大沼紀子のレビュー一覧

  • 路地裏のほたる食堂 3つの嘘

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    悪者であるように誘導され、最後に本当の人物が登場する。表面だけでなく、深層まで覗いて始めて真実が見える。

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    2022年02月01日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    まよパンシリーズ ①

    夜にオープンするパン屋さん。
    オーナーでパンを作るのが不器用な暮林。
    めちゃめちゃ美味しいパンを作る、弘基。
    家に寄り付かないカッコウ母の娘で女子高生の希実。
    母である織絵ちゃんを待ち続ける、こだま。
    変態的な考えを持っている覗き魔の斑目。
    自分が自分であることに自信を持てないソフィア。
    個性的な登場人物ばかりで、読んでて飽きなかったですー。

    なぜ、希実がパン屋に居候することになったのか、
    こだまと織絵との関係、ソフィアの気持ち…などなど、
    盛りだくさんな内容でしたー。

    暮林さんもステキだけど、奥さんだった美和子さんも
    ステキだなぁーって思ったよ。
    パンが食べたく

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    2022年01月21日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ

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    想像以上に暗くて重い内容でしたが、最後の砦である家族に見捨てられた時に手を差し伸べてくれる人がいるというのはとても大きな救いだなと思いました。色んな過去をかかえた人がいてつらいを思いもしただろうに、他人に優しくできるって簡単なことじゃない。
    イロモノっぽいキャラクタたちも魅力的で最後にはみんな好きになってしまう。
    たくさんの種類のパンが美味しそうであったかくて幸せな気持ちになれました。
    こだまくんが持ち去った大量のパンと「お姉ちゃん」の謎が最後にさらっと分かったのも良かった。やはり大円団は心の健康にいいです。

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    2022年01月16日
  • 路地裏のほたる食堂

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    「真夜中のパン屋さん」シリーズが心に残ったので、その流れでこちらも読みました。
    内容を把握するのに時間と労力がかかったかな。
    展開が様々な方向に進むのだが、そこになかなか入り込めなかったです。
    次作を読むのは正直迷い所ですが、期待して読んでみようかなと思います。

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    2022年01月04日
  • 真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ 上【試し読み】

    購入済み

    おもしろいです!
    いろいろな登場人物がいて、複雑な事情を抱えていたりするけれど、ほっこりする気持ちになります!パンが食べたくなる!

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    2021年12月31日
  • 真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生

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    シリーズを追うごとに希実ちゃんの笑顔が増えていくのが読んでいてよく分かるし、それが嬉しくもある。
    今作の内容はより重たくなってしまいましたが、暮林さんの穏やかな雰囲気と美味しそうなパンがそれを緩和してくれています。フルーツサンド美味しそうでした。
    やはり真夜中だから物騒な話になってしまうのだろうか…。

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    2021年08月22日
  • 真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者

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    まよぱんシリーズ5冊目。
    他の巻よりかなりのボリューム!
    次の完結6冊目も読み終わったので思うのだけど、作者さんはもしかしたらこの午前4時を本当の意味での最終巻にと考えていたのでは?と思ったりした。

    これまでのまよぱんシリーズでは、ブランジェリークレバヤシに何らかの人物が事件を持ち込んできていたが、今回は希美本人が事件の主軸となっている。

    莫大な遺産や跡継ぎという設定は都合よすぎな感じがしないではなかったが……。
    希美の父親は誰なのか?を中心として、2転3転していく様は興味深かった。
    律子さん、母親うんぬんは置いておいて、すごく良いキャラだと思う。

    律子さんには悲しい思いをさせてしまった

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    2021年08月04日
  • 真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫

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    まよぱんシリーズ4冊目。
    楽しくて、楽しみで、かなりのハイペースで読みふけっていた。

    今回もやっぱり家族がテーマになっている。
    ブランジェリークレバヤシに転がりこんできた希美の従姉妹。
    その彼女と希美の過去、関係性などを折り込みながら、彼女たちが抱えてきた苦しみが表面化して……。

    子供から見た親の愚かさ、家族であろうとしなければならない義務、躾とされる暴力。
    子供もまた親になる必然。
    そのときに思う親としての気持ち。
    苦しさが分かるだけに辛く、重かった。

    でもやっぱりヒロキが焼くパンに救われて。
    クレさんの微笑みも無条件に優しくて。
    希美の芯の強さにも憧れて。

    近くにブランジェリークレ

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    2021年08月04日
  • 真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生

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    まよぱんシリーズ3冊目。
    とにかく楽しみで、早く最後まで行き着きたい一心で読みふけった。

    このシリーズのテーマは「親子」だと思うのですが、今回も深い溝が出来た親子に巻き込まれるブランジェリークレバヤシの面々。
    ハラハラしたり、ゾワッとしたり忙しい気分だった。

    転校生の彼は、読んでいると何故か俳優さん?の加藤諒氏(実写版パタリロ?だったかな?)のイメージがついてしまい、最後まで加藤諒氏で読み終わってしまった。笑

    クレさんもヒロキも、文字として(作中に)登場するのが少ないが、希美が困っているときにはヒーローのように現われる。
    血の繋がりはないけど、ファミリーとして強い絆があるのを感じた。羨ま

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    2021年08月04日
  • 真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒

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    偶然見つけた真夜中のパン屋さん 午前0時を読んだ後、この作品は「まよぱんシリーズ」だと知り、即全巻購入した。

    前巻からの登場人物もそのままに、読んでいると、「この作品の作者さん、楽しそうに書いてある気がするなあ」と思えてしまう。それくらい読んでいても楽しい。


    主人公の希美にしてもそうだが、登場人物はみんな悲しい過去を抱えている。
    楽しいだけの人生を送っている人なんていないと思いはするが、この作品の登場人物たちは、なかなかヘヴィな過去を持っている。
    にもかかわらず、みんな歪むことなく(斑目氏は微妙だが。笑)無条件に人に優しく出来る人たちだ。
    それは羨ましいことだし、見習いたい気もする。

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    2021年08月03日
  • 真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者

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    シリーズ5作目。
    面白いんだけど、好きなんだけど、560頁超もあり色々てんこ盛りすぎて冗長な感じがした。
    本作では、律子や美和子やその周辺の人々の過去が次々と明かされていく。その過程で、希実がお家騒動に巻き込まれてんやわんや、というストーリー。希実の本当の父親は誰なのか、最後まで読むと明らかになる。
    みんな、希実のことを大事に思ってるのが分かってほっこり。

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    2021年07月11日
  • 真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒

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    登場人物に愛着がもてて、この世界観が好きになってくる。
    結構なドロドロな人間関係が重なっていくのだが、テンポ良く物語が展開していくので、ライトな感覚で読めた。

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    2021年07月05日
  • 路地裏のほたる食堂

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    ネタバレ

    予想通りというか期待通りというか、やっぱりみんなイイ人だったね。不穏な空気をいい意味で裏切ってくれるのは、この作者のこだわりなのかな。私は好き。

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    2021年05月27日
  • 真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒

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    真夜パン第2巻。少し先読みできる場面もあるが、展開が気になり、登場人物(新たに、弘樹の昔馴染み、双子の姉妹等)が魅力的で、読みやすい。周りの人に手を差し伸べる優しさが学べる。娘たちに薦めても良い。【満足度75点】

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    2021年02月11日
  • 路地裏のほたる食堂 3つの嘘

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    ネタバレ

    2020/8/23
    あれ、なんか濁されてよくわからない。
    前の話も忘れてるからわからないのかな。
    結局神は田村には何をして逮捕させたの?
    本筋とは関係ない些末なところなんやろうけど。
    本筋も表面をさっと撫でられたような感覚で、響いてこなかったなぁ。
    ヘビーな事態なのにニセブキさんへの同情も田村への嫌悪感も湧いてこない。
    コミカルでごまかされてるけど、正直なところ神と遥太への感情もなかったなぁ。
    前はもうちょっと神かっこいいって思ってたような気もするけど。

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    2020年08月23日
  • 真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生

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    なぜか午前2時だけ
    読み飛ばしてしまっていたので
    今さらながら古本を購入。

    そうそう。
    このシリーズはあり得ないくらい
    重くて暗いエピソードばかりだったよな。

    なるほど…ここからの午前3時だったわけか。

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    2020年02月09日
  • 真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥

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    ネタバレ

    これで、シリーズもやっと完結だゎー。
    最後の1冊は、のっけから、あまりに隔世の感のある事態から始まり。(斑目氏にもうそこそこ大きな子どもがいたり。)1冊飛ばしてしまったか?!と思ったほど(笑)。
    こういうお話の最後のエピローグ部分で、登場人物たちのその後を描くパターンはよくあるけど、まさかの、最後丸々1冊がそのパターンとは。なかなかレアね。
    前巻で予感はしてたけど、結局、本当の父バレてるしな。あんな騒動して命かけて必死になっても、結局、バレるものはバレる。けど、まぁ、そのみんなの真剣な騒動と優しさがあったから、最終的な帰る場所が形成されたわけで、そういう意味ではよかったんだけどね。

    最後の終

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    2019年12月09日
  • 真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者

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    ネタバレ

    少し間を空けての、第四弾。
    一瞬設定を思い出すのに苦労した(笑)(もちろん主要人物は覚えているが、はじめに、昔登場したはずの脇役人物が結構出てきたので)

    まぁ、面白かったは面白かったけど、今までほどのドラマ感もニヤニヤ感もないかなぁ、という感じ。

    つーか、樹さん、いい人過ぎるなぁ。そして美和子氏が、なんというかはすっぱな女の子だったというのは意外だなぁ。さりげなくのぞみのお母さんは死んでしまって、なんか残念な感じも。
    普通、二重に父親が隠されているなんて思わないし、そういう意味ではさし当たっては落ち着いたか。  
    ブーランジェリーも、何気に、ある種、のぞみの扶養義務あんな(笑)。

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    2019年12月09日
  • 路地裏のほたる食堂 2人の秘密

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     舞台と主役を東京に移しての2作目。
     今度は主人公らの能力に焦点を当てていて、前作とは方向性が違う面白さ。
     群像劇が得意な著者の作品であることから、そのうち1作目の主人公らも出てきたりするのかなぁ。最終的にどうなるんだろうな、とわくわくする。

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    2019年10月12日
  • 路地裏のほたる食堂

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     もしかして、夜にご飯食べる話を書く作家さんなんだろうか。
     真夜中のパン屋さんとは少し系統の違う事件。

     人の害意無き悪意というか、悪気のない阻害というか……。なかなかうまく形にしにくいものをアレを通してスカッと読ませる。
     流れるような語り口調が好き。

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    2019年10月12日