本谷有希子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
劇作家としての本谷有希子さんのほうが、
小説家である本谷有希子さんよりも先輩なのだろうか。
本作は自作の戯曲を小説化したものです。
それを知ってから読んでしまったこともあって、
舞台で繰り広げられるような展開だなぁなどと読めてしまった。
そう感じてしまったところには、
まず「インパクト」がありますよね。
キャラクターのインパクト、キャラクターの行動のインパクト。
こういうのいるかもしれないなと思わせながらも極端で、
人間離れすれすれのキャラクターに感じられるところもあります。
そういうのが、舞台映えするだろうな、と思い浮かぶところでした。
ストーリーでいえば、
話の幹の部分よりも、枝や葉っ -
Posted by ブクログ
勢いとブラックさがいっぱいの3つの短編が収録。
あとがきで本人も言っているけど、「本谷有希子文学大全集」という
副題をつけてしまう図太さがすごい。
「江利子と絶対」
生きづらさを抱えたひきこもりの女の子が主人公で
まさに本谷有希子の原点という感じ。
自分なりに頑張っているのを認めてほしい江利子の気持ちは
うっすらわかるような気もする。
「生垣の女」
これが1番好き。
どたばたしていて毒があって、岡田あーみんの漫画のような雰囲気。
アキ子はケチャップとマスタードで何をしようとしてたんだか(笑)
「暗狩」
小学生の男の子が主人公で、しかもホラーというのは
本谷有希子にしては珍しい。でも途中か -
Posted by ブクログ
『生きてるだけで、愛。』
を引きずったまま読んでしまったら。
大誤算でした。笑
【江利子と絶対】
「引きこもりというハンデを背負いながら
ポジティブに生きていく。
引きこもってるのにポジティブ。」
実家を飛び出し、お姉ちゃんの家に居候する江利子。
精神不安定で引きこもりな江利子は、
ある日、
絶対の存在を見つける。
犬にゼッタイという名前をつけ、
自分だけの唯一の存在にする。
あーん、痛い。笑
「・・・・・・エリのキレイな気持ち返せよ。早く返せ。」
と暴走する場面では、
もう滅茶苦茶で笑えるのに
なんだか苦しくて泣けてきそうだし
でも、
止
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