【感想・ネタバレ】侵蝕のレビュー

あらすじ

首相暗殺事件を扱った20万部超のベストセラー『暗殺』で
注目の柴田哲孝が、現代日本に警鐘を鳴らす!


日本の領土を侵蝕する中国の魔手!

北海道の広大な土地買収、
尖閣諸島海域への中国船侵入、
繰り返される領空侵犯――。
すべては一人の政治家の
不審死から始まった!


中澤晃一前衆議院議員、死亡――
フリーライターの太田はテレビの画面に目を留めた。
中澤は父の跡を継ぎ政治家になったが、酒での失態で職を失い、
失意のうちに非業の死を遂げたのだ。
彼の死を待っていたかのように、活発化する中国資本の土地買収。
「日本が危ない」と言い続けていた中澤の言葉を思い出し、
太田は取材を開始する。
日本の領土の危機に警鐘を鳴らすクライシスノベル!
(『チャイナ インベイジョン 中国日本侵蝕』改題)

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Posted by ブクログ

あまりに怖くて一気読み。半分以上実話かもしれない。日本の領土が中国人に買われていく。軍事施設が作られるのには、理由が。怖すぎるし、現実になりそう。

0
2025年11月11日

Posted by ブクログ

導入、展開は流石の柴田君だが、最後はまとめきれなかったのか中途半端でショボいもんになってしまったなあ。

しかし、このままの政策を続けていくと、本当に日本は外国人に乗っ取られるなぁ。
先日、大阪から敦賀に行ったが、京都駅のホームに外国人がわんさか居てる。日本人の方が少ないやんけ。列車の中も外国人の方が多い始末。いくらインバウンドで日本に金を落としてくれる言うても、もう、これ以上日本に来んでもええで。



0
2025年11月01日

Posted by ブクログ

柴田哲孝『侵蝕』徳間文庫。

2014年に講談社文庫から刊行された『チャイナ インベイジョン 中国日本侵蝕』の改題作。

ということは既読であった。

日本という小さな島国に非常識な介入を行い続ける中国の狙いは一体何か。本作は、様々な事実を土台にしてストーリーを膨らませたシミュレーション小説である。

北海道の原野を中心に日本の国土を中国人が買い漁り、尖閣諸島の海域で領海侵犯を繰り返し、日本の海上保安庁と衝突を繰り返す中国船。東日本大震災までもが描かれ、中盤までは今、この瞬間に起きている事態を克明に描き、非常に面白いのであるが、ラストが何とも残念だ。散々広げに広げた風呂敷を畳み切れなかったようだ。

尖閣諸島、小笠原の赤サンゴの密漁。日本に土足で踏み込み、自国に於いてもモラルの欠片も感じられない中国人。彼らは、やはりアメリカに替わり世界のトップに立とうとしているのだろうか。それにしても、中国の遣り方は非常識過ぎる。

しかし、中国に付け入る隙を与えた日本にも非はある。2009年にはGDPがアメリカに次ぎ世界2位だった日本は2010年には中国に抜かれ、世界3位に転落した。さらに数年前にドイツにも抜かれた日本はついに世界4位まで転落するなど、日本の経済力は年々低下している。原因はグローバルを見据えた経済対策、産業改革を推進出来ずにインバウンドに頼り過ぎた日本の政治家にある。そして、日本政府が、中国だけでなく、タイやフィリピン、ベトナムからの労働者や留学生、研修生の類を無制限に受け入れたことが、日本の国力低下を決定付けた。

最近でも、中国人による都内の高級マンションの購入が相次ぎ、都内のマンション価格は高騰しているという。さらに中国人がオーナーとなった賃貸マンションでは急に家賃が上げられたり、エレベーターが停められたりするなどトラブルが相次いでいる。

都内だけでなく、地方の田舎の休耕地や山林を中華資本の企業が買い取り、無計画に太陽光発電のパネルを設置し、土砂災害を誘発させるなどのトラブルも発生している。

さらには、日本に移住した中国人が国民健康保険制度で医療サービスを受けたり、生活保護や様々な社会保障サービスを受けているのも事実である。

台湾有事と騒がれているが、日本も何時、中国に侵略されてもおかしくない状況にあるのだ。

本体価格1,000円
★★★★

0
2025年08月13日

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