柴田哲孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。
会津山間部の僻村集落。グーグルアースで見ると緑だらけの山中に数軒の家が立ち並ぶあれ。
豪雪が吹雪く集落で起こる連続殺人。
散弾銃により吹き飛ぶ頭。
村に伝わる口伝の昔歌に謎の手がかりが。
戊辰戦争や、平家の知識が乏しいので、このあたりを入れてから読むと愉しさ倍増だろうな。
木地師ってのは初めて耳にする職業だ。
探偵ものというと、都市部での活躍がイメージされるが、福島の白河から会津と。山と森しかない中に、これだけ奥行きを作れるのは柴田氏の力量だな。
頼母子講、無尽講。
今回の結末は、人間の欲が剥き出しなるとこうなるという典型のようだ。