柴田哲孝のレビュー一覧
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柴田哲孝『蒼い水の女 刑事・片倉康孝 大井川鐵道殺人事件』光文社文庫。
片倉康孝刑事シリーズ第5弾。西村京太郎の旅情ミステリー小説かと思うようなタイトルに、柴田哲孝の旧作を改題した作品かと思ったら、新作の文庫化作品であった。
バキバキの警察小説である。しかし、真犯人の動機がどうにも理解出来ないし、どうしてこんなに手の混んだ犯罪を犯したのか納得出来ないのだ。先のシリーズ4作は全てそこそこ面白かったと思うのだが、一体どうしたことだろう。
石神井公園の三宝寺池で男性の水死体が発見される。遺体の肺の中からは三宝寺池の水とは異なる水質の水が検出され、警察は男性が違う場所で溺死させられ、三宝寺池に -
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『Mの暗号』の続編と言って良いだろうか。
著者の名著でもある『下山事件』とも絡んでくる本作。
諸々と所感を述べたいところなのだが、初めて読む読者の方々には、ぜひネタバレせずサラの状態で読んで欲しいので、多くを語るのはやめておこう。
ぜひ、各作品を読んでいただきたい。
さて、とはいえ本作はダイヤモンドについてめぐる作品であるが、ダイヤモンドの評価であるGIAのグレーディングレポートはかなり近年であり、戦時中の供出の時代は国内での評価基準は優良可だったように記憶している。
私自身、帝国ホテルの日本最古の宝飾店に勤めていたが、かつてGHQの本部も近く、当時は進駐軍がよく銀器やパールを求めたも -
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これは。
陰謀論…。
とてもよくできた、読み応えのあるノンフィクションの小説…。
と思いたいが、実は真実なのでは?と疑心暗鬼にもなる。
2022年に起きた元首相の襲撃事件(今はもう3年過ぎた)、公判の手続きがなんやかやでまだ裁判も始まらない。
素人の自分が普通に考えると
犯行の瞬間の映像もあり
実行犯もとっくに捕まっていて、
彼は動機もきちんと説明していて起訴もされているのに
どうして??
とは別に、80年代の朝日新聞阪神支局襲撃事件、
亡くなった首相と皇室の関係、
2020東京オリンピックも興味深かった。
にしても、カルトは厳しく規制しないと。
宗教のせいで戦争が起こる -
Posted by ブクログ
南スーダンPKO日誌不記載問題に発想を得たアクション小説。
陸自特別作戦群の元隊員達を抹殺しようとする者たちは何なのか。なんのために。
いや、面白かったです。正直。
読ませるというほどでもないけど普通に読めた。
だがと言ってはなんだが、なんだかなあ、と思うところも正直あって。
まず持って、事件の動機が、なんだか。
ついでに、最後まで事件の鍵みたいに引っ張ってこられたのが、なんだか。
なんだろう、ミステリー系の小説にどうも馴染めないのは、ほら、仕掛けだよ、どう思う的な著者の誘導、あるいはミスリードに、いやこうじゃないか、やっぱこうだよな的に考えさせられる読書側。
やなんだよなあ、面倒で。