【感想・ネタバレ】深夜0時の司書見習いのレビュー

あらすじ

高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった!
迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!?
美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

司書という言葉からは想像できない。めちゃくちゃ冒険!!面白すぎて一気読み!!思春期の悩みとか、現代の悩みとか。これは中学生くらいの子に読んで欲しい内容でした!

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2025年01月30日

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ネタバレ

主人公がだんだんと過去のトラウマを乗り越えようとしていたり、セージの過去などで後半はどんどん読み進められた

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2023年01月01日

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とてもワクワクしながら読みました!面白かった!!
アンちゃんに勇気をもらいました!
本を読むことがもっと好きになれるお話だなと思いました。
そして、もっとこのお話を読みたいと思いました。
続きのお話があったら是非読みたいです!

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2022年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
図書迷宮なんて素敵!設定的にはよくある話なんだと思うけど、ワガハイが可愛いく、読み始めのワクワクする感じがたまらない。これは好みの本だと思いドキドキしてあっという間に本の世界に引き込まれてしまった。。ネットの世界と図書迷宮の関わり方も、なるほどなたしかにと思うし、次のお話もあったらいいのにな。
「クローディアの秘密」が読んでみたくなった

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2022年07月01日

Posted by ブクログ

期待よりずっと面白く、本好きならファンタジーがちょっと苦手でも楽しめそう。赤毛のアンのような主人公の美原アンがホームステイ先の図書迷宮の復興にあれよあれよと巻き込まれるビブリオファンタジー。出てくる、荘子・クローディアの秘密・シャーロックホームズの冒険・おおきなかぶの本たちが現実と迷宮のどちらにも影響し本の魅力を改めて感じる。「不安は期待の一種」という言葉に気づきをもらった。誰でもない、自分の価値観で自分や周りを見ることってとても大事。アンがどんどん強く逞しく、困難を乗り越えたり本を好きになる姿が嬉しい。

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

図書屋敷にホームステイすることになった美原アン。
なんと図書屋敷は想像力から生み出される登場人物や作者のいる「図書迷宮」だった。ここの司書を務めることになったアンは様々な困難に立ち向かっていく。

本と、人との関わりを通じて、自信のないネガティブなアンが強く在ろうと成長していく姿がたまらなく愛おしい

想像力が反映される世界は謎で満ちていてファンタジー要素がふんだんに詰め込まれていて、わくわくしながら読み進めた。新たな本に出会いたいと思わせてくれる1冊だった。

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2024年09月07日

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面白かったです。冒険もののファンタジー小説で、楽しかったです。展開ももたつくことなく一気に読むことができました。

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2024年05月08日

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ネタバレ

図書迷宮めっっちゃ面白かった!
読みやすかった
ワガハイちゃんが夏目友人帳のにゃんこ先生に重なった笑
もみじくんがセージだったのか全然わからんかった
アンがどんどん変わってく感じもいいなー
最初のアンみたいな子は嫌いだけど
物語がすっと入ってきてマジで面白い
読んで欲しい!

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己肯定が得意ではないアンが最後には図書迷宮を救うために力を振り絞る。
全てにネガティブになりがちなアンを見ているとなかなか読み進めなかった。

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2025年09月28日

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実際にある様々な本が登場。アンが夢の中で司書見習いとして迷い込んでしまった『図書迷宮』。図書迷宮とは?なぜアンが図書見習いに選ばれたのか?

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2024年11月26日

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ファンタジー要素がとても楽しい物語だった〜!
なんかアニメ映画とかの映像で見てみたい!と思わせてくれる、そんな図書迷宮の世界
シーズンアニメよりも映画かなって
終わりのまとめ方もすっきりしていて読みやすいなと思った

北海道に行くことになったアンちゃんがホームステイ先で出会った青年と猫ちゃん
猫ちゃんに連れられて図書迷宮の司書見習いへ昇格
図書迷宮には物語の登場人物やその著者がいる世界
読み手がイメージした世界に変化するってとても魅惑敵な内容で面白かった
今回は崩壊寸前の図書迷宮なので本の外敵が多くくらいイメージもあり少し恐ろしくも感じたけれど、たくさんの人々に読まれた時代ならどれほど色鮮やかだったことだろうかと想像掻き立てる
ちょっと怖くてそれでいて楽しそうな図書迷宮、私も覗きに行ってみたい!

アンちゃんについても、本と図書迷宮と共に成長する姿がとても良かった
最初は私なんて…、どうせ出来ない、としり込みしていた彼女が本との触れ合いを通して成長する姿が好ましく感じられる
だけど、ちょっと彼女のトラウマ案件が過激というか壮大すぎてしまってそこは心に響かなかったかな苦笑
実際に起こしてしまったら、多分同級生の言葉よりも人気の人を貶めてしまったことに対して気を病みそう…

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2024年02月20日

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雰囲気は好きだけど要素モリモリしすぎて少しとっちらかった印象(主人公の家族とか背景とか)シリーズ化前提なのかな?本が好きで大切にしたいって想いは伝わってきました。セージさんのことは予想出来てしまってまぁそうだよね、っていう。ワガハイは頼りになるし可愛かったです。

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2023年09月03日

Posted by ブクログ

なんだかファンタジー。
図書司書というものに憧れていたので、羨ましさもあって読みすすめた。
出てくるサブキャラ、ワガハイの存在はすごく可愛い。時々甘にゃんこになるニヒルな猫。
度肝を抜いた伊勢もみじの正体にびっくりしたけど、ありがちなのにすごい展開も早くて読みやすかった。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

図書迷宮の描写がよかったです。特にスマホが持ち込まれた後の崩壊に向かっているような様子がが目に浮かぶようでした。
主人公のアンちゃんが過去を克服しながら、自信を取り戻す様子を応援しながら読みました。

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

❇︎
初めて読む近江泉美さんの小説。
題名に惹かれて読みました。

人との関係に無理が見え隠れする
主人公のアン。
痛みを抱えながら傷に耐え、自分の
ためではなく大切な人のために
自分を奮い立たせて変わっていく物語。

できない理由を無意識に
探して『どうせ』と変わろうとしない
自分にウンザリするところや、
それでも変わろうと葛藤する心の揺れ
る様子がとてもリアルです。

各短編ごとにメッセージが記されていて、
一つごとに弱くて身勝手な自分を乗り越えようと
頑張るアンが眩しい。

ーーーーー
突然、父親の知り合い宅で二週間の
ホームステイする事になった主人のアン。

苦労して辿り着いた先は立派な
お屋敷だったが、主人から宿泊について
身に覚えがないと言われ到着早々途方に
暮れてしまう。

はるばるやってきた女子高生を不憫に
思い、家人の好意で泊めてもらえる
ことになるが、一夜の宿が確保できた
安堵で眠りに落ちたアンは不思議な
体験をする。

周囲の言動や顔色に気を遣い、
問題なさげに振る舞うアンだが、
不安げな態度に隠された悩みが垣間見える。

ある時を境に本から遠ざかっていた
アンが読書の楽しさを思い出して
変わっていく成長の物語。

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2022年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

迷宮でのドタバタを想像すると、不思議の国のアリスのような雰囲気。
大きなカブの先生みたいな、先生にとっては何気ない言葉が子どもには深く残っちゃうことってあるよねぇ。そこだけ取り出せば、もっと気の利いたこと言えるだろうと思うけど、日々の授業の中で常に最善の返答をし続けるなんて無理な話で、先生って責任重大だわ…。

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2022年07月03日

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