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Posted by ブクログ 2019年10月12日
中国が日本の国土を買収している。
そんな噂が巷に流布し始めたのは2008年ごろからだ。
森林や水源地、チャイナマネーによって買い漁られる。合法的に日本を侵略される。あの広さの麻布の中国大使館もウィーン条約によって不可侵が約束されている。2019年現在も銀座あたりの一等地もビルごと買われ続けている...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月19日
実在の地名、人名、事件等を巧みに使い、危機管理意識が希薄な政治家、政府、自治体などの複合要因から中国に付け込まれていくフィクションを構成する筆致で、物語世界に引き込まれる。かなり以前に情報番組で広大な土地に中国領事館を建設する問題を扱っていた記憶はあるが、危機感はまったくなかった。日本侵蝕とは言い得...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月02日
実際に起きた事件・災害が物語の中心になっているので、まるで現実世界の話のようでした。(以前読んだ「国境の雪」もそうでした)。どこまでが現実でどこまでがフィクションなのかが次第にわからなくなっていき、物語に引き込まれました。
尖閣諸島を巡る様々な領土問題を通して、中国の潜めいた恐ろしさを感じました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
この本が中国の日本侵略ではなく侵蝕とされているのには理由がある。
あくまでフィクションだけど、柴田作品ではお馴染みの事実を基にしたクライシスノベルとなっている。
まず事実から。
水資源や森林資源などが中国人や中国資本の会社に次々と安い値段で買収されている。日本の法律的にはなんの問題もない...続きを読む
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