柴田哲孝のレビュー一覧
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ある殺し屋のお話でした
主に殺し屋、時々刑事や別の殺し屋の視点で描かれている
殺し、捜査、追い追われ、殺し以外の日常も描かれる
その世界を淡々と堪能していた感じでしたPosted by ブクログ -
登場人物が多くて、通勤時に飛び飛びに読んでいると
誰が誰だか分からなくなる(^ ^;
100%読み手側の責任ですが...(^ ^;
また、全体的に今ひとつ「盛り上がりに欠ける」印象なのは、
「昔の事件を掘り起こしている」から...かな?(^ ^;
ただ「昔の事件を掘り起こす」ことに関しては、
さ...続きを読むPosted by ブクログ -
中国が日本の国土を買収している。
そんな噂が巷に流布し始めたのは2008年ごろからだ。
森林や水源地、チャイナマネーによって買い漁られる。合法的に日本を侵略される。あの広さの麻布の中国大使館もウィーン条約によって不可侵が約束されている。2019年現在も銀座あたりの一等地もビルごと買われ続けている...続きを読むPosted by ブクログ -
ちきりんさんのブログを通して本書を知った。
3章までの面白さは素晴らしい。
下山事件という謎の多い事件(自殺?)について、
著者の親族の話を中心にして説明されていく。
後半は、同じような事実が繰り返されているような感があり、
登場人物も訳がわからなくってしまい、結局消化不良だった。
下山事件...続きを読むPosted by ブクログ -
コクのあるハードボイルド探偵小説。
伯父の遺産相続を契機に少年時代を過ごした福島の西郷村へ20年ぶりに戻った神山。東京での興信所勤めに限界を感じていた彼は、このまま定住し、残りの人生は田舎でスローライフを満喫しようと考えていたその矢先、伯父の死に不審な点を見いだしその真相を探り始める。
骨太で重厚...続きを読むPosted by ブクログ -
戦後史最大の謎、下山事件を扱ったノンフィクション。
著者の祖父が、戦中は陸軍、戦後はGHQの特務機関員であったと。
また、下山事件に大きく関わる亜細亜産業にいたという。
下山本の類はそんなに読んだことがなかったけど、これは実に読み応えのある一冊でした。
昭和史の事件を知ると実に、色々なものが見えて...続きを読むPosted by ブクログ -
私立探偵神山健介シリーズ第二弾。
福島の山間部を舞台にした、このシリーズ。
冒頭から重く読者を引き込む。
男泣き。死姦。
明治期からの満州時代に遡り、名家の一族の因果が。
今回の依頼主の一卵性双生児の片割れ。
双子ゆえの...
ただのハードボイルドじゃないな。
柴田哲孝氏らしい。
最後の結末が衝...続きを読むPosted by ブクログ -
評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
死の直前、伯父が遺したものは何を語るのか。亡き母の妖艶な写真、殺人事件の調査記録、古い鍵、そして謎の女…。福島県西郷村の家を相続した私立探偵・神山健介は、伯父の死の真相を探る。母とともに少年時代を過ごした懐かしい地。だが、その美しい思い出すらも二〇年前に...続きを読むPosted by ブクログ