大沼紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教育実習で地元に帰ってきた男の子が、猫が入った缶が放置される「猫缶」事件を調査するお話
ただ、焦点は事件そのものではなく、なぜそこまで気にかけるのか?犯人を止めようとするのか?の謎が思わせぶりに小出しにされる
主人公の亘くんの幼少期のレンガ事件もそうだけど、子供は善悪の判断や行動の予測ができないので無邪気に恐ろしいことをする
それが事件解決のヒントになってる構造は感心した
よかった、虐待されている子はいなかったんだねって感じかな?
そしてクロエにも救いがあったのがいいね
ところで、人が作った料理を食べると記憶が見えるって設定どうしても必要か?
主人公の内面を刺すためには必要だったかもしれな -
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Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
タイトルや表紙の絵のせいで、どうも私の中に「ラノベ」というイメージが染みついているようで、読み始めた途端にちょっとした驚きが起きます。
確かにキャラは常に喧嘩腰の天才パン職人(若くて美男子)、ホンワリと掴み所のない元エリート国連職員、引きこもりでストーカー体質の脚本家、おかまなどラノベっぽく極端です。
しかし、なんかストーリーは単純に軽くは無いのが特徴です。
確かにホワンと暖かな話ですが、その中に辛い要素が上手くバランスされている感じで、ただ「こう書けば楽しかろう」と書かれたものでは無く、それなりに練られたストーリーです。もっともラノベという印象から入ったせいもありますが。