柴田哲孝のレビュー一覧

  • GEQ 大地震

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     戦後最悪の首相は誰か。記憶に新しいところでは原発対応を失敗した菅直人だとか、いや、格差社会を助長した小泉純一郎だとか、ちょっと戻って派閥金権政治の象徴である田中角栄だとか、いろいろ意見はあるだろう。しかし多くの国民を見殺しにしたという点においては、間違いなく村山富一だ。

     1995年1月17日未明に阪神淡路地方を襲った未曾有の大地震。真冬の寒さのなかで倒壊した建物の下敷きになり救助を待つ人に、襲いかかったのは大規模な火災だった。道路は寸断され、消防車は行く手を阻まれ、消化活動ができない。このような大規模災害時において救助活動ができる能力があるのは自衛隊だけだが、自衛隊は出動要請が来なければ

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    2017年08月15日
  • 下山事件 最後の証言 完全版

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    ネタバレ

    事実は小説より奇なり、とは本当ですね。マンチュリアンリポートの次に読んだということも偶然にしては奇妙でした。昭和、戦後の日本のことをもっと知らないといけないと感じたし、国民の知らないところで壮大な駆け引きが行われている政治の舞台はきっと現代も同じなんだろうな。郵政民営化の裏側にもアメリカがみえかくれ。。。けど読んだら私まで消されそうwで怖かったです。

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    2012年10月13日
  • 渇いた夏 私立探偵 神山健介

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    私立探偵 神山 健介シリーズ第一作。
    柴田節炸裂の「今どき」ハードボイルド。

    銃をぶっぱなしたり、
    大がかりな悪の組織と闘ったりという
    「荒唐無稽」な話ではない。

    酔っぱらったところを襲われれば骨折もするし、
    車で飲みに行った帰りは代行を呼んだりと、
    細かいリアリティが感情移入を手助けする。

    が、あくまでハードボイルドである。
    主人公は女にもて、ボクシングの経験があり
    ジムで体を鍛え、車の運転も玄人はだしと、
    男の子があこがれる「格好いい男像」は
    きっちりと押さえている。

    伏線の張り方も巧みだし、ミスリードも自然。
    最後のどんでん返しは、若干予定調和っぽいか。

    でも何より「平和なシー

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    2012年08月30日
  • GEQ 大地震

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    人工地震という「本当にそんなのがあるのか?」と思う題材だが、臨場感あふれる表現で本当と思わせる力があった。実際に阪神淡路大震災が人工地震だったのかはさておき、陰謀史観の観点からも楽しめる作品。

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    2020年05月04日
  • 下山事件 最後の証言 完全版

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    重厚なドキュメント。あの下山事件が謀殺であり、祖父が事件に関わっていたのでは、というのが発端。昔も今も日本人の本質は変わらんのだな。悪い奴等が多過ぎる。そして、悪い奴等ばかりが長生きする訳だ。出来れば断定して欲しかった。

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    2012年08月09日
  • GEQ 大地震

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    あくまでもフィクションとうたっている爆発テロ、大地震(GEQ)とそれに絡んでくる政府の陰謀が現実と交錯し、まさか、、という気になってくる。
    数分前までの日常が、一瞬にして消え去り、過去のものとなってしまう。
    多くの命が奪われてゆくのが辛い。
    本当に気象庁は何かを知っていたのだろうか。
    政府の都合で情報が操作されていたとしたら。
    松永と麻紀の心の通い合いも気になる。
    ボリュームといい、迫力といい満足のいく作品であった。

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    2012年04月20日
  • GEQ 大地震

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    ネタバレ

    もともと 3.11よりも前に書かれていて、阪神淡路大震災とその後の世界で起きた大地震について、人工地震の可能性について追求したミステリー。
    実際に狙った場所に狙った日時にピンポイントで発生させられるかは疑問だが、ある程度実現できるかも‥と思わせる迫真の内容。
    たしかに疑いだすと、都合良くその当時の政局に絡んで発生しているようにも見えてくるので怖い。
    この本を読んだあとに 3.11 を考察してみると、やはり非自民政権下で発生しているが震源地が‥なのでちょっと違うかな。

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    2012年04月15日
  • GEQ 大地震

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    阪神・淡路大震災の影に、実は国際的な陰謀が蠢いていた。阪神、東京、アメリカ、北京五輪を控える中国を舞台に、日系米国人のジャーナリスト、ジョージ松永が真相に迫る。

    ノンフィクションも手がける著者の柴田哲孝氏だけに、事実を織り込みながら読者を惹きつける。

    阪神大震災では、法律的な手順の問題などから、自衛隊の出動が遅れ、災害派遣法が改正された。この時、重点的に変えられたのは原子力災害への派遣規定だった、という。

    少し長いが引用する。

    「松永は、胸騒ぎを覚えた。阪神淡路大震災の教訓を踏まえた自衛隊法の改正であるはずなのに、なぜ”原子力災害”なのか。当たり前に考えれば、原子力発電所の事故に対応す

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    2012年03月22日
  • GEQ 大地震

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    ネタバレ

    阪神大震災、9.11テロ、四川大地震など、世界的大災害の裏側で暗躍する組織があるという概念を、小説の中で事実を積み重ねながら証明していく。
    小説となってはいるが、登場する人物や地名などのほとんどが実名で、読んでいるこちらが「いいのかな?」と心配になってしまうほど。

    もし誰かの意図で大災害が起こっているのなら・・・
    東日本大震災はどんな意図で?
    著者に尋ねてみたい。

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    2012年03月06日
  • たった一瞬の栄光――伝説を駆けぬけたサラブレッド

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    生き物に乗って競争をする唯一のスポーツが競馬である。
    この生き物と生き物の融合が数多くのドラマを生む。
    競馬は人を魅了し続ける。
    長い歴史において名馬の物語は競馬に興味がない人にも関心を抱かれるようになってきた。
    この本は決して第一線で走り続けた馬の物語ではない。
    歴史的一勝、価値ある一勝、思い出の一勝、そんなところにスポットをあてた作品である。
    時としてそれが名馬になる。
    騎手、厩務員、調教師の想いが汲み取れる作品です。

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    2011年08月13日
  • 下山事件 最後の証言 完全版

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     下山事件って他殺だったんでしょ?程度の認識しかなかったので、諸説を丁寧に解説していただき、誠にありがとうございます。って感じでとてもいです。
     
     混迷する戦後日本の裏側、それも相当汚い面を知りました。
     
     小説っぽいところもあるので、虚実入り混じっているのかなという感じは受けますが、核心はまちがっていないと信じたいです。
     
     情報量が多いので、簡略化した形で映像化してくれないかなと思います。

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    2017年08月15日
  • 渇いた夏 私立探偵 神山健介

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    KAPPAで気に入った柴田氏の作品が文庫になって並んでいたので買いました。
    すっきりしない結末でしたが、ぐいぐい読まされました。
    神山シリーズになって、次作もすでにでているようなので楽しみです。

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    2010年10月11日
  • クズリ

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    ウクライナ、ロシア、中国……
    麻薬市場の利権をめぐる暗闇の影で
    “死んだはずの伝説の殺し屋”が蘇る!

    『暗殺』の著者が放つクライムノベル!
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    私はカタカナの名前を覚えるのが苦手で、
    あらすじを読んだ時「ついていけるかな」と不安になりましたが。
    問題なく読み切れました!

    最後までハラハラしました…人間怖すぎます…

    主人公のクズリは殺し屋ですが、
    情があって、渋いです。
    ブラックシティハンターのようでした。笑

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    2026年08月09日
  • 暗殺

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    知らないところで色んな人が色んな思惑で物事を動かしてるんだなあと思う出来事が最近増えた気がしている。もちろん思うだけで誰かはわからないけど‥。
    そんな中、あの事件をモチーフにした物語と聞いて、気になって読んでみました。

    あくまで物語だけどまるで現実にあるかのようなお話で、結局一部の人達が勝手な思惑で世界を動かしてるのかな、自分たちはただの手駒なのかなと錯覚しそうでした。本当だったら腹立たしいなあ。

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    2026年07月28日
  • 暗殺

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    実在する事件がベースとなっており、その背後の関係者の陰謀、思惑は目新しく興味が持つてた。一方ミステリー小説としては知っている事件なので、そこまでのエンタメ感は感じなかった。
    武器の詳細説明があまり興味が持てず(事件の鍵になるのは分かるが)、読み飛ばし気味だった。

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    2026年07月23日
  • 暗殺

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    久しぶりにこの手の本を読んだ 地味な感じでしたが 何十年後に真実がわかるのか否か
    ブライアンジョーンズも殺されたような
    あー行ってみたい 鷹は舞い降りたと言うバー   マイケルケインがマスターか こういう直下型ブレーンバスターをぶっ込まれるとやられた感があります 

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    2026年06月09日
  • 暗殺

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    リアルとフィクションを織り交ぜ、まるでそれが事実なのではないかと思えるくらい迫真性があった。
    ラストに向かって怒涛のように話が進んでいくので、非常に読み応えがあった。ただ、途中から話の規模が大きくなり、やり過ぎな面も否めなかった。

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    2026年05月24日
  • 暗殺

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    実際にあった事件をもとにした作品。
    専門的な掘り下げの描写が多く興味深く読めたが物語としての面白さはさほど感じなかった。

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    2026年05月04日
  • 暗殺

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    現実の虚構化が進む現代。安倍晋三元首相の暗殺事件をモチーフに、SNS等で囁かれる「手製銃は空砲説」「スナイパー説」等の「陰謀論」がフィクションとして展開される。全体的に深みに欠ける印象があり、首を傾げる部分も多々あるが、同時に不気味な説得力も持つ。「陰謀論」と社会が嗤って済ませることが、誰かに都合よく働いているのかもしれない。

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    2026年03月20日
  • ブレイクスルー

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    デッドエンドシリーズ第5弾

    社会派サスペンスが色濃い本シリーズでも、今回はアクション多め。

    今回はシリーズで登場した人物が揃い踏みで、読者としては嬉しい限り。

    今回は淡路島を舞台にした、地方都市乗っ取り計画が主軸に。

    そろそろ、このシリーズのスピンオフ作も期待大。

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    2025年11月13日