古谷経衡のレビュー一覧

  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

    Posted by ブクログ

    勉強不足で古谷氏のことを全く知らなかった。佐藤氏:先生、古谷氏:生徒のような感じでの対談で話題が多岐にわたってなかなか興味深かった。古谷氏の著作も読んでみよう。

    0
    2024年12月25日
  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

    Posted by ブクログ

    受験の件は同意ですね。
    受験疲れして一流企業に入りモチベーションなく働いている40代後半以降の人が多いのではないでしょうか。

    0
    2024年11月18日
  • 「意識高い系」の研究

    Posted by ブクログ

    「意識高い系」の人たちを嫌っているにもかかわらず、筆者は自分が「意識高い系」の特徴を有していることを認めている。

    筆者の考える「意識高い系」の人たちの特徴や、あるいは、背景になることは以下の通りだ。
    ■「意識高い系」の人たちは、中学・高校時代に、スクールカーストの最上層に入れなかった人たちである。最下層というわけではなく、第二階層にいた人が多い
    ■スクールカーストの支配階級は、地元に根付いている人たちで、親にそれなりの経済的な余裕がある人たちである。社交性、また、何よりも容姿が優れていることが条件である。これを「リア充」と呼ぶ
    ■「意識高い系」の人たちは、スクールカーストに苦い経験を持ってい

    0
    2024年07月07日
  • 「意識高い系」の研究

    Posted by ブクログ

     戦争や政治に対して意識が高い人を「意識高い系」と揶揄する風潮に疑問を感じていたので、タイトルから気になって読んでみた。本書ではきちんと「意識高い系」(系は「もどき」)と政治に対して「意識が高い人」を区別しており、やはり政治に対して関心を持つ人を「意識高い系」と揶揄する風潮は、政治に関心を持たない人々が「私意識高い系じゃないから(笑)」と自己を肯定し思考停止するための言葉として使われているのではないかと考えた。
     抽象的で多幸的な言説を善とする意識高い系は、具体的でグロテスクな欲望を避けるために「高次の大義」を掲げがちであり、それはかつて戦争に突き進んでいった「高次の大義」(ex.「アーリア人

    0
    2024年01月07日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

    Posted by ブクログ

    著者の知り合いでがんがん「ホシュ」的発言なさる方が
    櫻井よしこ氏の著作を本棚に並べるも
    読んでいない

    というのは初見信じがたかったけれど、ネット上の発言を見る限り
    一方向の勉強をし過ぎた過学習に陥っている人
    だけでなく、
    自分の不満を分かりやすいところにぶつけているだけで何の勉強もしていない人
    の後者がかなり多そうで

    辛いね勉強しようね

    0
    2023年11月05日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

    Posted by ブクログ

    失敗の本質などで語られることは耳に新しくはないですが、その中で現場判断で成果を上げた人物に注目したものと認識しました。日本は現場判断で頑張るという伝統は昔からあるんだなと。
    インパールへの旅行記は最後まで読むと少し浮いてますが面白く読めました。これだけで単独の本を書いてもらいたいくらいでした。
    中心の話題とは外れますが、軍隊について詳しい人の語り口は似るものだなと最近は。それについては全く悪い意味ではなく、学問や知識は乗り移るんだなとしみじみ感じます。

    0
    2023年09月29日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

    Posted by ブクログ

    古谷経衡の集大成。日本のネトウヨ研究にかけては間違いなく第一人者ではないか。堅苦しそうに見える文体も実はかなりギャグめいていて読んでいてとても楽しい。

    本書は是非ネトウヨも限界パヨクもどちらの層も特に若者に読んで欲しいので、タイトルが若干引っかかったりした。「ネトウヨ総論」ぐらいいっちゃってもいいのではないかな。

    読後は右だの左だの言ってること自体がアホらしくなってくる。いずれも単なるポジショントークでしかないということ。問題はもっと深いところにある。いやそうなのか?実は目の前にある問題を切り替えるための議論のための議論でしかないのではないか?

    そんなことをすら気づかせてくれる。ネット上

    0
    2023年05月16日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

    Posted by ブクログ

    要するにネット右翼=情報リテラシーがない人びと
     いろいろ勉強になった。著者はよく勉強してゐる。
     要するにネット右翼といふのは、端的にいへば、情報リテラシーがない人であり、これはもう永存するのだらう。あと著者が、見識のある革新やリベラル・移民に、可能性を見出してゐるのは意外だった。

     コラム1「宗教保守とは何か」にて、旧統一教会の出自が反共であり、反共同士でつながりあって存続できたとは知らなかった。コラム3「保守と右翼」も、私じしん保守と右翼を同一視してゐたので、なるほどと思った。ネット右翼が、主に戦争未体験の中産階級といふのも目新しい。あと、右派や保守は自民党を支持するが、自民党のなかで

    0
    2023年03月28日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    政治評論家の古谷経衡が、文字通り毒親に悩まされ、最終的には絶縁するまでの本。

    親の元にいるときからろくに通院さえできない状況下で、よく生きながらえたと感じた。
    また、彼みたいな知識があれば対応できただろうが、普通の人であれば毒親に悩まされて潰れるか、あるいは一生毒親に悩まされ続けるかのどちらかと思う。

    0
    2023年02月26日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    幅広い世界観と教養としての知識の蓄積、色々体験することを勧めています。
    自分は厳密に自己分析してないので、そもそも何かに混乱してるのかわからなくなりましたが、なにかしら頑張ろうと思えました。
    タイトルが物騒で……星4にしましたが、内容は5です。

    0
    2022年08月22日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

    Posted by ブクログ

    確かに毎年8月の終戦記念日には、先の大東亜戦争の特設番組が組まれて、戦争の悲惨さ、平和の尊さが説かれるが、なんで戦争になってしまったのか、なんで破れることになってしまったのか、は言及がない。結果日本は破れたけど、それぞれの持ち場で最善を尽くした名将たちに触れられる1冊でよかった!

    0
    2022年07月10日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

    Posted by ブクログ

    日本人として少し読むことが辛くなる部分が多いが、これが現実なんだろう。今の日本と繋がる部分も多くなり、これこそが歴史を学ぶ意味でもある。

    ただ歴史を現代と強引に結びつけている部分もありその点は異和感がある(インパール作戦と東京オリンピックなど)

    0
    2022年03月21日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    著者が自分を見つめ直すため、前に進むために書かざるを得なかった文章と受け止めた。本当に厳しいことは笑いを含めなければ表せない事を痛感し、子育ての重みを噛みしめる。

    0
    2022年03月07日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    進路強要による虐待の構造。親のコンプレックスによる子どもの被害。 傍観してよいのか、他人の家庭に干渉すべきでないのか。 少なくとも学校歴を煽る側には成り下がらない。

    0
    2022年02月25日
  • 愛国商売

    Posted by ブクログ

    俯瞰すると何とバカバカしいと一笑に付してしまいそうだが、実はこのような「商売」は今やあちこちに溢れているのだなと背筋が寒くなる。シニカルな文体は大変面白かった。

    0
    2022年02月22日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

    Posted by ブクログ

    戦争を知らない世代の書いた戦史として屈指の出来栄え。実際に戦地を訪れるという信念も素晴らしい。

    何より筆者の年齢に驚かされた。耳学問で良くぞここまでとの感。一方的な日本軍の害悪論でなく、真摯に戦った指揮官を描いている。

    インパール作戦の佐藤幸徳、宮崎繁三郎。沖縄決戦の八原博通、特攻拒否の美濃部正。

    筆者で何より評価したいのは実際に戦地を訪れる姿勢。『失敗の本質』を座右の書に挙げる政治家は多いが実際にインパールを訪問する人はいないだろう。政治家に限らずガダルカナル硫黄島のような激戦地を訪れる作家はいても、インパールを訪れた作家は寡聞にして筆者でしかしらない。現代の交通機関の発達を持ってして

    0
    2022年02月05日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    こんなに理不尽で酷い親がいるなんて。
    傷害罪で逮捕されてしかるべき。

    よくも古谷さんは親を殺めずに済んだと思う

    熾烈な環境から逃避できる、アニメや文学や映画などにのめり込むことができたことは救いだ

    精神的なダメージは人を壊してしまう 虐待などを受けた子供がそれから逃げるために違う人格を作り出す、多重人格障害などもこれらの要因である

    その場で傷つけるだけなく、後に何年にもわたって体に障害を受けてしまう虐待は本当にあってはならない

    いい奥様に巡り会ったことでいいお医者さんに巡り会えて良かった

    0
    2021年08月09日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    とても、恐ろしいお話でした。日本の歴史と並行しながら自分の実体験の説明が素晴らしく、日本の教育プロバガンダがいまだに消えていない状況なので、今後同じようなことのないように、子供を持つ親たちに読んでほしいです。モーニングクロスが終わってしまって、古谷さんが観れないのが残念です。

    0
    2021年05月08日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    絶縁する?
    どんな方法で、と疑問に思い購入しようとしたら、在庫切れで他店より取り寄せるとのこと。
    親との縁が切れる時、どちらかがこの世から消える時、天命を全う。殺すか殺される。絶縁の具体的手段はお読みいただくとして。
    私は消極的な縁切りを選んだ、親の老衰による自然死まで待つ。
    読み始めると著者の父親は私と同い年、そのワタシが「長男だから」の枕詞。
    土地も資産もない「下級」公務員が親の価値観を私は押し付けられた。
    「長男だから、長女だから」を口にしなくなった親世代はいつ頃なのか。
    教育現場では、学力で高校進学を割り振られ、大学受験も本人の意思とは無関係に国立一期校、二期校、公立医学校......

    0
    2020年11月23日
  • 毒親と絶縁する

    Posted by ブクログ

    自分よりも10歳年下の作者さんの体験本。私の配偶者も、この作者さんと似たような体験をしているので理解できますが(それでも、この作者さんの環境はひどすぎます)、子どもが大人になっても生きづらさを抱えていることが気の毒でなりません。
    この作者さんも結婚を通して自分の親と向き合う決意をしたそうですが、そのあたりの経過やきょうだいとのことが全く触れられていないので、私としてはその点が物足りませんでした。
    ただ、作者さんも最後に触れていますが、親からの心の傷は、忘れようと努力するよりも向き合った方が、修復は早いと私も思っています。ただ、それは、当人にとってとても辛すぎる作業だとも思いますが。
    絶縁意思の

    0
    2020年11月02日