佐渡島庸平のレビュー一覧
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『宇宙兄弟』や『インベスターZ』の編集を手がけるクリエイティブエージェンシーであるコルクの代表、佐渡島庸平さんの生きていく上での根本となる考え方がわかりやすく書かれています。
佐渡島さんの別のインタビュー記事で、編集者の仕事は「作家の頭の中にある世界が世の中に伝わりやすい順番を、作家と一緒に考えること」と「才能を見抜いて投資をすること」と言っていて、作家ではないけれど自分がやっていきたいことと限りなく近く、それを最前線で、かつ本物の天才たちと仕事をしている人という印象が佐渡島さんにはあったので、読むことにしました。
実際に読んでみると、自分が求めるレベルの佐渡島さんの深い思考に触れられるいる感 -
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「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」をヒットさせた編集者による、どのようにヒットを生み出し、どのような心構えで仕事をしてきたのかを纏めた本。文中にもあるように、しゃべりをライターが起こして纏めた形なので非常に読みやすいです。でも、類著の中では得られるものが多いように感じました。
頭の第1章にあるのは「仮説→検証」を行うことの大事さ、面白さ。「定義する(=テーマを定めること、と解釈しました)」ことで仮説が定まり、そこからそれぞれの作品にあったやり方が生まれてくる。コミックのプロデュースだけでなく、日々の何事にも応用可能なことで、取り入れていきたいと思いました。
個人的に特に考えさせられたのは、第4章の -
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ネタバレ元講談社社員で現在作家エージェント会社コルクを経営されている佐渡島さんが編集という仕事を通して見てきた出版業界での出来事や、立てた仮説について書かれている。現実で常識とされていることに対して感じる違和感の正体が、佐渡島さんの視点で言語化されているように感じられ気づくことが多く、とても学びのある本であった。まず、仮説を立てる際にやりがちなのが、情報を先に集めてから仮説を立てるという順番であるが、それをやると思考停止に陥る場合が多いそうだ。そのため、まずは日常生活で集まってくる情報や自分の中の価値観を元に先に仮説を立てるということである。また、佐渡島さんが考える仮説の元として、「全体的」というワー
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・いい作品とは新しい定義を生み出すことができるもの。
・最近はなんとなくの 95%がスマホに集中してしまっている。
・講談社の野間せいじや文藝春秋の菊池寛はコンテンツだけでなくそれを届ける仕組みを作った。
・二重目標をつくる。毎日絶対できる目標と理想的な目標
・意思ではなく習慣でしか人生を変えることはできない。
・現代人の恐怖は努力をせずに現状維持をしたいという思いから生まれる恐怖
・嫌なことほどとにかくすぐにやる。(それが済めばあとは楽しい事が残るから)
・一枚目のドミノは熱狂しているひと、2枚目はその人の仮説、三枚目はそれに惹かれて集まってきたヒト -
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最近、編集者という職業人に興味があり本書を取った。
本書を読んで一番驚いたのは、「アドバイスを捨てて、感想を伝える」という考え方でした。『宇宙兄弟』など多くの作品に関わってきた編集者・佐渡島庸平さんは、「こうすべき」と答えを渡すより、「私はここで心が動いた」と返す方が、相手の思考を深められると説きます。
特に面白かったのが、「鳥肌が立った」「電車を乗り過ごした」といった身体の反応を判断基準にするという話です。正解らしい言葉を探すのではなく、自分に本当に起きたことを伝える。それなら押し付けにならず、相手はそこから自分なりの答えを考えられます。
しかも感想には「要約・印象・意図・マーケット」 -
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「過去の捉え方」と「絵の観方」に関して新たな視点を学べました。
「過去の捉え方」については、「過去は変えられない」というのが定説ですが、著者によれば、「過去は変更できない事実の積み重ねではなく、現在から観察され、意味が更新され続けるもの」とのこと。
確かに同じ出来事を思い出した時に、ある時は満たされた気持ちになる一方で、ある時は、逆に鬱屈した感情に支配されてしまうことはあります。
「絵の観方」については、以前読んだ『13歳からのアート思考』という著書を思い出しました。
絵を観る、とは、著者によれば、「絵を観て、動いた自分の心を観察し、その心の変化を生み出した絵のあり方と作者の意図に思いを巡 -
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ネタバレ114頁に、
“早逝してしまった瀧本哲史さんから、こんなことを言われた。「『起きていることは全て正しい』と思うことは大切ですよ」そのときは、そんなはずがない、正しくないことを正していくことが大事だ、と思ったけれど、この言葉はいろいろな場面で頭をよぎるようになった。そして、納得がいかない場面では、心の中で「起きていることは全て正しい」と一度、口にするようにした。
すると、正しくないと思わせているのは、自分のこだわりでしかないと気づかされた。”
とある。今ここに集中出来ず未来に不安になるのも、《自分のこだわり》にあるのかもしれない。
少し時間を置いてから再読してみたい。