谷崎泉のレビュー一覧
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喫茶店「ナアレフ」の営業時間は朝七時から夕方四時まで、メニュウはホットコーヒーのみ、一杯1000円。
ありえない営業時間、メニュウ、値段は店の主人のやる気のなさの現れだったが、彼の思惑に反して常連客は増加中。
なぜならコーヒーの味は極上で、主人は完璧な美貌の持ち主。
身の程知らずな下心つきで寄ってくる客も少なくないのだ。
そんな主人にもたらされた知らせ―「仮釈放が決まった」。
あの事件から二年。
束縛するほどに愛されて、逃げられず、そして主人の身代わりのように塀の中で過ごした彼が帰ってくる―心は決まっていた。
二人にいったい何があったのか?喫茶店経営という一見穏やかな顔の下に隠された、物 -
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ネタバレ谷崎さんのこういう刑事モノ大好き。相変わらず登場人物が多くて入り組んだストーリー展開はまるで本格派刑事小説。BがLはまだしてないけど、エロはしっかりあります。
何事にもルーズで一切やる気なしの刑事佐竹。こと事件に関しては驚異的な勘の鋭さを発揮して次々に解決に導く。これは特殊能力なのか?
そんな佐竹が5年も体だけの関係を続けている謎めいた元ヤクザの高御堂。
物事を中途半端にしておけない堅物男、元SAT黒岩が捜査一課五係に移動してきたことで何かが動き始める。
佐竹と高御堂の出会い編『愚者の選択』は特に引き込まれた。現在のふたりを知っているから結果はわかっているのに、逃れようもなく引き寄せあっていく -
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骨董商×銀行員。
安心して読める、ミステリー色の強い作品です。
まだ愛からは遠いかな~。
谷崎さんの作品ではよくある強引な攻なのですが、めずらしく攻目線の作品なので、受に片思いしてるわりにはその行動どうよ・・・っていうのがちらほらと。
受もドケチなお金大好きっ子なので、ロマンチックな展開になりずらい。そこをあえて!あえてなんとか隙を見て(笑)濡れ場になだれ込みたい攻の葛藤が面白いです。
「ドロシーの指輪」シリーズ(2013年現在5冊刊)
1.「ドロシーの指輪」
2.「イゾルデの壺」
3.「ヴィオレッタの微笑」
4.「砂糖細工のマリア」
5.「スニグラーチカの恋」 -
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ネタバレ上巻を読んだかぎりでは、個人的に橋田は幼馴染の高平を選ぶんだと思ってたよ・・・。なんだ、そっちかぁーっていうのが第一印象。弟クンもすごくいい子だし、一緒にいるうちにほだされたのはわかるんだけど、橋田と高平の関係って、それくらいで切れるようなやわな関係じゃないよなと思ってたんだけど。たとえ、一緒に生きていこうみたいなハッピーエンディングじゃなくても、心も体も込みで、他に誰も変わりのいない唯一無二の存在じゃないのかよ。。弟クンっていう素敵な嫁を得た橋田はまだわかるけど、大人になった途端、急に橋田への執着が無くなってしまった高平の心情がまるでわからん。当て馬はてっきり弟クンの方だと思ってたのに。。。
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ネタバレこの小説はBLって言っちゃいけない気がする。刑事もの小説的なテイストで甘み成分はとても低いです。この作家さんのシリアス系はほんっと読みごたえあるなぁ。。でも冒頭の数ページ、三人の男が登場するんだけど、すべて彼、男などの代名詞。まだストーリーの背景もわかっていない立場から言えば、誰が誰やねん!ってツッコミいれたくなるぐらいわかりづらい。ここで固有名詞出しちゃうと軽くネタバレしちゃうからしょうがないのかもしれないけど。下巻まで読み終わって、・・・で、あれは誰と誰と誰なんだっけ?って読み直した人が大勢いるはずだ!!事件にも気持ちにも一区切りつきましたってことで、入れておきたいシーンだったのかもしれな
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ネタバレいやぁ、かなり読み応えあった。自分の意志とは裏腹にヤクザ・警察・チャイニーズマフィアにつけ狙われてしまう故買屋セキ。次から次へとトラブルに巻き込まれ、窮地に追い込まれていく様を加速度的なスリルで・・・もう最後まで一気読みですよ。これはBLの枠を超えて、普通に小説としておもしろいよ。でも、これは男同士の刹那的な愛だから、BLじゃないとダメだけど。唯一自分を本当の名前で呼ぶ男、唯一自分を狂わせる男、蓮との関係の痛いほどの切なさ。このお話はいわゆるHappy Endingとは言えないのかもしれない。今まで心が許さなかった自分たちの関係を、『全部捨てろよ。俺と一緒に行こう。お前が本当に欲しいものは俺だ