あらすじ
夫婦ってえのは、そう容易く縁が切れるものじゃあねえのさ」鯰釣りの名人は愛息を連れてよく釣りへ出かけていた。ある日、釣りの最中に地震が起き、悲劇が。目の前で子を喪った男は自分を責め、気うつに。妻を置いて、家を飛び出し寺男になってしまう。悲しみ故にすれ違う夫婦にお夏が案じた一計とは......?人情居酒屋シリーズ、感涙の第五弾。
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居酒屋お夏のお夏と料理人の清次、常連たちの談笑、お夏と龍五郎の掛け合い。岡本さとるさんの好調シリーズ「鯰の夫婦」、居酒屋お夏春夏秋冬シリーズ№5、2022.4発行、4話。「鯰の夫婦」秀逸です。「焼飯」と「やけ酒」も良かったです。駕籠かき助五郎と綿摘みのおよう、これからが楽しみな二人です。「焼き茄子」ではお夏と清次の殺陣の強さが!
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内容(ブックデータベースより)
夫婦ってえのは、そう容易く縁が切れるものじゃあねえのさ」鯰釣りの名人は愛息を連れてよく釣りへ出かけていた。ある日、釣りの最中に地震が起き、悲劇が。目の前で子を喪った男は自分を責め、気うつに。妻を置いて、家を飛び出し寺男になってしまう。悲しみ故にすれ違う夫婦にお夏が案じた一計とは......?人情居酒屋シリーズ、感涙の第五弾。
令和4年5月7日~9日
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じんわりくる良い話ばかりで心が癒されます。
互いを想う気持ちがあるのにちょっとしたかけ違いで上手くいかない人と人の関係を、絶妙な匙加減でそっと後押しすることで解決してしまうお夏さん。押し付けがましくないところが素敵です。
良い話….….
鶴吉の話には、泣けてしまった。幼い頃別れたままの父親との和解。母親違いの弟まで居て、二人で、昔世話になった兄貴分への義理を果たそうとする老いた父親を、助けようとする。良い話だった。
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居酒屋お夏・セカンドシリーズ“春夏秋冬” 第五弾。
毒舌女将・お夏と、料理人・清次が切り盛りする居酒屋を舞台にしたシリーズ。人情味あふれる連作四話が収録されています。
息子の死で鬱になり、寺男として暮らすようになった夫と彼の元に通い続ける妻の復縁に、お夏たちが一肌脱ぐ表題作の第一話「鯰の夫婦」。
お夏や清次と“相模屋”時代の仲間である、髪結いの鶴吉の元に腹違いの弟が訪れ、生き別れの父への複雑な思いと向き合うことになる第二話「焼き茄子」。
駕籠舁き・源三の相方で、無駄が嫌いで理屈屋の助五郎。駕籠舁きとしての腕は申し分ないのに、如何せん“ひろゆき”ばりの論破男で可愛げのない彼の長屋に幼馴染のおようが引っ越してきて・・・第三話「焼飯」。
第四話「やけ酒」は、第三話の続きで、助五郎とおようの話の、おようサイドで語られる展開です。
しっかりしているように見えて、実はかなり間が悪く、いつも嫌な思いをしてしまう、おようの悩みと彼女が巻き込まれた(というか自分から突っ込んでいった)騒動と助五郎との関係の変化が描かれています。
各話、爽やかな読後感に浸れるええ話です。四話はちょっとハラハラしましたが、丸く収まって何よりでした。
お夏と清さんと、居酒屋の常連たちの関係性が心地よく、こんな場所があったらいいな・・と思います。と、言いつつ私は下戸なのですけど(笑)。