【感想・ネタバレ】リベンジのレビュー

あらすじ

IQ172の天才女子高生が原発に群がる悪い奴らをぶっ倒す! 笠原武大と萌子の父娘が何者かに襲われた。父は囚われの身となるが、娘は辛くも逃げ延びバイクで南を目指す。一方、警察庁公安課〝サクラ〟の田臥と室井は、父娘失踪の報を聞き、三年前の萌子誘拐事件の主犯である日本神道連議会の板倉勘司の関与を疑い、動き出す。

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Posted by ブクログ

デッドエンドの続編で、娘の笠原萌子が大活躍するお話でした。こういうの待ってた!
前作で恨みを持った男の復讐ということで「リベンジ」。原発利権で政治家と北の工作員も絡んできて、悪人たちの様相がなんともいえず。
幾度も訪れるピンチとギリギリのところで切り抜けるハラハラドキドキ(死語?)の展開は、読んでて続きが延々と気になって一気読みしました。

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

柴田哲孝『リベンジ』双葉文庫。

『デッドエンド』『クラッシュマン』に続くシリーズ第3弾。スリル満点、痛快無比の冒険小説。原発利権に群がる悪党たちは、この国をも売ろうとしていた。

キックボクシングを学び、バイクを乗り回す、父親と同様IQ172の天才少女・萌子が大活躍を見せる。まるで、初期のキャロル・オコンネルのマロリー・シリーズのキャシー・マロリーか、パトリシア・コーンウェルのスカーペッタ・シリーズのルーシーを彷彿とさせるのだ。

3年前に大胆不敵にも刑務所を脱獄し、妻殺しの冤罪を証明し無罪放免となったIQ1笠原武大と萌子の父娘が別々の場所で何者かに襲撃される。武大は何者かに拉致され、萌子は間一髪逃げ延び、バイクで問題の場所を目指す。警視庁公安の田臥と室井は笠原父娘失踪の知らせに日本神道連議会の板倉勘司の関与を疑い、捜査に乗り出す。やがて、事件周辺に北朝鮮工作員の姿が見え隠れし……

本書に描かれた福島第一原発事故を起こしながら他の企業や団体に天下り、莫大な報酬と退職金を受け取り、海外に移住した東京電力の幹部たち。事故処理や補償には莫大な税金が投入され、未だに多くの人びとが苦しんでいるというのに。今の新型コロナウイルス対策にしても、経団連からの献金目当てや利権目当ての政治家がGo To事業を強行し、感染は拡大する一方である。莫大な金が動くところに必ず、欲望が渦巻き、次から次に悪が産まれるのは昔から変わらないのか……

本体価格780円
★★★★★

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2020年11月28日

Posted by ブクログ

シリーズものだとしらずこれを最初に読んでしまった!!!
途中ハラハラしながら読んでたのに、最後割とあっさり?な終わりを迎えてスンッてなった笑
心が取り残された感じ、、他のも読もう。

0
2025年11月18日

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