くにみつのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ悪名高い女禍の娘として仙郷でひっそりと暮らす小鈴(シャオリン)の元にある日、女禍目当てで文官の亮孔(リョウコウ)がやってくる。そして、何故か母と間違われ、無理やり契約の印を刻まれてしまい、亮孔の上司に当たる香蘭公主のために働くことを強要されてしまう。小鈴は偉大な母のように術を使うこともできず、人との付き合い方もろくに分からない引きこもりなのに一体どうする!?
「薬屋のひとりごと」の日向夏さんの新作。
今回の話の主人公は気弱な仙女。人里離れた仙郷で暮らしてきたので序盤は対人能力皆無です(笑)上手く会話ができず、口から出てくるのは書庫で読み漁った小説の登場人物たちの高飛車な言葉ばかり。そんな小 -
Posted by ブクログ
最後の晩ごはん、20巻目。
海里はレッスンに訪れた淡海の家の前で大きな黒い雌のラブラードールレトリバーに出会う。その犬に導かれるように踏み込んだ家で、海里と淡海は犬の飼い主が亡くなっているのを発見してしまう。犬を「マヤ」と名付け、淡海の家で引き取ることになったが、それ以来不思議な出来事が起こり始める。
海里だけに聞こえた不思議な声の主は、飼い主ではなく、マヤと共に過ごした盆栽の松。飼い主の魂は安らかに召されたってことかな。最後の晩ごはんのカレーライスの登場はやや唐突すぎる感じがしたけど、松が人間の少女の姿になってマヤと触れ合うシーンで大号泣してしまった。最近愛犬を亡くしたので、なんだかもう犬 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ、21作目。
佐藤さんと鈴木さんの此岸彼岸を超えた交流が温かい。
幽霊は怖い物とは限らない、というのはこのシリーズの一貫した考え方ではある。
ガチガチに四角四面で、海里をはじめとする人々に怖がられていた兄・一憲が、ここに来て、自分を見つめ直して、そして変えていこうとしている。微笑ましいというか、こそばゆいというか。
振り返れば・・・
海里が来る前は、夏神さんは「ばんめし屋」を1人で回していたわけです。
どんなだったんだろう?
今では、ロイドが一人欠けてもちょっと困る。
海里とロイドが営業中に外れちゃったら、それはもう大ピンチ!!
昔は今ほどお客さんが入っていなかったんだろうなあ。
新 -
匿名
ネタバレ 購入済み小説の方を全部読んでるので、話が分かってるとは言え、最初のところってけっこうしんどい。
濡れ衣を着せられたっていうのもムカついたし、海里の兄もすごく腹が立ったから。
兄として思うところがあったというのを差し引いたとしても、ね。
(物語が進むにつれて、兄だけじゃなくて母親の方がもっと苛立たしく感じてきたけども)
マンガとしては、大部分がそういうしんどい部分で構成されてるので、できればもう少し、海里が頑張ってるところとか入ってれば良かったかな、とも思う。
けど、これ以上進むと、あの作家さんとか絡んでくるので、切り上げどころが難しくなるから、ここで止めるのが妥当なのかも。
ただ、原作もマンガも夏神さ -
購入済み
これで完結?? 敵の王子、拗らせた愛でだいぶ気持ち悪かったけど、なんだか釈然としない終わりだった。 主役の2人も完全に結ばれたわけじゃないから、もやっとする…
-
匿名
購入済み悪くない
悪くないけど…
お告げで軍を導く軍師が女と分かっても騒ぎにならなかったのか?
とか、不自然に感じるところが所々気になるが、探偵な展開と、恋模様が描かれてるのは良かった