【感想・ネタバレ】早春の化石 私立探偵 神山健介のレビュー

あらすじ

姉の遺体を捜してほしい。それはモデル・佳子の奇妙な依頼から始まった。ストーカーが双子の姉を拉致、そのまま行方不明になっていた。手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という曖昧な話だけなのだが…。やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上してきて…。

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Posted by ブクログ



私立探偵神山健介シリーズ第二弾。
福島の山間部を舞台にした、このシリーズ。
冒頭から重く読者を引き込む。
男泣き。死姦。
明治期からの満州時代に遡り、名家の一族の因果が。
今回の依頼主の一卵性双生児の片割れ。
双子ゆえの...
ただのハードボイルドじゃないな。
柴田哲孝氏らしい。
最後の結末が衝撃的過ぎる。読み応え充分でした。

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2018年04月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は4

内容(ブックデーターより)
姉の遺体を捜してほしい―。福島の私立探偵・神山健介は東京から来たモデル・中嶋佳子から奇妙な依頼を受けた。二年前、ストーカーが双子の姉を拉致。だが犯人は自殺し、姉はそのまま行方不明になっていた。手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という佳子の曖昧な話だけなのだが…。やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上する。『TENGU』『GEQ』の著者が贈る極上のハードボイルド・ミステリー。

乾いた夏が第1弾で未読だった為、途中で引き返そうと思ったが結局最後まで読んでしまった。ハードボイルドに分類されるのだろうが主人公は極端なアウトローでもなく女性でも読みやすかった。

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2018年11月14日

Posted by ブクログ

ハードボイルド好きです。
渋く淡々と進み、主人公も割と普通の人というものと、
おいおいこんなんありかよ!、
というタイプがありますが、
これはええっつ!そこまでいくか?、という感じですね。
これもいいじゃない。

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2016年03月14日

Posted by ブクログ

神山シリーズちょっとはまりそう。
ちょいワルおやじの雰囲気で女性にもてる神山探偵のかっこつけた感じがなんだか面白い。
前作からの流れで田舎暮らしも板についてきた様子。

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

ハードボイルドを柔らかくした感じ?
ムチャ振りもほどほどで描かれてないけどちゃんとシートベルトしてるんだろうなぁと本書に関係ない事を考える。

ハラハラした感じもなく、1日で読めてしまう内容で何も考えたくない、現実逃避したい今だから読めると思う。
4冊で終わりなので後1巻も購入しよう。

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2021年10月01日

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途中までは面白かったのに、後半で息切れした感じ。
モノ、しかもブランドにもこだわるくどい表現は、バブルを経験した世代ならではの共感があるな。今の若い子には通じないだろうけど。

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2014年09月21日

Posted by ブクログ

9月-5。3.5点。
東北探偵神山シリーズ。
双子の姉が行方不明になった、モデルが依頼人。
ストーカー被害から、殺害された模様。犯人も行方不明。
曾祖父時代からの、因縁の一族模様が背後に。
あっという間に読める。ハードボイルド。
ラストはすっごい偶然の重なり。まあまあ。
シリーズ次作に期待。

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2012年09月19日

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