本谷有希子のレビュー一覧
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設定がでたらめに好きでした。
姉の気持ちいいほどの自分勝手っぷりと母のなんとなく姉妹の間に入っての切ない感じ、妹の真面目な正しさのトライアングルがすごく心地よかったです
方言も上手い具合に嫌みでない感じに使われていて物語に入っていきやすかった!
初めての3人での海外旅行がこんなに悲惨だったらもう、ほんと常に泣きそうになってしまうだろうなあ
で、後で盛大に笑い話にしてやりたいです!笑
本谷さんの本、これからちょっとずつ読み進めていきたいなーと思います
私は立場的には妹ですがワーキングプアの刹那主義なもんで、現実主義者でちょっとぼーっとしている姉を思い出しました
私たち姉妹も性格が全く違うの -
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この劇、見に行きたかった~。。。
もとやさんやしさ、しかも永作博美やしさ。で。
めちゃ好き。こういう系の話。
明るい人格障害とかまじでさいこー。
無差別的に平凡な家庭に乱入した明里。愛人でもないのに夫の愛人だと言って、一見平和な家庭に混乱を招く。
だけど、すでにその家庭には秘密や妬みetcが隠されていて、明里の登場によって明るみになり、さらに家庭はぐちゃぐちゃに?!
というあらすじ。
☆気になった部分
明里「こちゃこちゃこちゃこちゃしてるのがやなの!ねえ、一緒にしないで。私、病んでるけど元気なのよ。最先端なの。切ったり鬱になったりなんかしないし、明るい人格障害なのよ」
美十里「だ -
Posted by ブクログ
『僕らの時代』に、小木さん、ファーストサマー・ウィカさんとともに本谷由紀子さんが出演されていて、誰よりもよく小木さんを言語化していて俄然興味が湧いた。
本谷さんの作品は異類婚礼譚くらいしか読んだことがなかったけれど(こちらも小木さんがモデル。あまり似つかわしくない気がした)、自意識がテーマと知り、長らく読みたかった本作。
でも、うーーーん、という感じ。
リズミカルな文章は、僭越ながら文才を感じたけれど、突然人外になる系の物語はやはり苦手。
主人公は、自意識と承認欲求から生まれたミクル。ミクルであり、勘解由小路であり、だいなごんあずきであり、五百旗頭であり、大右近である。つまり実態を持たな -
Posted by ブクログ
表紙に惹かれて気になってた本。
本谷有希子さんは、「異類婚姻譚」で知ってたので、期待値が高かった。
主人公の女が、結局本名も分からなければ見た目もわからずどんな人生を送ってきたのか全然分からないまま、物語が進んでく。
ありえないクレーマーは、この世によくいるらしいことは何となく分かっていたけどこんな思考回路だったとは!かなり胸糞だったけど、初めて知ることができたので勉強になったわ……
主人公の捻くれた考えと、独特な感性が見ていて興味深かった。
村田沙耶香さんの作品が好きな人は好きそう。
大きな雲や虹色の綿あめを、モリモリとしていると表現したり、自分のプライド?を玉ねぎで表しているのが面白かった -
Posted by ブクログ
ネタバレ決して読みやすい小説ではないなという印象。
主人公の心中以外は結構抽象的に書かれるものが多くて、それこそ語り手と同じように自意識に苛まれてる人でないと分かりにくいんじゃないかなと思った。
コテンパンに(されてはいるんだけど直接的に)されるでもなく、鬼になって復讐を遂げるでもなく、それを忘れながら死を意識していた23歳を超えていく結末。たしかにぬるいなと思ったし、それが人生だよねーと思う。大なり小なり人に嫌な思いをさせられて、嫌な思いをさせて、それが意図的なこともあるし無意識なこともある。
個人的にはもっと壮大なやり返しをして向伊にぎゃふんと言ってもらいたかったけれど、こういう曖昧さも悪くないな
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