岡本さとるのレビュー一覧

  • 恋道行

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    岡本さとるさんの時代物の恋物語が始まりました。「恋道行(こいのみちゆき)」(2017.12)、テンポがいいです。絵草紙屋の店番の千七22歳と水茶屋で奉公中のおゆき18歳は恋仲に。二人を待ち受ける様々な危険と陰謀、恋のためには殺人すら厭わない千七とおゆき。千七の主、富田流(とだりゅう)小太刀の達人、山下官兵衛と千七の友人、金次は2人を助けることができるのか! 第2巻が待ち遠しいです。

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    2018年01月18日
  • 若鷹武芸帖

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    岡本さとるさんの「若鷹武芸帖」(2017.11)、新シリーズのスタートです。岡本さとるさんの作品にはずれはございません(^-^) 編纂所、武芸者、角野流手裏剣術、女芸者の4話。女性を含むいろいろな流派の達人が魅せてくれます。まとめるのは、直参旗本、新宮鷹之助25歳、きりりとした若殿です。

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    2017年12月09日
  • 決意 新・剣客太平記(七)

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    岡本さとる 著「決意」、新・剣客太平記(七)、2017.9発行。猛稽古、試し斬り、父子遊戯、用心棒の4話。型破りの暴れ者、40過ぎて落ち着いたかに見えても、じっとしていられない狭竜蔵の啖呵が響きます(^-^) 胸のすく4話です!

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    2017年12月02日
  • 居酒屋お夏 六 きつねの嫁

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    内容(「BOOK」データベースより)

    活気溢れるお夏の居酒屋の片隅で、静かに油揚げを食べるその男は、過去のしくじりに縛られていた。そんな男の日常にも、変化の風は吹く。恋心というには淡すぎる、ある女への慕情。だが、その女もまた運命に翻弄されながら生きてきたのだった。傷つきながらも健気に生きてきた二人は、お夏のさりげない尽力で結ばれるのか?心洗われる第六弾。

    平成29年10月14日~17日

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    2017年10月17日
  • 居酒屋お夏 五 縁むすび

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    内容(「BOOK」データベースより)

    母の仇を討ったことにより、闇の勢力との激闘に巻きこまれたお夏。だが彼女は、居酒屋の女将としての穏やかな日常を守ろうとしていた。そんなある日、お夏は婀娜な女に呼び止められ、殺しを依頼される。馬鹿な願いと一蹴したお夏だが、その女が続けて口にした名前に胸騒ぎを覚え…。願えば願うほど安息の日々は遠ざかるのか?波乱の第五弾。

    平成29年7月16日~19日

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    2017年07月19日
  • 居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり

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    内容(「BOOK」データベースより)

    口は悪いが、料理は旨い女将のお夏。常連客である貧乏浪人の亀井礼三郎・春之助親子の前に、家を捨てたはずの女房・おせいが現れた。春之助を強引に取り戻そうとするおせいの背後に怪しい影を感じたお夏が、料理人の清次と突きとめた姦計とは?客のささやかな幸せを守るため、艶美な姿で悪事を暴くお夏の活躍を描いた待望のシリーズ第二弾。

    平成29年5月17日~21日

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    2017年05月21日
  • 居酒屋お夏 六 きつねの嫁

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    岡本さとるさんの「居酒屋お夏(六)きつねの嫁」(2017.1)、快調ですw。梅干し婆ァ、きつねの嫁、干柿、しらすおろしの4話。1話で1冊の価値、4話で4つの料理が楽しめます! 迷いなく先へ進もうとする女と違って、とかく男は戸惑い後ろばかりを振り返りたくなる。岡本さとるさんの名調子です。油揚げの好きな孤独な30過ぎの三次と豆腐売りの姉さんおこんがお夏の店で心を開き始める~。「きつねの嫁」、特に良かったです。たまらないです(^-^) 読後、油揚げの料理としらすおろしが無性に食べたくなりますw。

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    2017年02月14日
  • いもうと 剣客太平記

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    岡本さとる 著 剣客太平記シリーズ「いもうと」、2012.2発行。剣も喧嘩も滅法強く、その上人情にも厚い、狭竜蔵の物語。上意討ち、いもうと、かまぼこの味、押して勝つ の4話。かまぼこの味といもうとが秀逸でした! 再読です。

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    2016年08月18日
  • 侠気 新・剣客太平記(三)

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    岡本さとるさんの新・剣客太平記(三)「侠気」、2015.12発行、☆5つです(^-^) 剣に長じて、侠気ある者、これすなわち剣侠。狭竜蔵、今回も痛快かつ爽やかに暴れ廻ります。そして、いつもながら隠し味は「人の情」です(^-^)

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    2016年03月23日
  • 居酒屋お夏 三 つまみ食い

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    岡本さとるさんの「女仕置き人シリーズ(居酒屋お夏)」№3「つまみ食い」、27.6発行です。読むのはいつも一息です(笑)目黒の居酒屋が舞台、くそ婆ァと呼ばれるもこれ以上いい女はいない女将の「お夏」と寡黙で誠実な料理人「清次」が紡ぐ店。「つまみ食い」「いだてん豆腐」「干し飯」「玉子焼」の4話。岡本さとるの世界が広がってます(笑)途中から、話の成り行きは見えていながら、なお泣かされ、拍手喝さいを!どれも素晴らしいですが、私には「いだてん豆腐」が秀逸でした!

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    2015年12月13日
  • 居酒屋お夏 二 春呼ぶどんぶり

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    しばらく時代物が手元に届かない状態でした。久しぶりの岡本さとるさんの本です。「居酒屋お夏(二)春呼ぶどんぶり」27.1.15発行です。「お夏」の活躍!かなり待った第2弾です(笑)「春呼ぶどんぶり」「ふてえうどん」「餡餅(あんもち)」「あら塩」の4話。今回のお夏、悪人を斬って捨てるだけでなく、道を説いて諭したり、年老いたおばあちゃんを癒したり・・・、気風のよさと人情の二刀流です(笑)早くも次の第3弾が待ち遠しいです!

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    2015年12月13日
  • 居酒屋お夏

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    目黒不動の近く、「酒・飯」の幟(のぼり)」の居酒屋が! 大したものがなくても、店に酒と飯があれば客はいつでもほっとするもの(笑){白い飯と鰯の目刺しを炙ったものに香の物と豆腐の味噌汁 十二文}(朝粥、団子汁など・・・}因業婆ァと陰口をたたかれてもびくともしない女将のお夏、そして同じく腹の据わった料理人の清次。偉そうな客は死ぬほど嫌いなくせに遠慮すると咎める・・・そんなお夏の複雑な情。
    あるときは居酒屋の女将、またあるときは御高祖頭巾を被った年増女、そして仕置き人・・・。第2弾が待ち遠しいです!(笑)

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    2015年12月13日
  • 旗本遊俠伝 : 1 

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    「仕立屋お竜」シリーズが面白い著者の新シリーズ。どうしようもない放蕩息子の旗本次男が突然本家を継ぐ話。こういうパターンの話は初めてだな。いや、どんどん仲間が増えて来て面白いわ

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    2025年11月04日
  • 仕立屋お竜

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    必殺仕事人の女性版

    痛快で読みやすい
    女性が主人公なので 主人公の気持ちの揺らぎなども感じられて読みやすい

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    2025年10月26日
  • 惑乱 仕立屋お竜

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    1巻とんで8巻目だが、何も問題なし。4章建てだが、話としては2つ。前半の話、意外に娘がしっかりしてて良かった。後半の話はちょっと悲しい

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    2025年09月29日
  • 旗本遊俠伝 : 1 

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    中々面白い。武士✖️任侠。
    若干前時代的な、ジェンダー観が鼻につくものの、されど男子たるものかくあるべきというのも感じる。
    さてはて、如何になるのか。

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    2025年09月15日
  • 追憶 新・剣客太平記(九)

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    玉かんの仁吉を、立ち直らせ、殺された恋女房の敵を取らせてやったり、新田玄道の不肖の弟子、菅沼仁八郎の始末をしたり、竜蔵も、なかなかに、忙しい。

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    2025年07月29日
  • 哀歌 新・剣客太平記(八)

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    雷太も、恋するお年頃になり、信吾は、嫁取りをしてと、少しほのぼのするものの、竜蔵の命が狙われ、その周りで、友人が殺され、弟子が斬られ、母が拐かされる。元凶の男と、真剣で立ち会い、勝利して、一連の騒ぎは、終結するものの、何処で、道を違えたのか、人斬りに成り果てた男の一生が、虚しい。

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    2025年07月28日
  • 決意 新・剣客太平記(七)

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    全く、この先生は、幾つになっても、その辺の悪ガキみたいに、何処にでも、頭を突っ込んで、何かをやらかす(人助けをしてしまう)また、それに付き合わされる人達も、それを楽しんでいる。この人の人生は、面白なぁ。

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    2025年07月27日
  • 一途 新・剣客太平記(四)

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    子離れ出来ない母親、剣の重みを取り去って、悠々と生きたい男、若い女と浮気をしているつもりで、騙されていた上に、女房に悟られて居た男、昔の喧嘩友達を、頼った男と、それを助けに行った男、それぞれの話が、しみじみとして、味わい深かった。

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    2025年07月24日