佐渡島庸平のレビュー一覧

  • 新世代CEOの本棚

    Posted by ブクログ

    成功されている人の読書本を探っていると、共通として読まれているものも多い。そういったものは良書に違いない。それぞれのおすすめの本だけあって
    どれも読みたくなるようなばかりで、たくさんの本をメモした。今後、読む本の指標としてとっておきたい。

    0
    2016年05月01日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    分人主義、個人はドーナツの穴というところが興味深かった。
    環境で変わるどの自分が本当か、ではなく、全て含めて自分なのだということ。

    あとは、人は感情を自ら選択しているのだということ。
    情動に支配されているときは、どこに矢印が向いているのかを観察することで、コントロールできる

    0
    2025年08月10日
  • 観察力を高める 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    114頁に、

    “早逝してしまった瀧本哲史さんから、こんなことを言われた。「『起きていることは全て正しい』と思うことは大切ですよ」そのときは、そんなはずがない、正しくないことを正していくことが大事だ、と思ったけれど、この言葉はいろいろな場面で頭をよぎるようになった。そして、納得がいかない場面では、心の中で「起きていることは全て正しい」と一度、口にするようにした。
    すると、正しくないと思わせているのは、自分のこだわりでしかないと気づかされた。”

    とある。今ここに集中出来ず未来に不安になるのも、《自分のこだわり》にあるのかもしれない。

    少し時間を置いてから再読してみたい。

    0
    2025年07月06日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    ・感情の輪の話は、とても興味深く、感情とは何かを理解する助けになる。

    ・悲しい感情は受容し、嬉しい感情はすぐに手放すというのは実践して、自分の感情とうまく付き合いたい

    ・後半の鼎談は、少しバカにした感じや、圧迫感があり少し不快だった。

    ・著者の方が、○○について考えていると、そもそも○○とは何だろうとそもそもの定義を毎回考える様を書いているのがしつこくて、読むのを止められる感があった。

    0
    2025年05月31日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    【どんな感情もまずは受け入れて長くとらわれすぎないようにできるだけテンポよく手放していく】

    一般的には『ビジネスにおける意志決定に、感情は持ち込まない』がセオリーだけど現実でうまくいくだろうか?自分を律するのが得意なら難なくこなせそうだが、そうでなければ、一度感情を出して受け入れてみることから始めたい。

    0
    2025年05月28日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    2485
    感情を知る=自分を知る
    感情とは:問いかけ分解していく思考の世界
    ★★感情に善悪優劣ない、全ての感情に価値ある
    その意思決定には、どんな感情が働いているか
    ★★行動・意思決定には、感情バイアスが必ず働く
    感情を簡単に他者に渡さない
    ★★感情というフィルターを通して、世界を認知
    感情の輪:8つの基礎感情+混同感情
    喜び⇄悲しみ
    信頼⇄嫌悪
    恐れ⇄怒り
    驚き⇄期待
    点ではなく波で感情を捉える
    ★★認知→受容→選択
    もう一人の自分は何と言ってる?
    ★★他者に意識を向けず、自分にできることを探す
    ★★選択に間違いはない、絶対解でなく納得解探す
    ★感情は変えられない、感情の認知は変えられる

    0
    2024年09月23日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    漫画を挟みながらの解説で、すいすいページを捲る手が進む楽しい読書。
    観察力、とは。同じものを見ても、そこから読み取る情報量が異なる。その情報量を増やす事、必要な情報を取捨選択する事、曖昧なまま受け容れる事。

    本書にフェルメールの「牛乳を注ぐ女」という絵画を見て、何に気づけるかという話がある。じっくり見ると、壁や床に新たな発見がある事に気づかされる。しかし、ぱっと見では、牛乳を注いでいる動作と主役の女にしか目がいかない。観察力が鍛えられていないというべきか、時間効率を意識して、読み飛ばしているという方が正しいのかもしれない。

    本もそうだ。本書では、村上春樹の『風の歌を聞け』の中での自殺した少

    0
    2024年06月14日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    感情を「認識する」。
    たしかにこれって大事で、明確に怒ってるならまだいいんだけど、なんとなくイライラしてる状態が実は自分も周囲もストレスなんじゃないかな。

    主旨と関係ないけれど、以下の部分がちょっと感動した。
    ーーーーーーーーー
    僕の結婚式に井上雄彦さんと小山宙哉さん、ツジトモさんに来ていただい
    た際、小山さんとツジトモさんはまだデビューする前だった。だから井上
    さんと話をできるようにと、席を近くしておいたの。このとき2人は井上
    さんと一緒に写真を撮らせてもらったんだけど、その後、『宇宙兄弟』
    1話目に描かれている主人公の六太と日々人が毛利衛さんと写真を撮って
    いるシーンを読んだツジトモさん

    0
    2024年03月30日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    やはり一流のクリエーターの語ることは、すっきりわからなかったりもやもや感じることもありました。
    それでも佐渡島さんの思考や観察力は学ぶところがいろいろありました。

    人がいかにいろいろなバイアスによって思い込み、判断をくだしているか

    いつも新しく人を惹きつけることを生み出してる佐渡島さん。
    「優れた仕事に必要なことは、ホームランではない。当たり前を積み重ねることだ。だから、突飛なアイディアを思いつくよりも、基本を身につけることが一番重要だ。どんなフェーズにいる人も、まずは『真似る』。」
    は意外でもあり、とても心に残りました。

    「あいまいさを受け入れる」はなかなか難しい

    0
    2024年03月15日
  • あなたは尊い 残念な世界を肯定する8つの物語

    Posted by ブクログ

    原始仏教は“自我”の存在すら否定する究極のニヒリズムによる解放=自由の獲得を説いたが、仏滅後百年、印度統一したアショーカ王治世に最盛期を迎えたのち印度では衰退し、(敬称略)釈迦の言いたかったのは一般大衆の救済(のはず)という大乗仏教が興起し本国を追われた月氏国人が今のイランに当たる場所で阿弥陀如来信仰をはじめた/「諸行無常…寂滅為楽」の小乗教と国家鎮護のナショナリズムが日蓮のなかでは一体となった不思議/作者は、「あなたは尊い」と迫害にめげずに妙法蓮華経唱題を勧め続けた不屈の使命感に矛盾を超えた人間性を見る

    0
    2023年11月02日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    新人マンガ家の育成に努める著者の考える観察とは何か。最終的に観察に対してどのように感じているかが書かれている。見えていなかったものが見えるようになると、突然視野が広がる経験はある。その経験は、注意深く観察してこそ生まれるもので、思考しないとおとずれることはないと考えているが、本書では観察の仕方も少し書かれているので参考になる部分もあると思った。
    難しいけど、観察して、考えることはやめたくない。

    0
    2023年08月12日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    人間の幸福度はつくづく、「どう捉えるか」にかかっているなと考えた。感情を生み出すきっかけは外的要因であったとしても、どのように感じるかは自分次第。
    同じ事柄もその人の感情によって見え方が変わる。

    小説やマンガを読むって娯楽と捉えられがちだけど、日々の中で言語化できてない感情を擬似体験させてくれるわけだから、自分のメタ認知を促すのにものすごく効果的。自分というものの解像度を上げてくれて、結果幸福度をあげてくれるすごいツールなのかも。

    0
    2023年07月29日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    学術的な裏付けがあるというわけではなく、著者三名の体験をベースに気づきを語り合う内容となっている。なので科学的なことを期待していると肩透かしになるかもしれない。あくまでも特筆すべき作品を残している漫画家と編集者の感性で「感情」というものについて語り合ったことを楽しむ本であると感じた。

    「感情に捉われない」が一つにキーワードになっていて、その点が禅仏教的だと思った。

    <アンダーライン>
    ★★★
    特定の感情を否定しないことと、感情に善悪や優劣をつけないこと

    ★★★★★
    ポジティブ感情だけの人間はバランスが悪い。

    ★★★
    鏡があることで自分と他人を比較する

    0
    2023年02月07日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    思ったよりも軽めの話だった。「守破離」に通ずる話や曖昧なものを白黒つけずに抱えることの重要性が説かれていたが、ピンと来ないというか、実生活での落とし込みが中途半端な気がした。

    0
    2023年01月07日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    日々の生活の中で、私たちは自分や他者の感情に振り回されがちだが、そうした感情を客観的に理解することはとても難しい。特にネガティブな感情ほど、他者への期待や外部環境に対してその原因を求めてしまう。
    本書の前半では、そうした感情の理解を助ける実践的な補助線がいくつか引かれている。その中心であるプルチックの「感情の輪」は、自分の感情を客観的に認識するのに役立つし、8つの基本感情(喜び/信頼/恐れ/驚き/悲しみ/嫌悪/怒り/期待)とそれらの組み合わせによる混合感情を俯瞰すると、有り体に言えば「こんなに沢山の感情があったのか」と驚いてしまう。これらの感情を【認知】し、【受容】 し、行動を【選択】 する3

    0
    2022年12月28日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    【星:3.5】
    内容はタイトルの通り「観察力」について。

    読んでみての感想は「分かったような、分からないような」という感じである。

    「観察力」とかいうと、最近のトレンドで観察力について科学的に考えたうえで、その身につけ方について書かれているのかと思ったがそうではなかった。

    うまく言えないのだが、哲学的・思索的に観察力について語られている感じである。
    なので、最終的に観察力は「対象への愛」というのが著者の考え。

    正直よく分からんというのが感想であるが、著者の考え方自体は面白いと思った。

    0
    2022年12月10日
  • ぼくらの仮説が世界をつくる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    興味を引いたフレーズ

    ・連鎖の起きるドミノをきちんと倒せば確実に変化は起きる
    ・連鎖の起きるドミノは、「基本」のこと。基本を撤退すること
    ・中途半端なプロ意識を持つのではなく、常に素人のチャレンジ精神で取り組むこと。そして、基本をおごそかにせず、徹底すること
    ・すぐに結果の出ることは、新しいチャレンジをせず参入障壁が低いことをやっている証拠。
    ・昨日より今日、今日より明日、1ミリでも進んでいればいい。

    0
    2022年11月05日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    なんかあんまり内容が入ってこなかったなぁ。
    データから仮説を立てて実行するのところは参考になって、取り入れたいと思った。

    0
    2022年10月06日
  • 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか

    Posted by ブクログ

    仮説を立てる、バイアスを意識する、といった、観察に必要なことはあるけど、なによりも、退屈な時間がなければ、そもそも観察が始まることもない。
    「本当に創造的になるのに必要なのは、夢中ではなく、退屈だと今は考えている。」っていうのが印象的だった。「今は」というのもポイント。

    ◯アクション
    「今は思う」とか「この時は思っていた」という考え方をする。いつまでも人間の考えは同じではない。

    0
    2022年08月31日
  • 感情は、すぐに脳をジャックする

    Posted by ブクログ

    漫然としているが、そこが感情の波とリンクするようで考えを刺激される。

    p224 「自分の役割」から生まれる「安心」については、「自由と引き換え」〜

    そうなのだが、自分が現在、新しいキャリアとコミュニティを求めて動いているのは、今後子供が巣立って「役割」が減ることがわかっているから。

    ここは自尊心の大きさが関わってくるのかもしれないが、人間が3〜4つのコミュニティに属している状態が一番安定するというのが本当なら、「役割」と安心は社会的動物として切っては切れないということ。

    0
    2022年06月03日