近江泉美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作は置いて行かれた部分もあったが、今作ではだいぶ想像力が追いついてきた。
私なりの図書迷宮が創れたと思う。
ミステリー要素が加わり、かなり楽しく読めた。
本を傷つけられる事件を中心に、心を痛めたり、恐怖を感じたり、奮い立ったりしながら、アンは少しずつ成長していく。
目隠しして流して生きるのではなく、実践することで自信もついていったようだ。
思いを言葉にするのは、本当に難しい。
特に子どもには、勇気もいるだろう。
大人にとってはもどかしくも感じるが、一歩一歩成長していくしかないのだと思う。
走れメロスの解釈は、まさに目から鱗で、素晴らしかった。
確かに美談が鼻につき、掘り下げることができて