柴田哲孝のレビュー一覧

  • 抹殺

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    難しいような内容ですが、とても読みやすい作品です。
    題材は、「暗殺」に続き、フィクションなのか?、ノンフィクションなのか?、
    とても興味深く読めるのです。
    私たちが知るニュースはコントロールされているのでは無いか・・・と、考えさせられてしまいます。

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    2025年01月31日
  • チャイナ インベイジョン 中国日本侵蝕

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    土地買収というかたちで、中国に合法的に静かに侵略されていく日本。
    実際の事件とフィクションを織り交ぜたストーリーで、リアリティがあり読み応えあった。
    終章は平和ボケの結末として中国の宣戦布告に対し、戦時に入り押されていく日本を描いている。
    今この時も日本は中国に侵略され続けていると思うと、守屋外相含め、あってはならない政権だと痛感。
    同作者の「暗殺」はぜひ読んでみたい。

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    2025年01月18日
  • GEQ 大地震

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    能登地震の際にSNSで賑わした人工地震って、この小説が原点か?
    『壁の向こうの住人たち』の中で出てくる石油採掘企業がルイジアナ州で大幅な地盤沈下事故を起こした事実から派生したストーリーか?
    良くできたフィクションミステリーでした。

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    2025年01月13日
  • 国境の雪

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    1990年代の『中米経済同盟』により、経済実態を無視した人民元の大幅切下げ断行を認めたのは米民主党のクリントン政権。目的は、"日本の経済と輸出企業潰し"そのジャパン・パッシングは、アメリカ経済を脅かすさらに厄介な敵-怪物-を作り出してしまった。可哀想なのは、日本だ。アメリカに散々貢がされ、輸出企業を骨抜きにされ、さらに基地問題では徹底で絞り上げられている。しかも中国には70年以上も前の『南京事件』ーあの事件も人口以上の市民が日本軍に虐殺されたと主張する矛盾と欺瞞の産物だーを種に、ODAが終了した後も、無償援助を威し取られている。
    中国がドル国債を売りに転じたら、どこの国がその分を買い支える。EUは破産寸前だし、韓国などものの数にも入らない。そうなると、日本しかないだろう。以前は小泉が日本の郵便貯金と保険金をアメリカに差し出してドル国債を買い支える約束をした。今度は野田が、消費税を差し出す。それが伝統的な日米関係だろう。

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    2025年01月13日
  • 抹殺

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    韓国で非常戒厳がだされた日に。紛争中の不条理に怒り覚えながら読んでいたが、現実社会で小説以上の不条理が…。「石油権益は生命より重い」からと言って理不尽な他国の要求はね返さず自国民売る国。だろうなあーとわかっていても、いたたまれない。手に汗握る展開だったが、あっけない幕切れにモヤモヤ感残った。

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    2024年12月05日
  • ミッドナイト

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    シリーズ第4段。

    しくじった。前作『リベンジ』を読む前に読んでしまった...

    いや、もちろんそれでも十二分に面白いのだが。

    本作は田臥始め、主人公となるものが入れ替わり描かれる。

    ロシアのスパイがロシアから追われ、日本へ亡命を求める。スパイが所持する機密情報がキーとなる。
    追うシーン、追われるシーンは秀逸だ。

    シリーズで登場した北のあいつや、高IQのあの親子、あの時の彼らが次々登場。
    読者としては嬉しい限り。

    本シリーズを読まれる方は、ぜひ一作目から読まれたし。

    しかし、あの時の親子の娘が随分と成長したものだ

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    2024年11月21日
  • 赤猫~刑事・片倉康孝 只見線殺人事件~

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    冒頭、何やら不気味な童謡を歌って火をつける女。
    とても深い恨みや憎しみがあったのかなと。

    今回は20年前の放火事件を掘り起こす片倉刑事。捜査の過程はおもしろく、知らなかった戦後のインフラ工事の話や、旅情感あふれる鉄道の旅など、サスペンスドラマの様な読みやすさ。

    犯人の心情はほとんどなく、あっさりと解決して終わった。少し物足りなさを感じた。

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    2024年11月12日
  • 抹殺

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     すごいバイオレンス小説だ。
     結局はババを引いた自衛隊員がとばっちり。
     「国や自由のために戦っていると信じているのは、兵士だけだ……」が印象に残る。

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    2024年10月28日
  • 異聞 太平洋戦記

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    『下村事件 最後の証言』にあったように、「偽情報とは、まずいずれの情報も必要以上にリアルであること、しかも、一定の"事実"の中に、巧妙に"嘘"をまぎれ込ませる」「プロパガンダの典型的な手法として、決定的な真実の中に、嘘をまぎれ込ませる」って地でいった小説でした。面白かった。

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    2024年10月11日
  • 下山事件 最後の証言 完全版

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    あるほど、「暗殺」の筆者のバックボーンがよく理解できた。軍備等に群がる利権同様、鉄道利権が存在した過去をあぶり出す。

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    2024年10月10日
  • 冬蛾 私立探偵 神山健介

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    昔の人たちって怖い。

    不便な山奥で人を寄せつけずに住んでいる、外の情報が入ってこないとなると心さえ閉鎖的になるのかな
    一種の洗脳やんね…

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    2024年08月17日
  • 殺し屋商会

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     第一部の「復讐代行相談所」の物語は、小気味いい。著者の実際起こった事件に基づいて、それを飛躍させる編集力はなんとも言えない。
     老人に言い寄る美人がいた。「殺し屋商会 復讐代行相談所 水鳥川亜沙美」と名刺を差し出す。老人は、娘の結衣と四歳になったばかりの孫を無謀な運転によって轢き殺されたのだ。その高齢の運転手トクダヨシマサは車が悪いのだと無罪を主張する。「人生なんて、そんなもんだ」とつぶやいていた老人に光がともる。水鳥川亜沙美は、依頼を受けて、愛人であり殺し屋のロンホワンに仕事を受けたことをつたえる。

     ロンホワンは、その88歳の高級国民をなぜ殺すか?を考える。「謝らないのは良くない」「神に罪を認めないこともよくない」ロンホワンは「レクス タリオニス」(目には目を、歯には歯を)という。
    「人が誰かを傷つけた場合には、その罰は同程度のものでなければならない」
    神はすべての罪を大罪と小罪に二分する。ヨハネの手紙にある「死に至る罪」と「死に至らぬ罪」である。大罪は、「重大なことがらについて、はっきり意識し、意図的に行われた」の3つの条件が揃うことであり、重大なことがらとは、「殺してはならない、姦淫してはならない、偽証してはならない、父母を敬和なくてはならないなど十戒」に示される教義。さらにカトリックの教理での七つの大罪、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、淫蕩、貧食、怠惰にある。

     ロンホワンは、正体不明の男であるが宗教はある。トクダヨシマサは、傲慢であり、頑なに無知を装って嘘をつきとおしている。それは、大罪であり、死に至る罪だと断定し、殺すことを決める。
     ロンホワンの使う武器は、M36リボルバー。38口径5連発、銃身長2インチ、重量550gの小さなダブルアクションリボルバー、なるべく証拠を残したくないからM36 を選んでいる。ロンホワンは巧みにトクダヨシマサを銃殺する。第1話だ。そして、第2話は、高層ビルから落ちた女優の両親からの依頼。
    「言葉による暴力は、時には物理的な暴力以上に人を傷つける。」それも大罪である。
     ロンホワンの父親は、ロシア人で殺し屋だった。銃は父親から受け継いだ。母親は日本人である。
     ロンホワンは、ロシアのCBP(ロシア対外情報庁)のエージェントで、ウクライナにいたこともある。ロシアがクリミアに侵攻した2014年頃。

     AV女優が逃げ出して、匿われたところに、亜沙美が呼ばれ、AV女優を無理やり犯した男たちをロンホワンは、殺す。最初は、高級国民を成敗したが、その後は依頼された案件に対処して、人を殺していくロンホワン。中国語では、狼貛と呼ばれる。そして、中華街のドンに立ち向かう。香港の新義安のボス、謝炎基と対決する。中華街の勢力争いに巻き込まれる。そして、ロンホワンは。続編がありそうな気配で終わる。
     人を殺すには、やはり理由がいる。悪人であるほど殺す標的になる。悪を描くとは筆力がいる。簡単に正義の殺し屋は作れないものだと思った。

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    2024年07月30日
  • 下山事件 最後の証言 完全版

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    戦中戦後の闇、暗日本史。

    少し前に、真山仁著「ロッキード」を読んでいたこともあり、大変興味深く読んだ。

    この作品を通じて、たくさんの命や、あったはずの幸せな生活が犠牲となり今に繋がっていることを忘れてはならない、と感じた。

    今の現実社会がこのような過去があって成り立っていることに、なぜだか無力感を感じてしまって、軽く落ち込んでいる…。

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    2024年05月08日
  • 幕末紀~宇和島銃士伝~

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    うーむ。読みごたえがあるなあ!
    途中、チョット中弛みが有るが、最後まで読ませてくれた。
    他の作品も読んでみたいが、古い奴は中々手に入らんのよね。

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    2024年02月08日
  • 幕末紀~宇和島銃士伝~

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    著者の高祖父の記録から紡ぎ出された幕末のスパイ小説。各藩の思惑が交錯し、翻弄されていく運命。これほど幕末の重要事件に居合わせる人物がいるのか?と思いながら、楽しめる。

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    2023年11月26日
  • 野守虫~刑事・片倉康孝 飯田線殺人事件~

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    どうしてもミステリーが読みたくなったら、つい買ってしまう作家さん。
    登場人物が少なく、読みやすく、また徹夜して読んでしまった、、、

    内容は重く、犯人の辛い生い立ちには、とても悲しく同情してしまう。が、罪を重ねてしまうのはそれ以上に悲しい。

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    2023年10月10日
  • 殺し屋商会

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    ストレート過ぎるタイトルに惹かれ即購入!
    込み入った内容も無かったが、
    殺し屋はまさかの・・・!
    是非読んでみてください。

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    2023年05月18日
  • 黄昏の光と影

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    いわゆる足で探して丹念さと偶然から拾い上げていく作品で、なかなか良かった。
    過去に翻弄された人生を浮かび上がらせるのは良かった。

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    2022年11月21日
  • 黄昏の光と影

    購入済み

    久しぶりに正統派の警察小説を読んだなという感じです。
    定年間近の刑事が、ひたすら「地取り」を繰り返しつつ、長年の経験とその中で培われた刑事の勘を頼りに犯人に迫って行く。派手さは無いけれど、本当に読み応えのある一冊でした。
    ラストのどんでん返しもお見事、面白かったです。
    シリーズ作品の様なので、そちらもぜひ読んでみたいと思います。

    #切ない

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    2022年11月15日
  • 砂丘の蛙

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    最初から謎が多くて、引き込まれる。
    地道に捜査していく刑事によって真実に近づいていく過程に読み応えあり。
    4分の3辺りまで事件の構図が見えてこない。
    ある人物を保護する事で、するすると、、、なるほど、こういう話だったのかとわかる。
    知ってたら躊躇し読まなかったかも、、、。
    でもまぁ、ケモノの城(誉田哲也著)よりは詳細な描写がないから気分悪くならずに読めた。

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    2022年11月13日