大沼紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教育実習で地元に帰ってきた男の子が、猫が入った缶が放置される「猫缶」事件を調査するお話
ただ、焦点は事件そのものではなく、なぜそこまで気にかけるのか?犯人を止めようとするのか?の謎が思わせぶりに小出しにされる
主人公の亘くんの幼少期のレンガ事件もそうだけど、子供は善悪の判断や行動の予測ができないので無邪気に恐ろしいことをする
それが事件解決のヒントになってる構造は感心した
よかった、虐待されている子はいなかったんだねって感じかな?
そしてクロエにも救いがあったのがいいね
ところで、人が作った料理を食べると記憶が見えるって設定どうしても必要か?
主人公の内面を刺すためには必要だったかもしれな -