近江泉美のレビュー一覧

  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    ネタバレ

    目次
    ・至福のクリームパン
    ・カカオ香るビターな濃厚チョココロネ
    ・熱視線、北海道の味ちくわパン
    ・どっしりにっこりあんパン

    舞台が札幌だというので買ってしまったけど、もしかしたら子ども向けの作品だったのかも。
    最初の話で、主人公が自分の正体を一生懸命隠しているけれど、隠そうとすればするほどまるわかりというか…。

    一般常識を疑い、柔軟な思考を促すための工学部教授なのだろうけれど、パンが好きすぎて副業にパン屋を…というのが無理やりすぎる。
    謎解きとパンも、特に絡ませる必要はない。

    最初の話で、話題として実在のパン屋の名前が出てきたので、もっと実際のパン屋の話が出てくるのかと思ったらそれだけ

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    2025年06月15日
  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    パン屋のアドバイスと謎解きという不思議な組み合わせが良かった。
    謎解きには工学の知識も使われ、なるほどなと思う。
    紳士が可愛らしいという王道感もいい感じです。

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    2025年05月27日
  • 神様の本

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    読んだことあるシリーズも未読のものも混合していたが総じて面白かった。特に日本史をやっていたのでビブリアシリーズの話は勉強したことも多く、特にささった。

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    2025年05月25日
  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    初めましての作家さん。
    日常のほのぼのミステリーで、とても読みやすくて面白かったです。

    舞台は札幌
    主な登場人物は、
    パンを愛す国立大学教授の亘理一二三
    パン屋巡りが趣味の新米警察官、福丸あさひ

    クリームパン
    チョココロネ
    ちくわパン
    あんパン
    と出てきます。
    どれも美味しそうですが、ちくわパンは見たことがないので想像するのが少し難しかったです。是非、食べてみたいです。

    亘理教授の謎解きと福丸巡査のパンの知識が面白かったです。
    続編で、謎解きと今作と違うパンたちに会いたいですね。

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    2025年05月17日
  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    ほのぼの系な謎解きでした!
    出てくるパンが美味しそうで美味しそうで謎解きもすごくいいのだけどお腹が空いてきて、朝昼晩問わずパン食べたいって気持ちになりました!

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    2025年05月16日
  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    ネタバレ

    軽く読める感じではあるけれど、大事なこと、伝えたいこと、考えさせること、もしっかり詰め込まれている印象。

    本業は大学の教授。その教授が副業で営むパン屋「エウレカ」
    出会う確率が低く、都市伝説的なパン屋のようなのに、味は「ふつう」笑
    パンへの愛が強いのに、工学的に語り始めるパンへの情熱は、こちらには難しくていまいち伝わらない。
    服装や雰囲気から、真面目で頑なな印象しか受けないけれど、さすが教授というか、観察力、知識量はすごい。

    おばあちゃんがパン屋で、パンの味に敏感、パン屋巡りが趣味の、服装がイマイチな(笑)警察官の福丸くんは、教授とは対照的。
    気さくで、真っ直ぐ、人が好き。

    この2人の会

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    2025年05月16日
  • 教授のパン屋さん ベーカリーエウレカの謎解きレシピ

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    思ってたのと違った!!(´・ω・)

    でも面白かった。パンの蘊蓄も、パン以外の蘊蓄も楽しめて、自分自身も考え方が凝り固まってる事に気付かされた。

    読んだ後にパンが食べたくなるかは微妙…。

    続くかな?続巻でたら必ず買います。

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    2025年05月13日
  • 神様の本

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    最近、アンソロジーは読まないことにしていたのだけど、タイトルに惹かれて読んでみた。

    三上延さん以外は未読の作家さんばかり。

    三上延さんの作品は、予想通り素晴らしかった!
    不信心で愚かな者の祈りにも神様は耳を傾けてくださる。
    奇跡は、それを信じる者の身にしか起こらないのだろう。

    そして全く想定外だったのだけど、杉井光さんの作品がめちゃくちゃ面白かった!!
    全知全能の万物の創造主がちっとも全知全能じゃなくて、これじゃ設定が破綻してるだろっ!と、ツッコミどころ満載で面白過ぎて、完全に冒瀆かも?www

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    2025年04月23日
  • 神様の本

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    神様×本をテーマにしたアンソロジー
    中でも杉井光氏によるハレルヤ出版編集部は秀逸だった
    聖書を校正するというシチュエーションでコメディが綴られる

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    2025年04月15日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    アンが主人公なんだけど、千冬さんの物語でもあった。
    走れメロスの走っていない説は知らなかったので、びっくり。再読したら、違った視点から違った景色が見える気がする。
    グリム童話の話は知っていたので、展開がなんとなく読めたが、わだかまりが解けてよかったと思う。
    続編があったら読みたい。

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    2025年03月24日
  • 神様の本

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     <ビブリア古書堂の事件手帖>シリーズの書下ろし短編を目当てに読んでみた。最近はアンソロジーを多く読んでいるが、本書は神様をテーマにしたアンソロジーである。表紙カバーは、前述のシリーズの主人公の栞子さん。

     <ビブリア古書堂の事件手帖)、<神様の御用人>、<下町和菓子 栗丸堂>と<深夜0時の司書見習い>の四つの人気シリーズから一編づづ、書下ろしが二編の計六編からなる。気に入ったのは、巻頭と巻末をかざる<ビブリア古書堂の事件手帖)と<神様の御用人>の二つです。

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    2025年03月23日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    シリーズ2作目は「走れメロス」「国際版 少年少女世界童話集」「グリム童話集」が図書屋敷と迷宮で大変なことに。今回もたくさん本の知識に触れ、ハラハラしたり舞踏会を楽しんだりとアンと色んな冒険をした気分。太宰が金銭面や人間関係にルーズ過ぎるのは知っていたけど、みんなに愛されていたと言える想像力がすてきだと感じる。例えどんな理由があっても本を傷付けるのは許せない、だけどセージの強さと優しさを備えた言葉にはすんなりと納得できてしまう。卑しい考えも罵る言葉も全部自分が聞いているのだから、自分が気持ちいい人間でいたい。そして大切な人に誇れる自分でありたい。

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    2025年03月15日
  • 深夜0時の司書見習い

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    期待よりずっと面白く、本好きならファンタジーがちょっと苦手でも楽しめそう。赤毛のアンのような主人公の美原アンがホームステイ先の図書迷宮の復興にあれよあれよと巻き込まれるビブリオファンタジー。出てくる、荘子・クローディアの秘密・シャーロックホームズの冒険・おおきなかぶの本たちが現実と迷宮のどちらにも影響し本の魅力を改めて感じる。「不安は期待の一種」という言葉に気づきをもらった。誰でもない、自分の価値観で自分や周りを見ることってとても大事。アンがどんどん強く逞しく、困難を乗り越えたり本を好きになる姿が嬉しい。

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    2025年03月12日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    ネタバレ

    前作は置いて行かれた部分もあったが、今作ではだいぶ想像力が追いついてきた。
    私なりの図書迷宮が創れたと思う。

    ミステリー要素が加わり、かなり楽しく読めた。
    本を傷つけられる事件を中心に、心を痛めたり、恐怖を感じたり、奮い立ったりしながら、アンは少しずつ成長していく。
    目隠しして流して生きるのではなく、実践することで自信もついていったようだ。
    思いを言葉にするのは、本当に難しい。
    特に子どもには、勇気もいるだろう。
    大人にとってはもどかしくも感じるが、一歩一歩成長していくしかないのだと思う。

    走れメロスの解釈は、まさに目から鱗で、素晴らしかった。
    確かに美談が鼻につき、掘り下げることができて

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    2025年02月28日
  • 神様の本

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    栞子さん目当てでしたがどの作品も面白かった。
    杉井光さん、「透きとおった物語」とはまったく別テイストで驚いた♪

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    2025年02月07日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    ネタバレ

    前回から少し間が空いていたが、読み始めるとすぐにこの世界に
    戻ることができた。
    前回より成長したアンときずなが深まったセージとの関係性も
    好ましい。今回も「走れメロス」など現実の作品も登場し
    いろんなとらえ方があるのだなと面白かった。
    アンの継母である千冬も登場し、どうなることかと思われたが
    足りないのはお互いの気持ちを話すことだった。
    まだまだ、アンの成長と北海道での日々を見守りたい気持ちになった。

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    2024年11月03日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    本作もアンが図書迷宮で司書見習いとして成長していく物語。

    前作よりも継母との関わりなど人間関係が描かれていて現実と、図書迷宮というファンタジーが重なり合っていて、軽快な読み心地にもかかわらず深みを感じた。
    事件が発生するというミステリー要素もあり、アンの図書迷宮の冒険もあり、何重にも楽しめた。

    1度読んで知っている物語でも、次読めば読み方が変わる。知っている物語でも、知らない物語が待っている。そんな読書の楽しみ方を改めて教えてくれる素敵な物語だった。

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    2024年09月08日
  • 深夜0時の司書見習い

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    図書屋敷にホームステイすることになった美原アン。
    なんと図書屋敷は想像力から生み出される登場人物や作者のいる「図書迷宮」だった。ここの司書を務めることになったアンは様々な困難に立ち向かっていく。

    本と、人との関わりを通じて、自信のないネガティブなアンが強く在ろうと成長していく姿がたまらなく愛おしい。

    想像力が反映される世界は謎で満ちていてファンタジー要素がふんだんに詰め込まれていて、わくわくしながら読み進めた。新たな本に出会いたいと思わせてくれる1冊だった。

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    2024年09月07日
  • 深夜0時の司書見習い2

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    前巻とはまた違う面白さで、今回もとても楽しんで物語に入っていけました。
    前巻が冒険色強めなのに対し、今回は現実世界に軸を置いている印象かな。
    現実と図書迷宮の話のバランスが良いんだけど、それだけでなく読書という行為そのものについて考えさせられるというか、想像力って奥深いなと思いました。
    面白かった!

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    2024年08月22日
  • 深夜0時の司書見習い

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    面白かったです。冒険もののファンタジー小説で、楽しかったです。展開ももたつくことなく一気に読むことができました。

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    2024年05月08日