【感想・ネタバレ】悲愁の花 仕立屋お竜のレビュー

あらすじ

若かりし頃、廓の掟を破って遊女・お花を逃がそうとした文左衛門。
しかし遊女は捕まり折檻の末に亡くなっていた。
その後悔を抱き続けた文左衛門は、隠居の身となり、
弱い者に害を為す悪人を成敗する裏稼業を立ち上げ、お竜、井出勝之助を仲間にした。
あることがきっかけで、お竜はお花を殺した男の消息を調べることになり……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 岡本さとる「悲愁の花」、仕立屋お竜シリーズ№2、2022.7発行。ならずもの、恩讐、寄り道、悲愁の4話。シリーズ2作目で、はや佳境に。お竜と勝之助の息がぴったりです。地獄に案内する極悪人にも、寄り添う者がいて、それがこのシリーズの奥行きを深いものにしています。

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2022年08月28日

ネタバレ 購入済み

こんな話は、良いなぁ。

文左衛門、お竜、勝之助、悪人への地獄への案内人。その悪人退治の寄り道で、助けられる者達が居て、心優しい人情が身にしみる。

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

若かりし頃、廓の掟を破って遊女・お花を逃がそうとした文左衛門。しかし遊女は追手につかまり、折檻の末に亡くなっていた。その後悔を抱き続けてきた文左衛門は、隠居の身になってから弱い者に害をなす悪人を成敗する裏稼業を立ち上げ、お竜、井出勝之助を仲間にした。ところが、お竜はあることをきっかけに、お花を殺した男の消息を調べることになり……人気シリーズ第二弾!

令和4年11月23日~25日

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

シリーズ第二作。楽しみにしてました!

人情あふれる作品だが、今回胸にぐっとくるのが、長太と粂三のコンビ。
お竜を姐さんとしたう姿が可愛らしい。
初登場は小物感ありすぎ。
そこでぺちんとやられるのは、時代物の「お約束」。
心を入れ替えた2人の危なっかしい活躍は、どうも母親目線になっていけない。

うひとつのエピソードが、孫兵衛の敵討ち。
これがメインのエピソード。
いやいや、これも目新しい展開ではないのに、時代劇らしい展開で。
悪人退治に大立ち回り、それぞれの思いを抱えて裏稼業。
なんだかてらそままさきのナレーションまで聞こえてきそうだ。
三作目はあるだろうか。
3部作で終わってくれるなら収まりがいいのになぁ

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2023年02月12日

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