あらすじ
※本書は2021年9月に小社より刊行された『観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか』(SB新書)を加筆・改筆・再編集したものです。
観察力で人生が変わる!
絶対的な正解がない時代の今、
観察力の有無が、仕事や人生の質を大きく左右する。
アイデア発想、伝え方、問題解決、商品企画...
「観察力」は、あらゆるビジネスシーンで応用がきく、基礎となる力である。
事実、「宇宙兄弟」「ドラゴン桜」「マチネの終わりに」…メガヒットはすべて「観察」から始まっていた。
「観察力」とはつまり、「バイアスに気づき、まっさらな目で物事を見る力」のことである。
数多くのトップクリエイターに伴走し、新人漫画家を育成してきた、稀代のヒットメーカーがその鍛え方を説く!
【解像度を上げるためのChatGPT活用法も収録!】
※カバー画像が異なる場合があります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
バイアスを認識して観察力を高めて仕事や人生を豊かに...という本なのだが、創作物への視座や筆者の認識が素敵だから好き。「物語の中で起きるような認知の更新がしたくて、僕は観察に興味を持っている」という文章が素敵。物語好き(小説でも映画でも漫画でも)としてはグサッとささる一文。
Posted by ブクログ
114頁に、
“早逝してしまった瀧本哲史さんから、こんなことを言われた。「『起きていることは全て正しい』と思うことは大切ですよ」そのときは、そんなはずがない、正しくないことを正していくことが大事だ、と思ったけれど、この言葉はいろいろな場面で頭をよぎるようになった。そして、納得がいかない場面では、心の中で「起きていることは全て正しい」と一度、口にするようにした。
すると、正しくないと思わせているのは、自分のこだわりでしかないと気づかされた。”
とある。今ここに集中出来ず未来に不安になるのも、《自分のこだわり》にあるのかもしれない。
少し時間を置いてから再読してみたい。