谷崎泉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
元暴力団幹部と捜一刑事の恋(?)も2冊目になりました。
基本的には事件捜査がメインとなり、相変わらずラブラブとは程遠いのですが、個人的にはこういう名もなき関係ってめちゃめちゃ好きでして^^
攻受とも、他人に甘えることなく生きてきて、唯一素の自分を出せるのはお互いだけ…っていいですよねぇ〜(≧∀≦)
だからといってベタベタ馴れ合う訳でもなく、むしろ会話も素っ気ない…。攻に至っては姑のごとく、受のマナーや立ち居振る舞いに文句言ってるし。
まだ受の秘密は明らかになりませんが、朧気なことはチラホラ文中に出てきています。
現在の事件と並行して、攻と受が関わりを持つようになった過去の事件も話が進むのですが、意外と混乱しないというか、過去にはいない黒岩の存在がそうさせているのかも知れません。 -
Posted by ブクログ
元暴力団幹部×捜査一課刑事、40代と30代のアダルトでドライな関係で、甘いとかラブラブとかそんな感じは今のところまったくありません。
表紙から三角関係に発展していくのかと思いましたが、あとがきで早々に否定されていて、私自身は一安心でした。
だって今の攻の方が好みだもん(≧∀≦)
攻はいわゆるスパダリですね!!
料理が趣味で素材や味にこだわりまくる上に、華道や茶道もたしなむとかイケオジ過ぎるでしょ!!!
攻と受の出会いは途中まで明かされますが、今のような関係性になるまではまだ謎ですし、受が抱える秘密が何なのかも謎のままです。
これからどう展開していくのか楽しみです♪
なお本作は全4巻だそうです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
若くして莫大な資産を築いた人生の成功者・音喜多だが、かつて想い人を亡くして以来、本気の恋情とは無縁に生きてきた。
そんなある日、音喜多は死別した相手と酷似した顔立ちの青年と出会う。
その青年・久嶋は、華奢で可憐な外見とは裏腹に、二十五歳にして博士号を三つ持ち、元FBIのアドバイザーという経歴を持つ天才だった。
彼に強く惹かれた音喜多は、側に居たい一心で行動を共にするが、天才ゆえ人の心が分からないという彼に、身体だけの関係を提案され―。
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★4.5
最初にこの本を手に取った時はBL小説にしては珍しいその大きさと分厚さから若干、取っ付き難さを感じていたのですが、いざ気合いを入れて読み始めてみるとなかなかどうして面白く、あっという間に読み切ってしまいました。
こちらの作品がどんな話なのか大まかに説明しますと、推理やサスペンスといった謎解きを中心にしたお話で、章ごとに何かしらの事件が起こります。
事件と言ってもそこまで重たいものではなく、ちょいちょい笑えるシーンも挟まっている為、適度に肩の力を抜いて楽しめます。
因みに事件を解決するのは久嶋なのですが、この久嶋というキャラクターがとっても変わっていて、私の経験上、初めて見るタイプの受けだな、と思いました。
あえて例えるなら、デス◯ートのエ◯でしょうか(笑)
見た目からは想像出来ないほどの天才っぷりや、つかみ所のない性格、誰に対しても常に敬語で喋るところや甘味が異常に好きな設定など、もしかしてエ◯をモデルにしたのでは?と思ってしまうほどイメージが被る点がちらほら……(笑)
一方、音喜多は金も地位も権力もあって欲しい物は苦労せず何でも手に入るような、まさに絵に描いたような“スーパー攻め様”なのですが、久嶋の心だけはどうしても手に入れられず、全編に渡ってやきもきしている様子が丁寧に描かれています(笑)
スーパー攻め様が受けに翻弄される姿は見ていて楽しく、特に最初の久嶋とお近付きになるべく練った音喜多の作戦がことごとく失敗するシーンは見ている此方が恥ずかしさを覚えるレベルで、ある意味とても印象に残りました(笑)
私は謎解き系のお話が好きなのでこの作品は最後まで大いに楽しめたのですが、幾つか不完全燃焼な点もあります。
それは、作中に散りばめられた多くの謎が謎のまま終わってしまっている事です。
特に久嶋がなかなか訳ありっぽいのですが、この巻では久嶋の過去は殆どと言っていいほど何も明かされません。
唯一分かっているのは、連続殺人犯に拉致監禁されていた時期があるというだけで、詳細は最後の最後まで分からずじまいです。
おまけに久嶋と音喜多の関係も最後まで進展せず、セフレ(?)のままです。
おそらくこれはシリーズものの第1巻に違いないと信じ込んでいた為、ラブ度が低くても謎が明かされなくても仕方が無いと本編を読み終えるまで大して気にせずにいたのですが、驚いた事にあとがきには続編があるとは一言も書かれていないのです…(^^;)
もしかしてこれで完結なんでしょうか…?
だとしたらかなり中途半端ですし、モヤモヤが残って当然だと思います。
個人的には、ここまで明らさまに多くの謎を残しておいて完結なんて有り得ないと思っていますし、続編の為の布石だとしか考えられないのですが…。
とにかく、これで終わりだなんて言わず是非とも続編を出して欲しいです。
文章力も高いですし、こんな面白い作品をここで終わらすなんて勿体ないですよ、先生! -
購入済み
ライトな推理小説?かな
作者が言うように、宝井理人さんの表紙とストーリーが極matchな感じです。
どこか浮世離れしてるのに興味惹かれるキャラたちが好感が持てました。淡白なんだけど、響いてない訳でもなく実は物凄く葛藤してる感じとかも。晴は昭和40年代の古きよき谷中の風情とmatchしてるイメージで、蒼一郎のゆとり?っぽい抜け感がまたいい感じです。
でも一般的な視点で考えると…
推理小説を求めたとするなら、タッチの軽さに物足りなさを感じるかも知れないし、
恋愛小説を求めているならばそれも、爽やかさによって裏切られてしまうかも。
と、ちょっと思ってしまいました。
とは言え私自身は、変わり種の題材が主人公の過去の鍵となって進む物語が読みやすい文章に後押しされてる印象で、グイグイ引き込まれてしまい…気がつけば3巻一気読みだったわ~。
続きがとっても楽しみです。 -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。今回の対象は仏像で、晴の過去に纏わる贋作が絡んだ事件の話。晴の過去に起きたいろいろな事が明らかになっていきます。今回は、蒼一郎の姉や晴の大学時代の元カノやら登場人物も増えてきて、鑑定や事件というより、人間模様が主になった感じ。真澄さんに加え、刑事の矢田さんまでロマンスに(笑)元カノさんは、晴の暗い過去に一枚噛んでいるようで、まだまだ何かありそう。とはいえ、大きな括りとして一段落ついたような感じなので、次の新たな章の始まりを期待します。
しかし晴の無自覚は罪作りですね~。他人を思いやり優しくするのは晴にとって通常なことで、他意はないから、勘違いを生んでも本人は無自覚。晴さん、暗い過去がなくても、なかなかに曲者です(笑)