、合間合間の発言が!
頭の回転速いな、というのを感想にしてもいいでしょうか?w -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず天然ですっとぼけた主人公と、頭はいいが口の悪いイケメンのやりとりだが、今回はあまり進展のない回だったかもしれない。事件ばっかりではなく、事件とみせかけてそうじゃないという話もあり、マンネリ的なものは感じなかったが、二人の関係性という点ではほぼ進展はない。ただ、なんだかんだ言っても、イケメンはすっとぼけ主人公の事が気になっている。ストラップだったか携帯だったかの一件では、イケメン君の触られたくない過去がありそうだが、それはまたいつか…って話なんだろうか。天然ちゃんだが、凄く気になるけれどそこは深く触ろうとしない主人公の性格の良さと大人の一面が垣間見えた。兄もいい具合に絡んでいて…、今後が楽しみではある。こういった類似作品が最近多い中、なかなか読める作品だと思っている。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻に続き、やっぱりおとぼけている美久と毒舌な悠貴の日常が描かれています。
空回りもしているけれど、美久の人を疑わない真っ直ぐな性格が、現実主義でひねくれている悠貴に、少しずつ変化をもたらしている気がしますね。
一章「レモンティー」で登場する翠子が、人を疑わない美久をばかな人と評していますが、その「ばか」な所に助けられる人も居ると思います。
あとがきにもある通り、この巻にはあなたの夢は何ですか?というメッセージが含まれています。
それに自信をもって即答できる人はどれ位居るでしょうか。
私は自信満々には言えませんでした。
でも「炭酸水」にあるように、その答えは自分の好きなことから見付かるのかもしれません。
そのことに少し救われました。
次巻も買いたいと思います。そろそろ悠貴の謎が気になってきましたね。 -
Posted by ブクログ
表紙に惹かれてパラパラと読み、主人公の境遇が自分と被っていたので気になって買いました。さすがに、バスを自分の足で追いかける無茶は自分にはできませんが...笑
主人公の女の子のキャラは賛否両論のようですが、これくらいおとぼけていないと、探偵役の男の子のキャラが引き立たないと思います。
少し台詞に「!!」が多いのが気になりましたが、飾らないおバカさん加減に好感が持てました。
内容ですが、人が死なないミステリーでサクサク読めます。
謎解きが少し読めてしまうところがありますが、ストーリー一つ一つに色んな人の気持ちが溢れていて、ほっこりしました。
-
Posted by ブクログ
札幌舞台の物語で、北海道弁がちょいちょい出てくる。
「食べらさる」とか「なした?」とか、「〜しょや」みたいな、やや癖のあるやつなんかもあるけど、道外の人は読みにくくはないのかな?どうなんだろう。
副業でパン屋さんを営む工学部の大学教授が謎解き役だが、パン屋さんとしての腕前はまだ発展途上。おしゃれだし、拘りもあるのに、何故か「ふつう」の味。
そんな迷探偵の助手的ポジションが、まだ新米のお巡りさん、あさひ巡査。こちらが主人公…なのだけど、謎解きはイマイチだし、理系でもない。
そんな彼の趣味は、パン屋巡り。
おばあちゃんがパン屋さんだったので、パンへの理解は深い。舌も肥えてる。なので、教授のパン屋さんの「ふつう」なパンに、率直な意見を述べたりアドバイスしたりしている。
持ちつ持たれつな2人の関係がとても良かった。バランスが良い。掛け合いは冗談みたいだし、謎解きの理系な雰囲気はあさひ巡査が理解してない度合いが文系にはありがたい。
続編が既に出ているので、そちらも読みたいのだけど、確実にパンが食べたくなるので、できればパンをお共に読みたい。