【感想・ネタバレ】秋霧の街 私立探偵 神山健介のレビュー

あらすじ

国際港湾都市、新潟。外国埠頭で日本人の若い女性が惨殺された。犯人の男は、いまだ逃走を続けている。余命わずかの被害者の父は「真犯人は別にいる…」と。背後に蠢くロシア人の影、不可解な警察の動き、そして謎の美女・マリア…。愛と壮絶な暴力が交錯する、衝撃のミステリー。

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Posted by ブクログ

神山健介シリーズ中、最もハードなボイルド(^ ^;
これまでもかなり危ないことに首を突っ込んでいたが、
今回はもうシャレにならないレベル(^ ^;

「戦闘シーン」は、かなりど派手で
神山氏自身も今作ではある一線を越える。
ネタ自体もかなりヤバイネタではあるし。

惜しむらくは、人物像がやや薄っぺらい印象。
悪人はただ悪人で、善意の協力者はひたすら善で...
ちょっと安いテレビの2時間サスペンスみたい(^ ^;

悪人にも悪人なりの「抱えてる事情」があったりとか、
そんな描写があると深みもリアリティも増すのでは...
あと、薫の息子の彼女が妊娠したというくだり、
果たして必要あったのだろうか...

シリーズものだけに、次作への架け橋かも知れぬが、
今作だけ取り上げるとまったく不要な気が(^ ^;

...ということで、★は4つ止まりでし(^ ^;

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2014年12月12日

Posted by ブクログ

設定はそれほど凝ってるわけではないが、なかなか余韻の残るいい作品だった。シリーズ4部作だと思っていたが、次も出てるということで結構なことだ

0
2014年10月29日

Posted by ブクログ


シリーズ第4弾。
今回の舞台は新潟の聖籠町。
港湾都市で、実際に爆弾事件があったロシア村からの発想だね。
シリーズ中では、アクション色が一番色濃いかも。
カラシニコフの銃撃戦なんて、これまで出てこなかったしね。
それにしても、物語の組み立て方が本当に秀逸ですね。

0
2018年04月12日

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