【感想・ネタバレ】デッドエンドのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2022ー77再読。頭のいい親子っていいなあ。あと体力もあるか。もう、この段階で我が家では無理です。爽快感いっぱい。続編も面白いよ。

0
2022年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻を殺害した罪で服役していた、元経産省役人でIQ172の主人公が、とある目的で脱獄する。その目的とは?妻が殺害された真相とは?
プリズンブレイクきたーと思ったんですが、物語序盤で早々に脱獄に成功してしまい、そこが主題じゃなかった件。じゃあなんで脱獄したのか?というところなんですが、奥さんを殺害したのは主人公じゃなくて別の殺し屋であることがわかり、そいつらの悪事を暴くことが目的。
脱獄して転がりこんだ看護師宅の女性を巻き込んだり、犯人グループが主人公の娘を誘拐したり、犯人グループが雇った殺し屋が今度こそ主人公を殺害しようと動いたり、警察は警察で動いたり、警察も一枚岩じゃなかったり、政治家の関与もあったりと、とにかく関係者が多く設定が細かいのと、断崖絶壁のアクションとか、娘の活躍もあったり面白く読めました。ドラマ化か映画化してほしい。

0
2021年07月26日

購入済み

久々に柴田哲孝の本を読んだ。ハラハラドキドキが連続のノンストップアクション。
ほぼ一日で一気読みしてしまった。
高い知能で捜査陣を混乱させ、妻を殺し、娘を誘拐した巨悪に立ち向かう笠原武大。
看護師の有美子を連れての逃避行はかつて読んだ「国境の雪」とオーバーラップする。
脇役ながら娘の萌子がいい味を出している。この子がいなかったらどうなっていたこ
とか。公安の田臥もなかなかいい。それにしても「カウボーイ」というヒットマンは
いったい何者なのか?あくまでフィクションということだが、実際にこんな話があっ
てもおかしくはない。この手の話にあまり深入りすると、今度は柴田氏自身が危ない
かも。

0
2020年10月12日

Posted by ブクログ

PUSH!1st「ブックファーストイチオシ本」
という特設コーナーを新宿のブックファーストで見つけて手に取った本でした。

なんでも、ブックファーストの全スタッフが、多くの既刊本の中から「埋もれてしまうには惜しい本」を知っていただきたいという思いからはじまったものだとか。

ネット全盛の時代であっても、書籍は多かれ少なかれ書店に次から次へと送られ、店頭を飾ります。今までは新刊や自分の気になる分野ものだけみていましたが、この1冊をきっかけにして、既刊本にも目を向ける機会が増えましたし、こういうコーナーがもっとふえたらいいのになと感じました。

前置きが長くなりましたが、肝心の物語はというと、最初、主人公の笠原武大が妻を殺害した罪で千葉刑務所に服役しており、そこを脱獄するところから始まります。
善悪は別として、どうしてもこういった脱獄ものって、ハラハラドキドキします。海外ドラマにもそういうのがありましたが、映像ではなく、活字を追うことで想像はよりリアルになっていきます(笑)

単純な脱獄ものだと思っていたら物語は予期せぬ方へ展開されていきます。クライムサスペンスとでもいうのでしょうか。物語が進むにつれて、笠原が犯した罪のことやその裏にうごめくことなど、一気読み必至の1冊となりました。

0
2020年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は5.

内容(BOOKデーターベース)
笠原武大は、妻を殺害した罪で千葉刑務所に服役している。だが、一日も早くここを出ると決意していた。たとえどんな手を使ってでも。綿密な計画を練り、数十台のカメラの監視をかいくぐって、笠原は高さ3.5メートルの塀を越えた。大胆な行動で警察の追跡を躱しながら、“あるもの”を手に入れるために北を目指す。一方、捜索の指揮を執る田臥健吾警視は、警察庁の公安課に属し、本来は畑違いであるはずの自分が追手に選ばれたことに疑問を抱いていた。追う者と追われる者、それぞれの思惑と疑念が交差するなか、笠原の娘・萌子が誘拐されたというニュースが飛び込んでくる―。

笠原のかっこよさと運の良さで過大評価気味かも。悪役もクールで完璧そうだったが最後はあっけなく。殺し屋も無抵抗で無関係な人は完璧に殺していたが、標的は逃し結局殺られているし・・・全体的に軽く読める。

0
2018年11月19日

Posted by ブクログ

柴田哲孝のノンストップ・アクション・ミステリー。

妻の殺害容疑で千葉刑務所に服役している笠原武大は、脱獄を果たす。ある目的のために...

そして、祖父母に育てられていた笠原の娘の萌子が、誘拐される。

果たして、犯人は誰なのか。
笠原の捜索の指揮を取るのは、公安の田臥と室井。
なぜ公安の自分達が、脱獄犯を探すのか?

追うものと追われるもの、それぞれの思惑と疑念が複雑に交差する。

ハラハラドキドキしながらも、脱獄犯の笠原が、持ち前の頭脳と体力で、様々な困難を乗り越えて行く姿に、思わず共感してしまいます。

また、この父にこの娘あり。
娘の萌子の活躍に、途中ハラハラしますが、最後は、思わずホッとします。





0
2018年04月26日

Posted by ブクログ

笠原武大は、妻を殺害した罪で千葉刑務所に服役している。だが、一日も早くここを出ると決意していた。たとえどんな手を使ってでも。綿密な計画を練り、数十台のカメラの監視をかいくぐって、笠原は高さ3.5メートルの塀を越えた。大胆な行動で警察の追跡を躱しながら、“あるもの”を手に入れるために北を目指す。一方、捜索の指揮を執る田臥健吾警視は、警察庁の公安課に属し、本来は畑違いであるはずの自分が追手に選ばれたことに疑問を抱いていた。追う者と追われる者、それぞれの思惑と疑念が交差するなか、笠原の娘・萌子が誘拐されたというニュースが飛び込んでくるー。

0
2018年05月27日

Posted by ブクログ

一人の男が脱獄した。彼の目的とは。
王道の冒険小説である。
多少、強引でご都合主義の部分もあるが、「そんな事はどうでもいい! 続きを読ませろ!」と言いたくなるような面白さがある。
次第に明らかになっていく男の過去、そして男に迫る警察の包囲網、謎の組織と冒険小説のツボを上手いこと突いている。

0
2023年10月24日

Posted by ブクログ



千葉刑務所。脱獄モノと思いきや、序盤かなり早めに脱獄成功。

日本各地のフィールドを丁寧に幅広く使いこなす筆致は、作者の経歴に起因するんだろうな。

脱獄から公安対警察庁。
経産省、官僚、マネーロンダリング、原発マネー、インサイダー取引。
社会問題をエッジを効かせて展開してゆく物語は、小気味好い
いつの間にやら、柴田哲孝氏の作品は本棚に並ぶようになってきたな。

0
2017年10月02日

「小説」ランキング