栗木さつきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
後半、あらかたの説明が終わってからの実学を交えた話になったら面白く実用的ではあった。
あったが、前半部分に果たしてそれは必要なのか?といわざるを得ない部分もあった。
ソ連の選手のお名前リストいる?
アイスホッケー選手の名前を出されて分かる人なら何年のオリンピックで通じるしそれが通じない人に名前羅列しても意味なくない?
あれなんだったの?
しかも負けた方でしょ?その後出てこなかった選手のお名前リストはなに?
文字数増やすためなら分かる。そうじゃないなら何?晒し上げ?
アメリカ側の選手や監督はその後もたまに例題として出てきたけれどソ連側の選手はリストであげつらわれただけで出てこなかった。
なんのために出したの本当に。
割りとそんな感じの冗長なのが多かったのがノイズで読み進めるのが辛かった。
そこを乗り越えられたらもうあとは実例なので読み終われます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ始まりからきっぱりとした物言いで興味深い。
共感と同情は別物で、共感力があるから他人を信用したり気にかけたりと協力できるようになる
という整理はわかりやすかった。
サイコパスと犬を同じように言われると
犬好きとしてはちょっと納得はいかないし、
犬は怒っても噛んではこないし怒られた時の行為を
しないようになる。
共感がないとしても、集団で生きるものたちだから
群れの規律を乱すようなことはしない。
20人に1人サイコパスがいるというのは
中々多い確率ではないだろうか。
しかし振り返ってみて確かにそれくらいの割合で
理解できない人間というのはいた気がする。
クンランゲタは
イヌイットのユピック族の言葉で
「自分がすべきことを頭ではわかっていながらそれを実行しない人」
対処方法は「誰にも見られていない時に氷の端から突き落とす」
という話は中々衝撃。
サイコパスへの対処が対立ではなく誠実というのは
納得がいくような釈然としないような気持ちになった。 -
Posted by ブクログ
マルチタスクをやめ、一度に一つのことへ集中するための本。
マルチタスクは実際には「同時進行」ではなく、注意の切り替えである。そのたびに集中力や生産性が落ちていく。そうした基本を、仕事、メール、会議、スマホ、家族との時間など、日常の場面に引きつけながら確認できる。
特に印象に残ったのは、忙しいからシングルタスクできないのではなく、忙しいからこそシングルタスクしないには忙しすぎる、という考え方。やることが多い時ほど、すべてに反応するのではなく、本当に重要なものを選び、そこに注意を向ける必要がある。
自分にとっては、今の働き方の中で「一つに集中する」とは何を守ることなのかを考えるきっかけになった。作業環境やツールが変わっても、自分の注意をどこに置くのかを選ぶことは変わらず大事なのだと思う。
マルチタスクに流されがちな日常を見直し、集中の基本に立ち返るための読みやすい一冊だった。 -
Posted by ブクログ
基本的には5歳までの子育てについて書かれている本。
自分の子どもたちはすでに5歳以上。なのになんで読んでるんだろう?と思いながらも読んでしまった。
結婚生活における満足度は子どもが生まれたときから下がる一方、という話には苦笑いだった。
きっと今だから苦笑いで読めるんだろうな、と。本当に渦中の時には真面目に考えすぎて逆に自分を苦しめてそう。
以下は心に刻んでおきたい言葉
「子どもは親の言うことを聞くのは苦手だが、せっせと親のマネだけはする」
以下メモ
・赤ちゃん(胎児)の脳の発達に効果のある知育商品は1つもない。
・売れる商品さえ作れば、それで良いという風潮は私たち研究者をぞっとさせる。
・夫婦の対立の70%は解決できない。互いの違いを認めて生きていく。共感する。共感は解決を必要としていない。相手に理解を示すだけでいい。
・知能を左右する遺伝子は見つかっていない。が、脳の力を決定する要因の50%は遺伝
・「知能」とは?
IQでは測れないもの、探求心、自制心、
創造性、言語コミュニケーション、非言語コミュニケーションなど。
・気質を左右する遺伝子も見つかっていない
・「幸せ」には他者との人間関係が重要。子どもには、人との付き合い方、友達の作り方を教える。そのためには、感情のコントロールや共感が必要。
・感情とは
周囲のあらゆる情報を「注意を向けるもの」「無視するもの」を区別する、タグ付けする。情報をタグ付けすることで記憶する優先順位をつける
・モラル(道徳心)を識別する能力は生まれつき備わっている。道徳を重視することと、実際の行動の間には険しい道がある。
・親の目標
善悪にて判断する感覚を子どもに与え、それを意識させ、一致した行動をとらせること。
余談
子どもを叱るときにお尻を叩くのが逆効果という話があった。お尻ぺんぺんは、アメリカでもあるのね、と思ったり。 -
Posted by ブクログ
職場の約20人に1人はサイコパスである…
会社の貢献ではなく自分の私利私欲で動く迷惑な社員が本当に理解できなかったけど、この本を読んでそういうことだったのかーーと認識した。
人生経験を重ねるうちに、頭のおかしい人には関わらない、となんとなく学んできたけど、
職場とかコミュニティで必ず関わらないといけない人がいると、私が上司の立場であれば「指示」しなければならない。
そしてその「指示」がうまく機能していない場合、更に問題が生じていき、周りからも非難されている状況について、どう対処していくべきかとおもっていたが、この本を読んで助かった。
共感性の欠如は組織を破壊する…
ウソがうまく、自分を魅力的にみせる、アピールがうまく、人々の心を掴んでいく人ーーその人の、本質を見抜かなければいけない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレサイコパスは決して連続殺人鬼とイコールではなく、普通に周囲に生活している人間でありうるということ。トランプやビルゲイツがサイコパスであるかどうかはよくわからないが、共感力がなく自分の利益のためにはなんでもする、呼吸するように嘘をつく、というところは、もしかしたら当てはまるのかもしれない。サイコパス気質を持った人はとにかく出世していくのだとしたら、上に立つ人の多くはサイコパスなんだろう。
自分の上司や嫌な同僚、後輩のことを考えると、全てサイコパス気質に当てはまる。本書で示された、サイコパスに対応する方法は、私が悩んで編み出したほうほに酷似していた。やはりあれはサイコパスだったのだと思う。残念ながらそういう人間と働かなくてはならなくなった場合は、諦めてできるだけ関わり合いのないように過ごしていくしかない。
お世辞を喜ぶ、というのも当てはまっていて怖い。
アセトアミノフェンの服用が、共感力を下げるというのも驚いた。自分が常用している薬にもアセトアミノフェンが配合されていた。どうりで楽になると思った。共感力が人を苦しめるということもあるのかと思う。サイコパスは共感力がないと言われているが、周りは不幸だが本人はとても幸福なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
1 サイコパスとは
・無意識のうちに相手のことを考慮することや、それに従って自分の行動を加減する能力が欠けている人のことをいう。つまり、共感力がなく、自分の利益にしか興味がないともいえる。
・感情の起伏が小さいのは、自分以外の人間には価値がないと思っているから。
・表面的には魅力的で、印象操作の達人である。
・程度の差こそあれ、20人に1人はサイコパスに該当する。
2 見出し
・「コモンズの悲劇」
ドリームチームよりも、信頼の上に成り立つ無名選手ばかりのチームの方が強い場合も。私利私欲に走ると短期的には利益を得るものの、すぐに利益を得られなくなって苦しむことになる。
・トランプはサイコパス
自分の決定が間違っていたと考えることができないので、時には現実のほうをねじ曲げようとする。選挙で票を集めるためにシリアから撤退。
・ケーススタディ
サイコパスとそれに関わった人が壊れていく様子をストーリーを通して理解する。
3 対処法
・感情的にならず、礼儀正しく受け答えをすると同時に、余計な情報を与えない。
・挑発に乗らない、間違いを指摘しない。
・忠誠心を重視する傾向があるため、お世辞でもいいから褒める。ただし、それはサイコパスに認めてもらうためでなく、危険を回避してその日を生き延びるためである。
・自分の方が強くても、サイコパスに立ち向かってはいけない。後で何をされるかわからない。
・外部のサポートを頼ること。状況を説明し、客観的に最善の戦略を授かる必要がある。
4 まとめ
サイコパスを見抜いて排除することは相当に困難なため、出会ってしまった場合は、対処法にしたがって極力関わりを避けながらやり過ごすこと。