【感想・ネタバレ】深夜0時の司書見習い2のレビュー

あらすじ

キリンとブラキオサウルス、サイとトリケラトプス、ライオンと……? カモメと……?

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Posted by ブクログ

アンが主人公なんだけど、千冬さんの物語でもあった。
走れメロスの走っていない説は知らなかったので、びっくり。再読したら、違った視点から違った景色が見える気がする。
グリム童話の話は知っていたので、展開がなんとなく読めたが、わだかまりが解けてよかったと思う。
続編があったら読みたい。

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2025年03月24日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目は「走れメロス」「国際版 少年少女世界童話集」「グリム童話集」が図書屋敷と迷宮で大変なことに。今回もたくさん本の知識に触れ、ハラハラしたり舞踏会を楽しんだりとアンと色んな冒険をした気分。太宰が金銭面や人間関係にルーズ過ぎるのは知っていたけど、みんなに愛されていたと言える想像力がすてきだと感じる。例えどんな理由があっても本を傷付けるのは許せない、だけどセージの強さと優しさを備えた言葉にはすんなりと納得できてしまう。卑しい考えも罵る言葉も全部自分が聞いているのだから、自分が気持ちいい人間でいたい。そして大切な人に誇れる自分でありたい。

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作は置いて行かれた部分もあったが、今作ではだいぶ想像力が追いついてきた。
私なりの図書迷宮が創れたと思う。

ミステリー要素が加わり、かなり楽しく読めた。
本を傷つけられる事件を中心に、心を痛めたり、恐怖を感じたり、奮い立ったりしながら、アンは少しずつ成長していく。
目隠しして流して生きるのではなく、実践することで自信もついていったようだ。
思いを言葉にするのは、本当に難しい。
特に子どもには、勇気もいるだろう。
大人にとってはもどかしくも感じるが、一歩一歩成長していくしかないのだと思う。

走れメロスの解釈は、まさに目から鱗で、素晴らしかった。
確かに美談が鼻につき、掘り下げることができていなかった。
手元に本があるので、早速読んでみよう。
今までとは全く違う景色を見ることができると思うのだ。
今回は、メロスの解釈を読めただけでも価値があったと思う。拍手。

アンがモミの木文庫に留まりそうなので、続編が期待できるかもしれない。
楽しみだ。


2025/02/28 00:38

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回から少し間が空いていたが、読み始めるとすぐにこの世界に
戻ることができた。
前回より成長したアンときずなが深まったセージとの関係性も
好ましい。今回も「走れメロス」など現実の作品も登場し
いろんなとらえ方があるのだなと面白かった。
アンの継母である千冬も登場し、どうなることかと思われたが
足りないのはお互いの気持ちを話すことだった。
まだまだ、アンの成長と北海道での日々を見守りたい気持ちになった。

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

本作もアンが図書迷宮で司書見習いとして成長していく物語。

前作よりも継母との関わりなど人間関係が描かれていて現実と、図書迷宮というファンタジーが重なり合っていて、軽快な読み心地にもかかわらず深みを感じた。
事件が発生するというミステリー要素もあり、アンの図書迷宮の冒険もあり、何重にも楽しめた。

1度読んで知っている物語でも、次読めば読み方が変わる。知っている物語でも、知らない物語が待っている。そんな読書の楽しみ方を改めて教えてくれる素敵な物語だった。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ


前巻とはまた違う面白さで、今回もとても楽しんで物語に入っていけました。
前巻が冒険色強めなのに対し、今回は現実世界に軸を置いている印象かな。
現実と図書迷宮の話のバランスが良いんだけど、それだけでなく読書という行為そのものについて考えさせられるというか、想像力って奥深いなと思いました。
面白かった

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2024年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく時間が経っているような気になっていましたが、実際はまだ夏休み。
今回は母が来てあわや強制帰宅?
みんな変わらずに優しく見守ってくれるところがいいですね。
無事わだかまりも打ち解け、しばらく滞在も許され、これからがまた楽しみです。

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2024年10月02日

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