柴田哲孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。
会津山間部の僻村集落。グーグルアースで見ると緑だらけの山中に数軒の家が立ち並ぶあれ。
豪雪が吹雪く集落で起こる連続殺人。
散弾銃により吹き飛ぶ頭。
村に伝わる口伝の昔歌に謎の手がかりが。
戊辰戦争や、平家の知識が乏しいので、このあたりを入れてから読むと愉しさ倍増だろうな。
木地師ってのは初めて耳にする職業だ。
探偵ものというと、都市部での活躍がイメージされるが、福島の白河から会津と。山と森しかない中に、これだけ奥行きを作れるのは柴田氏の力量だな。
頼母子講、無尽講。
今回の結末は、人間の欲が剥き出しなるとこうなるという典型のようだ。
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Posted by ブクログ
この本が中国の日本侵略ではなく侵蝕とされているのには理由がある。
あくまでフィクションだけど、柴田作品ではお馴染みの事実を基にしたクライシスノベルとなっている。
まず事実から。
水資源や森林資源などが中国人や中国資本の会社に次々と安い値段で買収されている。日本の法律的にはなんの問題もない。でもこの問題がないということが、日本にとっては実は大問題。原発に近い広大な土地や、自衛隊の基地に隣接した広大な土地を中国資本の会社が所有することに政府は何の文句も言えない。法廷に持ち込んでも政府が負ける。
新潟県に中国総領事館がある。太平洋側に住んでるとなんであんな米どころに?と思うが、新潟港