岡本さとるのレビュー一覧

  • 居酒屋お夏 七 朝の蜆

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    ひじきの話が良かった。
    思わず買い物に行った時に生ひじきを買って、夜に煮ていただきました。清次さんの味には及びませんが、それなりに上手くできたかな。

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    2022年03月20日
  • 鰻と甘酒 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    ネタバレ

     岡本さとる「鰻と甘酒」、居酒屋お夏春夏秋冬シリーズ№4、2021.12発行。乱れ酒、鰻と甘酒、ごっそあん、ところてん の4話。とても面白かったです。大満足です。4話とも味わい深かったですが、特にタイトルになっている鰻と甘酒が秀逸でした。お夏、最高です!

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    2022年01月17日
  • 鰻と甘酒 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    内容(ブックデータベースより)

    「あの姉さんには惚れちまうんじゃあねえぜ」見るからに苦労がにじみ出る女・お蝶。今は甘酒屋をしているが、誰にも言えない過去を抱えていた。その女に惚れたのは、羽目の外し方も知らぬ純真な男。周囲の忠告も聞かずに想いを募らせるが、二人の恋路に思わぬ障壁が......。黙ってられぬとばかりにお夏が暗躍! 人情居酒屋新シリーズ、感涙の第四弾。

    令和4年1月8日~9日

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    2022年01月09日
  • 豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    ネタバレ

     面白くて一気読みでした(^-^) 岡本さとるさんの居酒屋お夏新シリーズ№3「豆腐尽くし」、2021.8発行。お夏の魅力大放出(^-^) 豆腐尽くし、料理屋、酔醒、ぶっかけ飯の4話。どの話も秀逸です!

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    2021年11月06日
  • 雪見酒 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    作品紹介・あらすじ
    お夏の居酒屋で行き交うのは、人情、毒舌、旨い飯。絶妙な居心地の良さの虜になった男女が集い、悲喜こもごもの事件が起きる――。
    ある日お夏は、目黒の豪傑として知られる初老の剣客の言動に胸騒ぎを覚える。弟子の活躍も相まって声望を高めていた男に一体何が? 意外な理由に一同騒然! お夏の人情裁きに酔いしれる人気シリーズ新章第二弾。

    令和3年10月4日~8日

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    2021年10月08日
  • 豆腐尽くし 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    内容(ブックデータベースより)

    「お花という女がおりましてねえ」。渡世人として苛烈に生きてきた牛頭の五郎蔵。彼には人生に思い残したことがあるという。若い頃、一緒に料理屋を開く夢を抱き、献立を考えては笑い合った想い人。晩年を迎えた今、その女がどうしているかが気になると遠慮がちに語った。意を汲んで調べ始めたお夏。だが、その女は――。新シリーズ、感涙の第三弾。

    令和3年8月20日~22日

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    2021年08月22日
  • 駕籠屋春秋 新三と太十

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    久々の私の中でのヒットシリーズになりそうな予感!
    地方の貧しい農家の息子が江戸に出てきてゴロツキに絡まれていた隠居を助けた縁で、元から働きたかった駕籠かきに。

    その二人の農家の息子は新三と太十。立派な体格に、素直な心根、思いやりや機転の聞く頭の良さで、駕籠屋「駕籠留」でも信頼がある。

    そんな二人がでしゃばらず、駕籠かきとしての腕を上げる様子をいろんな客との事件を通して描くのだが。
    徐々にこの二人には、只者ではないことが、その考え方や身のこなしでわかってくる。

    駕籠かきというと、少々ヤクザな感じで描かれることが多い時代小説の中で、どっぷり市中の民の中に浸かりながら世間、江戸を見る視線が面白

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    2021年05月22日
  • 鉄の絆~若鷹武芸帖~

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    成長ぶり著しい鷹之助


    新宮鷹之助は、日光奉行所の武芸を見聞して来るよう命じられて、日光の旅へ出るのであった。新宮家の若党、原口鉄太郎と中間の平助が鷹之助の供をすることになった。
    日光からの帰府の途中、今市宿で鷹之助達三人は猪鍋を食したのだが、好奇心の強い鷹之助が猪を捕る猟師の技術を見てみたいと言い出した。宿で訊ねると、この辺りの山間にある長田村に土橋忠三郎という鉄砲の名人がいると、教えて貰った。
    忠三郎は、嘗て幕府の鉄砲方で鉄砲磨き方同心と仕えていたのであったが、鉄砲撃ちの衝動を抑えきれず、妻子を捨てて長田村の猟師万造に弟子入りをしたのだった。そして、万造亡き後長田村に残り、日ごろ山を歩いて猟を続けていた。

    #感動する #アツい

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    2021年05月06日
  • 黄昏の決闘~若鷹武芸帖~

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    抜刀術とは

    新宮鷹之助は、火付盗賊改方同心の大沢要之助から江戸、神楽坂付近で起きた辻斬り事件の話しを耳にした。
    目撃者の話しでは刀を抜いた様子がないというので、居合いによる一瞬の間で斬り殺されたと判断された。
    鷹之助の武芸帖編纂所は今回、この事件で遣われた抜刀術を調査し始めるのである。
    大奥で薙刀を指南している鈴姫よって、抜刀術の達人、中倉田之助の存在が分かる。彼は、出羽守・船津家の江戸屋敷で剣術指南役を務めている。中倉家は、父・平右衛門から羽州七万石、船津家に仕える家柄であった。平右衛門も水鷗流を遣い、腕の立つ抜刀術の武芸者であった。ある時、平右衛門は上司の命令で同家の家来を居合いで倒したのだが、

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    2021年04月21日
  • 二刀を継ぐ者~若鷹武芸帖~

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    剣豪の使命

    新宮鷹之助が頭取の武芸帖編纂所で編纂方をしている松岡大八は、播州龍野の出身で円明流の遣い手である。円明流こそ宮本武蔵を教祖とする流派である。それゆえ、今回の調査対象である二刀流の調べを鷹之助から任されるのである。
    大八は領主の脇坂家に将来を見込まれ、江戸に出て武芸を一層磨いて、名を上げるよう期待された。江戸に来たのが20歳代と言う。やがて脇坂家の支援を受けて目黒白金に道場を開いた。さらに、八重という妻を得て娘ができ、一介の家庭を持つまでに至った。
    いくらかの門弟を抱えるようになり生活基盤も整ったのだが、剣の腕は一流だが、生来の田舎武士で不器用者だ。剣の教え方一つをとっても、門弟の心中も考え

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    2021年03月29日
  • 鉄の絆~若鷹武芸帖~

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     躍動感があり、人情味が溢れ、読み応えのある作品。岡本さとるさんの「鉄の絆」、若鷹武芸帖シリーズ№7,2020.11発行。

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    2021年03月20日
  • 鎖鎌秘話~若鷹武芸帖~

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    護身術としての鎖鎌術

    武芸帖編纂所頭取の鷹之助は、老練剣士、水軒三右衛門と松岡大八と共に隣に設えた道場で、大名や大身旗本から寄せられた武芸帳を基に、その流派の太刀筋などの研究を日々重ねるのであった。そして整理された流派の目録は、黄表紙作家であった編纂方担当の中田郡兵衛により武芸帖に書き加えられた。
    ある日、鷹之助が嘗て士学館で剣術を共に習った幼友達の大沢要之助が訪ねて来た。彼は火付盗賊改の同心になっていたが、彼の先輩格宮島充三郎同心が本所の柳島村の土手で殺害されたのだが、殺され方が普通の刀で切られたものではなかったことで、武術に詳しい鷹之助に助言を求めて来たのである。しかしその時は鷹之助等はまだ満足に答えられなか

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    2021年02月05日
  • 居酒屋お夏 春夏秋冬 山くじら

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     母の仇討ちを果たし、焼けた店を再建(龍五郎達常連が)、毒舌のくそ婆ァお夏とクールな料理人清次の人情酒場、新装開店! 岡本さとる 著「居酒屋お夏 春夏秋冬 山くじら」、2020.8発行。麦とろ、糠みそ、山くじら、めざしで茶漬けの4話。どれも味わい深く秀逸。特に糠みそのお仲、めざしで茶漬けのおしか、心に響くいい話です。

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    2021年01月20日
  • 居酒屋お夏 十 祝い酒

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    内容(「BOOK」データベースより)
    正体不明の大悪党・千住の市蔵は、争闘の場で見たお夏への復讐心を滾らせていた。お夏とて母を殺めた市蔵との決戦は望むところだが、表の顔はあくまでも居酒屋の毒舌女将。同心の濱名茂十郎は、お夏抜きで市蔵捕縛に向かう。正義と悪が激突する白山権現。そこで運命の悪戯ともいうべき事態が判明!お夏の運命は?人気シリーズ、堂々の決着。

    令和2年1月21日~23日

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    2020年01月23日
  • 居酒屋お夏 九 男の料理

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    内容(「BOOK」データベースより)
    いぶし銀の働きでお夏を支える料理人の清次が、哀しき母子との交流を人知れず深めていた。女の亭主は理由あって旅に出ているのだという。やがて旅帰りした亭主と対面した清次は、その男に好感を抱く。だが彼の眼差しには、修羅場を潜った者特有の鋭さが含まれていた。男の過去に一体何が?脛に傷持つ者は幸せになれないのか?感涙の第九弾。

    平成31年3月26日~28日

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    2019年03月28日
  • 姫の一分~若鷹武芸帖~

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    将軍家斉より「滅びつつある武芸を先の世に語り継ぐ務め」を仰せつかった新宮鷹之介の物語。手裏剣、鎖鎌と続いて、今回は薙刀。とても面白いシリーズです。純真で一本気な鷹之介が女子で薙刀の名手に辿り着きます。岡本さとる 著「姫の一分」、2018.11発行。

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    2019年02月23日
  • 居酒屋お夏 八 兄弟飯

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    内容紹介
    親の愛に背を向けて、散り散りとなった三兄弟。時に疎ましくも思った母が死に、十数年ぶりに三人で集った彼らを待っていたのは、お夏のお説教だった。しかも、母の死の裏には怪しげな奴らの影が見え隠れするという。許せねえ、暴れたる! けしかけたお夏も暗躍し、彼らを支えるが……。三兄弟は母の仇を討てるのか? 心に晴れ間が広がる第八弾。

    平成31年1月28日~2月1日

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    2019年02月01日
  • 追憶 新・剣客太平記(九)

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    峡竜蔵、天下無双、剣は勿論、喧嘩は滅法強く、侠客であって人情に厚い、そんな男の物語。岡本さとるさんの「追憶」、新・剣客太平記シリーズ№9、2018.8発行です。そんな竜蔵も42歳、日頃は暴れ症もなりを潜めるものの、一旦ことあれば、向かうところ敵なし。ただし、奥方の綾を除いて(^-^) ちょいと一杯・・・、玉のかんざし、女武芸者、師範 の4話。

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    2018年09月02日
  • 哀歌 新・剣客太平記(八)

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    岡本さとるさんの「哀歌」、新・剣客太平記シリーズ№8、2018.2発行、雷太の恋、手代、老母、見えぬ敵の連作4話です。喧嘩無敵の剣客、そして滅茶苦茶明るく愛嬌があって憎めない男、峡(はざま)竜蔵の物語。「手代」、「雷太の恋」、特に良かったです! タイトルの「哀歌」の意味は、「見えぬ敵」を読んでわかりました。気遣いをされた者が味わう悲哀でしょうか・・・。気遣った竜蔵にはわかるはずもありませんね・・・。竜蔵の妻・綾、竜蔵の母・志津、ともに絶妙の役割を担っています(^-^)

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    2018年05月06日
  • 居酒屋お夏 八 兄弟飯

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    岡本さとるさんの居酒屋お夏シリーズ№8「兄弟飯」、2018.4発行です。兄弟飯、お前のそばで・・・、ねぎま鍋、わさび の4話。でれもこれも素晴らしい、味わいのある話です。でも最後の「わさび」がずば抜けて秀逸でした!

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    2018年05月05日