【感想・ネタバレ】卯ノ花さんちのおいしい食卓のレビュー

あらすじ

突然の失業、おまけに住んでいたアパートが火事になって全焼。身よりもなく、途方にくれていた若葉を仮住まいさせてくれたのは、近所で「薔薇屋敷」と呼ばれている卯ノ花さん一家。気まぐれにカフェを経営している美形兄弟ふたりのほかに、人形のような美少女がいるはずなのに、彼女が見えているのは若葉だけのようで!? 謎めいた住人のそれぞれの事情とは――? ほんのり、あたたかい。不思議な家族の物語。

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Posted by ブクログ

身寄りのない少女と変わった家族の話。皆色々あるけれど美味しいご飯を一緒に食べたら幸せだと思う。誰かとご飯を食べたい人に。

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2024年02月10日

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血の繋がってない家族。でも一緒に囲む食卓はとても温かく感じた。
それぞれに大変な過去があって、それを乗り越えて手に入れた今の自分の居場所。

読んでいて暖かくなる一冊。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

ファンタジー要素の強い食事を通した人々の交流お話。
主人公は親に捨てられ人と交流することをなるたけ避けてきた女の子。
登場する人たちはみんなそれぞれ傷があるけれどいい人です。

タイトルのわりに食事シーンが案外あっさりに感じてびっくりしました。
「共に食事をすることで血をわけていなくても絆や思いは共有できるし家族と匹敵する関係は作れる」がテーマだと考えるととても面白いと思いました。
多分そっちのほうが主題だったのかも?
いわゆる「同じ釜の飯を食う」ってやつですね。

それに不老長寿伝説って世界中にあるものだと思うし作中の世界観は夢があっていいし好きです。
最初はその設定や世界観に戸惑ったんです。
こういうのはゆったりとした時間の経過を感じさせながら明かしていくものだろうし。
もしかしたら当初はこの巻だけで終わる予定だったのかもしれません。
だから詰め込み気味になったのかもしれません。

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2016年07月27日

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作品としてはよくあるものだと思うし、設定もありきたりなのだろうと思う。

でも、こうした物語に救われることがあることは事実。

世間では全く顔も知らない誰かがPCの画面の向こうから、牙をむいてくることもあって、どうも生きにくくて、息苦しい。

だから、せめて物語の中で優しくて心地よい、救いだけだけがあるものが読みたいと思うのだよね。

優しい話です。人の善意があふれています。
疲れた時にはどうぞ。

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2015年10月16日

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ネタバレ

不老不死に近い一族の人たちや今までの生い立ちが重めな人たちが一緒にご飯を食べ、家族になる。血は関係ない。

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2025年04月24日

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突然の失業に、追い打ちをかけるかのようにアパート全焼。
管理人の紹介により一時住まいを提供してくれた家は
奇妙な家族関係だった。

人に過去あり、ですが、主人公は当然のことながら
家主の過去も語られてしまってます。
連続短編で進んでいくので、非常に分かりやすく
読みやすかったです。
そして食べ物が美味しそうでたまりません!!
こんなカフェ、行ってみたい…w

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2017年09月13日

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読みやすいが、思っていたより料理感がないかな


「おまえがずっと鉄製だと思っていた籠は、もしかすると体当たりしたら簡単に壊せる木製かもしれない。人生なんでもやってみなけりゃわからないってことさ」

誰かを大切に思えば、必ず自分が傷つくことになるのだから、心を動かしてはならないとあれほど誓ったのに。
それでも、これでよかったのだと思う自分もいる。
傷ついてもつらい別れを経験しても、なにもないよりはよほどいい

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2016年11月13日

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ネタバレ

 子供の頃に母親に捨てられ、その後施設に引き取られ、今は工場に勤めながらアパートで細々と一人暮らしをしている藤宮若葉。彼女はある日アパートが火事になり、突然ほとんど全てのものを失ってしまうことになる。途方にくれる若葉であったが、ひょんなことから自宅でカフェを営む凪、朱璃、八重姫の卯ノ花家に居候することなる。
しかし朱璃と八重姫にはある秘密があって…。

 この作品は表紙を見たときに食べ物に重きをおいたものなのかなと考えていたが、それ以上に様々な人間ドラマが含まれているなと個人的には感じた。特に八重姫は見た目とは裏腹に複雑な過去を背負っているのだなと感じた。
また個人的には八重姫の話し方や仕草が所々可愛くてお気に入りである。
今巻はそれぞれの登場人物を紹介する内容だったので、詳しい話については次巻に期待したいと思う。

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2016年05月29日

Posted by ブクログ

【収録作品】一、おにぎりの章/二、コンビニ肉まんの章/三、焼きりんごの章/四、バースデーケーキの章
*一人だけ過去が書かれなかったなと思ったら、続編出るとのこと。定番のストーリー展開ながら読み心地はよい。

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2016年04月03日

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