本谷有希子のレビュー一覧

  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    舞台らしいストーリー展開のぶっ飛び加減。そして、登場人物も・・・。

    ある新聞配達屋の一家に突然現れた明美。彼女の行動で、家族みんなが隠し持っていた感情がふつふつと・・・、そして爆発!!

    たまには感情赴くままに行動するのも悪くない。

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    2012年01月13日
  • グ、ア、ム(新潮文庫)

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    設定がでたらめに好きでした。
    姉の気持ちいいほどの自分勝手っぷりと母のなんとなく姉妹の間に入っての切ない感じ、妹の真面目な正しさのトライアングルがすごく心地よかったです

    方言も上手い具合に嫌みでない感じに使われていて物語に入っていきやすかった!
    初めての3人での海外旅行がこんなに悲惨だったらもう、ほんと常に泣きそうになってしまうだろうなあ
    で、後で盛大に笑い話にしてやりたいです!笑

    本谷さんの本、これからちょっとずつ読み進めていきたいなーと思います

    私は立場的には妹ですがワーキングプアの刹那主義なもんで、現実主義者でちょっとぼーっとしている姉を思い出しました
    私たち姉妹も性格が全く違うの

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    2011年10月17日
  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    なにが最高って、言うまでもないけどタイトルが最高。
    なんにも解決しないけど、そもそも「解決」するような「問題」なんてねえんだよ!今、ここで息してるだけで幸せなんだよ!っていう。

    恐ろしいのは全ての登場人物が、それぞれキャラがまるで違うにもかかわらず、全員同じ根っこにつながれていて、みんなそれぞれ自分の生を生きようとのたうちまわっているとこ。
    そう、まるでスラムダンクを読んでるようなすがすがしささえ感じる。

    だから、なんか文句ある?

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    2011年09月20日
  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    話は面白かったけど、やっぱ戯曲じゃなくて小説で読むか演劇で観たかったな。
    「生きてるだけで〜」とテーマは同じ系統。というか本谷さん21で劇団主宰してたの。何それすごい。

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    2011年07月21日
  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    登場する過剰な人間たちの有様に恥ずかしいけれど共感を覚えてしまう。
    共感なら津村記久子作品に於いても往々にして得られるのだが、津村作品の場合は「給湯室でお喋りしながら鬱憤晴らしましょーよ!」的共感。本谷作品は「こんなこと言ったら気狂いだと思われないかしら?やだ、聞けない!」的共感。

    (中略)

    流される事よりも自発で動きたいので、本谷作品の方が好きなんです。やっと津村作品が苦手な理由が分かりました。

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    2011年02月24日
  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    この劇、見に行きたかった~。。。
    もとやさんやしさ、しかも永作博美やしさ。で。

    めちゃ好き。こういう系の話。

    明るい人格障害とかまじでさいこー。

    無差別的に平凡な家庭に乱入した明里。愛人でもないのに夫の愛人だと言って、一見平和な家庭に混乱を招く。
    だけど、すでにその家庭には秘密や妬みetcが隠されていて、明里の登場によって明るみになり、さらに家庭はぐちゃぐちゃに?!

    というあらすじ。

    ☆気になった部分

    明里「こちゃこちゃこちゃこちゃしてるのがやなの!ねえ、一緒にしないで。私、病んでるけど元気なのよ。最先端なの。切ったり鬱になったりなんかしないし、明るい人格障害なのよ」

    美十里「だ

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    2009年12月22日
  • 幸せ最高ありがとうマジで!

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    僕にとっては初めて読む戯曲なんですか、それにしても装丁が昭和の社会派青春人倫小説みたいですね、ってそんなジャンルないけど、パッと見、内山理名かなと思ったんですけど永作さんでした。
    さくさくっと書かれているのでさくさくっと読めます。おそらく演劇を見てみないと半分以上わからない部分があるのでしょう。演出についての記述が極めて少なかったので、現場の演技が気になります。なんかハッピーになれました。全肯定する気は金輪際ないだろう作品なのに。

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    2009年10月07日
  • セルフィの死

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    『僕らの時代』に、小木さん、ファーストサマー・ウィカさんとともに本谷由紀子さんが出演されていて、誰よりもよく小木さんを言語化していて俄然興味が湧いた。
    本谷さんの作品は異類婚礼譚くらいしか読んだことがなかったけれど(こちらも小木さんがモデル。あまり似つかわしくない気がした)、自意識がテーマと知り、長らく読みたかった本作。
    でも、うーーーん、という感じ。

    リズミカルな文章は、僭越ながら文才を感じたけれど、突然人外になる系の物語はやはり苦手。

    主人公は、自意識と承認欲求から生まれたミクル。ミクルであり、勘解由小路であり、だいなごんあずきであり、五百旗頭であり、大右近である。つまり実態を持たな

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    2026年03月20日
  • ぬるい毒(新潮文庫)

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    「生きてるだけで、愛」の著者の作品ということで楽しみにしていた。文体でグイグイ攻める巧みさは相変わらずだが、主人公の鬱屈に共感できなかったのでいまいちのめり込めない。やはり中年男性が二十歳の女子の言語化困難なモヤモヤを自分事として体感するのは無理があるようだ。
    とは言え、年齢が共感困難の理由だとすれば「生きてるだけで、愛」で感じた存在しない既視感は何だったのか。
    そこに読書の喜びの謎が潜んでいる気がする。

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    2026年03月13日
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

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    とにかくクセのある登場人物、本のうすさ似合わず濃い内容です!
    事後報告のような感じでの描写の描き方も良いです

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    2026年03月10日
  • あなたにオススメの

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    解説の書き方が新しくて興味深かった。
    本編は読みやすい文体で物語もほどよく面白く
    人間の汚い部分が上手く書かれている場面もあったので良かった!
    が、刺激が欲しさに読むものではないかなと思った。

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    2026年03月06日
  • セルフィの死

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    表紙に惹かれて気になってた本。
    本谷有希子さんは、「異類婚姻譚」で知ってたので、期待値が高かった。
    主人公の女が、結局本名も分からなければ見た目もわからずどんな人生を送ってきたのか全然分からないまま、物語が進んでく。
    ありえないクレーマーは、この世によくいるらしいことは何となく分かっていたけどこんな思考回路だったとは!かなり胸糞だったけど、初めて知ることができたので勉強になったわ……
    主人公の捻くれた考えと、独特な感性が見ていて興味深かった。
    村田沙耶香さんの作品が好きな人は好きそう。
    大きな雲や虹色の綿あめを、モリモリとしていると表現したり、自分のプライド?を玉ねぎで表しているのが面白かった

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    2026年02月23日
  • セルフィの死

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    自意識と承認要求の暴走の描き出す世界。偽名でネット世界を棲家としている主人公の心情は精神病のそれと同じような感じもする。

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    2026年02月08日
  • あなたにオススメの

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    一言でいうと、「気持ち悪い」。『あなたにオススメの』というタイトルとは相反して、決して友達にはオススメしないであろう本。この気持ち悪さは、直視し続けると逃げ場がなくなる。体調悪い時なんか絶対読んじゃダメなやつ。

    全く新しいジャンルの本で、SFっぽくてホラーっぽいけど人間味臭すぎるし、こわさの種類がなんか今までにない感じ。こんな本、読んだことないぞ…。あとがきも面白かった。なんか、インパクトがとてつもなく大きい読書体験だったな…。

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    2026年01月31日
  • あなたにオススメの

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    1作目は「あんな世の中でなくてよかった」、2作目は「こんな人達と関わりたくない」というのが素直な感想。

    特に2作目の登場人物は全ての人達が気持ち悪く、この人達が自分が住むマンションにいたら引っ越しを考えるレベル。
    ただ、この登場人物の嫌なところは自分のなかにもあって、「そうだよな」と思ってしまうというのも嫌悪感を強めているだと思う。

    それにしても作者の人や物事についての嫌〜な部分の取り上げ方や表現にはただただ脱帽でした。

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    2026年01月22日
  • ぬるい毒(新潮文庫)

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    田舎の名家熊田家の娘、由理。
    高校時代の同級生を名乗って突然電話を寄越し、由理の心に入り込む向伊。
    向伊は由理の心を巧みに操り、友人たちと蔑み、侮辱する。
    由理は自意識を傷つけられながらもその関係を続ける。
    気がつけばぬるい毒に侵食されている。
    これは決して恋愛感情ではない。

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    2026年01月15日
  • ぬるい毒(新潮文庫)

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    ネタバレ

    決して読みやすい小説ではないなという印象。
    主人公の心中以外は結構抽象的に書かれるものが多くて、それこそ語り手と同じように自意識に苛まれてる人でないと分かりにくいんじゃないかなと思った。
    コテンパンに(されてはいるんだけど直接的に)されるでもなく、鬼になって復讐を遂げるでもなく、それを忘れながら死を意識していた23歳を超えていく結末。たしかにぬるいなと思ったし、それが人生だよねーと思う。大なり小なり人に嫌な思いをさせられて、嫌な思いをさせて、それが意図的なこともあるし無意識なこともある。
    個人的にはもっと壮大なやり返しをして向伊にぎゃふんと言ってもらいたかったけれど、こういう曖昧さも悪くないな

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    2026年01月12日
  • 自分を好きになる方法

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    タイトルに惹かれて読んじゃった。
    この内容なら別のタイトルの方が良いんじゃないかと思う。
    各年代のたった6日間で、リンデの過ごしてきた人生と人となりがわかるのはすごいと思った。

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    2026年01月05日
  • あなたにオススメの

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    ネタバレ

     「推子のデフォルト」こんなにワクワクしない近未来物語なんて。でもありえなくない事が気味悪く恐怖でした。どちらの母親が子どもにとって最善なのか。怖いけどどちらの立場もわかってしまう自分がいる。でも自分はアナログ派なのでこの時代には適応出来なさそう。

     「マイ・イベント」台風前のワクワクって子どもの頃はあった。非日常に気持ちが高揚する。しかし今は不謹慎だと理解できてる。主人公の渇幸はクズオブクズ。キングクズである。一理ありそうだけども許容できない。読めば読むほど胸が悪くなる。ラストにスカッとしない。もっとと思ってしまった。

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    2025年12月10日
  • 異類婚姻譚

    cnm

    購入済み

    読了後、芥川賞受賞時にいつもの本谷節がないとの意見があったことを思い出した。わたしはあれがないとだめなのである。

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    2025年12月01日