佐渡島庸平のレビュー一覧
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購入済み
人と関わる距離感や捉え方の整理
感情に関する考え方や捉え方、共感と共生、具体と抽象などお二人の著書でそれぞれまとめられていた内容を、対話集として読むなかでふっと腑に落ちる感覚がありました。
読む前はベクトルが逆の方同士話す内容かと考えていましたが、同じ方向を見つつそれぞれの方の魚眼、または望遠レンズの用い方を紹介している印象でした。学びにつながりました。ありがとうございます
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Posted by ブクログ
コミュニティを日本語で言うと何になるのだろう?ネットで検索すると、「共同体」や「地域社会」と訳されるとあった。地域、学校、会社というコミュニティに属している。身近に存在するコミュニティというものを全くのゼロから立ち上げるにはどうしたらいいのか?ということを考えた一冊だった。
持続可能な経済圏のコミュニティや、安心・安全な場の構築など、興味深い内容をコラムのようにコンパクトな字数で、小さなテーマを一つ一つ積み重ねるように考察を重ねている。とても読みやすい。
巻末にブックリストがあり、著者が思考を重ねた断片となった書籍を知ることができる。興味のある人は、さらなる探究の旅へ進める。
ブックリストの中で、「僕を作った本」として7冊を紹介している。短い紹介文だが、7冊全てを読みたくなった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「感情」の見方が変わる本。以下、感想など。
たくさんの種類の感情を味わえれば、人生は豊かになるのかもしれない。感情には「喜び」「悲しみ」「怒り」などなど様々な感情があるが、私たちは日々それらを正確に認知できていない。例えば、今感じている感情は「悲しみ」なのか「怒り」なのか。「怒り」であればそれは単純な「怒り」なのか、それとも「期待が含まれた怒り」なのか。このように、感情の認知及び、解像度が高まれば、自分の行動や選択の幅が広まるかもしれない。しかし、例えば「最悪」といった解像度の低い感情のみで処理してしまうと、その後の行動に歪みが生じてしまう。
また、「あなたの感情は、あなただけのもの」であり、「相手によって引き起こされたもの」では決してない。相手はきっかけに過ぎず、感情は自分だけのものである。 -
Posted by ブクログ
「会社に何十年という時間を捧げても、一旦外に出ると絆が切れる。死ぬ時に周りに何人いるか?
自分が見送られて死ぬために、家族以外にそんな仲間がどれだけいるか?これが人生の喜び、幸せを決めるのではないか?
人は、人と人の間で、生きていく」
どんなに良い人生を送っても、死ぬ時に寂しかったら「自分の人生は何だったのか?」と思ってしまいそうな気がする。
自分のことを深く理解しようとしてくれている人が一定以上いること。それがクリエイターの幸せに直結する。
ピタゴラスイッチやだんご3兄弟の佐藤雅彦さんは「大ヒットしないように気をつけている。『だんご3兄弟』は、ヒットしたせいで、新しく好きになる人が減った。他の作品は、今も新しくファンになる人が多い」
活動休止しても復活出来るのは、ファンコミュニティとエージェントがいて、クリエイターが作品に集中できる環境を作り出せること。音楽業界で出来ていて、出版業界で出来てないこと。
ほぼ日が気付かせてくれたこと。
誰も仕事として参加していない、楽しいから、やりたいからやった。自分ができる範囲で、自分ごととして参加する。その仕組みを用意すること=コミュニティー作り。
人生の勝算の著者、前田裕二さん曰く、コミュニティーの要素は5つ。
・余白
・常連客
・仮想敵
・秘密や文脈、共通言語
・共通の目的やベクトル
熱狂とは太陽みたいなもの。遠くまでその熱を伝えることが出来る熱狂は、身近な人を焼き殺してしまう。
村上春樹さん曰く、強い人間などどこにも居やしない。強い振りの出来る人間がいるだけさ。
自己紹介はDoの肩書きでなくBe(どんな人間性なのか)で行うことで想像を広げることが出来る。 -
Posted by ブクログ
■著者が扱っているメインテーマ
SNSでつながっているいるのに孤独が増している要因とその対策とは?
■筆者が最も伝えたかったメッセージ
自分の自由を犠牲に安心を手にしていたリアルなコミュニティから
両方手にできる、好きなことを中心にできたクローズドなコミュニティを作る。
■学んだことは何か
ネット社会以前までは、
リアルな世界ではどうしても学校、会社、世間体、肩書など、用意されたシステム
に従って暮らしているマジョリティ派とそれについていけない
マイノリティ派が存在した。
しかし、インターネットの時代になって立場が逆転した。
ネット上では世間体の目など気にせず、フラットに外部に発信できるので
マイノリティ派は自分の居場所を見つけやすくなった。
一方、大多数のマジョリティ派はそういったフラットさについてけず、
用意されたシステムから抜け出せずに居場所が見つけられないでいる。 -
Posted by ブクログ
この本も会社で4.5年前くらいに渡されて
ずっと読まずにいた本。
内容としては、佐渡島さんの考え方を
アウトプットしているような内容。
仮説の考え方に関しては、
私は仕事でいつも仮説と情報収集がセットで
考えていたので納得。
ただ過去の情報に囚われすぎるとよくない
っていうことはなるほど!と思った。
失敗したくなくて、
過去の情報をもとに仮説立てて実行するけど
もしかしたら過去の情報は
自分の仮説の微調整くらいでいいのではないか
とも考えた。
まあでも何より大切なのは
仮説ではなく、アイデアを実行すること。
それを楽しむこと。
あと感じたのは、佐渡島さんだったり
最近私の心を動かす方たちは
めちゃくちゃ考えてる。
もはや自分の感情や思考すらも冷静に考えている!!
考え続けること、が大切なのは分かっているけど
考えるレベルがめちゃくちゃ高い!
でもここまでいろいろ分解して考えていくと
いろんなものが違って見えるんだろうなーと思った!
【私の心に響いた文】
明日失敗するけど、10年後成長している道の方が、楽しそうに見える
真似て、基礎の力を自分のものにした人だけが、オリジナルのあるものを描けるのです。
最高に楽しむためには、まわりを楽しませなくてはいけません。「自分が楽しい」をとことん追求すると、結局は「利他」に行きつきます。
だから、使命感をぼくは重視せず、むしろ自分が楽しむことが「結果的に」使命を果たすことにつながるのではないか、と考えているのです。 -
Posted by ブクログ
・人は安全、安心な場所を求めるが、その安全安心とは人によって全く定義がことなる
・コミュニティは熱狂よりも先に、メンバーにとって安心で安全な居場所をつくることが先。もちろん熱狂も必須やけど、順番の問題
・元からいるメンバーが新メンバーに対して沈黙することは拒否と受け取られて、新メンバーの安全を脅かすことになる。つまり、拡大するたびに安全安心を脅かす危機がおとづれる
・コミュニティ内でプロジェクトを進める場合、最初はひとりだけ誘う。そして、その次はそいつと自分が一人ずつさそう。みたいにする。熱量にばらつきが生まれないように。
★コミュニティに入った人がまずなにをして、次に何をすればいいか。具体的に指示すること。なんでもおっけーだと人は動けない
★コミュニティでは自分の物語、ストーリーを何度も語ること。どんな人かわからない状態はメンバーの安全を脅かす
・主体的に動ける人だけに限定するため、入会ハードルを高くする方がいい。そうじゃないと受け身な人ばっかりきて成長できない。
★★主催者とお客さんではなく、オーナー自身もそこを居場所だと考えるような場にしないといけない。
・長文のメッセージが増えるとコミュニケーション量が必然的に減る。だからあまり長文はつかわない。長文には長文で返さないとダメな気がするし
★一回のコミュニケーションで完璧にするのではなく、不完全なコミュニケーションを何度もおこなう -
Posted by ブクログ
ネタバレ「新世代CEOの本棚」
日経新聞の「リーダーの本棚」とかが好きで読んでいる私にとっては非常に興味深い内容。「新世代」はやはり読書傾向が全然違う。「一番影響を受けたのは『ガリア戦記』ですね」(XX工業相談役)みたいな人はほとんどいない。所謂古典教養への関心はほとんど見られない。
①「意思決定のケーススタディ」としてのビジネス書、伝記、ドキュメンタリーや(歴史は思っていたほどには言及している人は多くなかった)、
②心の揺さぶり、揺さぶられ経験としてのマンガ、
③世の流れの「鳥瞰」の観点から宇宙、生命・遺伝子、脳科学などの先端知識、
あたりに関心が集まっていた。
一方、小説を挙げる人は少ない(まあ本書自体が仕事論の一種として読まれることを想定しているだろうからかもしれない)。
あと、「信頼できる人のお勧め」をどん欲に読む人が多かった。やはり知の領域において謙虚さは最重要。
個人のレベルでは、仲暁子氏、佐藤航陽氏、孫泰蔵氏がとくに面白かった。 -
Posted by ブクログ
仮説を立てて検証する
当たり前のことのようだけど、それを日常の生活の中で自然と実行できることが結果として天才を作っているのかなと思った。
新しい技術がどんどん生み出されていく中で、既存のルールを守るのが美徳だと教育されているためか、モヤモヤした気分を抱えることが時々ある。著者の様に、新しい仕組みを生み出そうと取り組んでいる生き方は、読んでいるだけでわくわくする。
「死ぬときに『自分の人生は間違いだった』と思うような生き方をしてしまう」ことが最大のリスクだと考えるとも。やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きいと言うし、どんな人生を送りたいのか、主体的に選んでもっと行動しなければいけないと思わされた。