古谷経衡のレビュー一覧

  • 激戦地を歩く レイテ、マニラ、インパール、悲劇の記憶

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    8月になると必ず戦争関係の書籍を手に取るようにしている。
    NHKの「映像の世紀」も面白いが、日本に直接関わる記録を読むことにした。
    今回は私と同世代である古谷さんの本を選んでみた。
    本書でのポイントは主に以下2点と考えられる。
    ①過去の歴史を正しく理解しフィードバックしないと、同じ過ちを犯すリスクがあること。
    ②正しく理解するために、戦地を訪れるなど、定期的に思い出して、過去の記憶を身体に定着させること。

    戦争を知らない世代である我々は、中学高校の修学旅行で広島・長崎・沖縄といった場所に行く機会が多い。幸い、当時は戦争経験者の方がご存命であり、直接話を聞けることも多かったのだが、申し訳ないこ

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    2025年08月03日
  • 激戦地を歩く レイテ、マニラ、インパール、悲劇の記憶

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    タイトルそのまま、現地を訪問してその身でもって、戦争の真実を伝えようとするスタイルの筆者、古谷経衡氏の著作である。前作「敗軍の名将」では、沖縄戦の八原博通参謀やインパール作戦の撤退戦を演じた宮崎繁三郎少将(その後中将)、特攻の美濃部少佐(戦後は航空自衛隊空将)など、個々の戦いに於いて負け戦の中でも名を馳せた名将を取りあげ、それら生き方や人生観が現代社会に於いても重要であることを教えてくれた。
    本作品は、筆者が太平洋戦争の激戦地となった、フィリピンやサイパン、インパールを実際に訪問し、その身を持って当時の戦いの悲惨さや、平和な世に生きる我々に教訓を与える内容となっている。特に太平洋戦争を取り扱っ

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    2025年06月28日
  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

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    鈴木宗男20年ぶり自民党復活、なんて話があるが、
    その20年前、国策捜査でムネオさんと一緒に監獄にぶち込まれた、
    日本のラスプーチン、佐藤優さん。
    彼の分析、文章は鋭い。自伝なども読ませてもらった。

    そこにきて、元右翼、ある時気づいて「転向」?した、古谷経衡。
    最初は胡散臭いと思ったが、語りを聴く限り、まったくもってまとも。
    むしろ、「ウヨク」熱から覚めただけに、説得力がある。

    歳は20歳以上離れている二人の対談。

    まずは北方領土。
    本来最初から2島返還とすべきものを、
    沖縄返還前はアメリカへの遠慮から、
    絶対ソ連が飲まない4島返還を訴えたと。
    アメリカより先にソ連が2島を変換してしまっ

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    2025年06月24日
  • 自民党の正体 亡国と欺瞞の伏魔殿

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    An interesting book that sheds light on Japan from a behind-the-scenes perspective, covering topics like the Ministry of Finance, which is currently under the spotlight, and the infamous Japan-U.S. Joint Committee, known for its notorious reputation.

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    2025年06月03日
  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

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    面白かった。政治、歴史、教育、差別、親ガチャからサブカルチャーまで、2人の洞察が非常に深くとても興味深かったです。日本のインテリジェンス(諜報)能力が高いとおっしゃっていて、知らなかったのでびっくりした。日本はロシアと友好外交を構築すべき、という視点も、思ってもいなかったので勉強になった。最後に猫好きに悪い人はいないと言ってくれたのが嬉しかった。

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    2025年01月27日
  • 愛国商売

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    佐藤優氏との対談本を読み、俄然著者に興味を持ち拝読。保守論壇という特殊世界をシニカルに描き、これでもかというその細部の描き方が独特の迫力を生んでいる。ネトウヨに崇められるカリスマ論客たちの醜悪な生態が暴かれているが、佐藤氏のあとがきにもある通り、これは右だからという訳ではなく勿論左にも言えることで、こじれた承認欲求の成れの果てになる可能性を内包していることの気付きになる。

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    2025年01月01日
  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

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    勉強不足で古谷氏のことを全く知らなかった。佐藤氏:先生、古谷氏:生徒のような感じでの対談で話題が多岐にわたってなかなか興味深かった。古谷氏の著作も読んでみよう。

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    2024年12月25日
  • 日本人の7割が知らない世界のミカタ

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    受験の件は同意ですね。
    受験疲れして一流企業に入りモチベーションなく働いている40代後半以降の人が多いのではないでしょうか。

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    2024年11月18日
  • 「意識高い系」の研究

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    「意識高い系」の人たちを嫌っているにもかかわらず、筆者は自分が「意識高い系」の特徴を有していることを認めている。

    筆者の考える「意識高い系」の人たちの特徴や、あるいは、背景になることは以下の通りだ。
    ■「意識高い系」の人たちは、中学・高校時代に、スクールカーストの最上層に入れなかった人たちである。最下層というわけではなく、第二階層にいた人が多い
    ■スクールカーストの支配階級は、地元に根付いている人たちで、親にそれなりの経済的な余裕がある人たちである。社交性、また、何よりも容姿が優れていることが条件である。これを「リア充」と呼ぶ
    ■「意識高い系」の人たちは、スクールカーストに苦い経験を持ってい

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    2024年07月07日
  • 「意識高い系」の研究

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     戦争や政治に対して意識が高い人を「意識高い系」と揶揄する風潮に疑問を感じていたので、タイトルから気になって読んでみた。本書ではきちんと「意識高い系」(系は「もどき」)と政治に対して「意識が高い人」を区別しており、やはり政治に対して関心を持つ人を「意識高い系」と揶揄する風潮は、政治に関心を持たない人々が「私意識高い系じゃないから(笑)」と自己を肯定し思考停止するための言葉として使われているのではないかと考えた。
     抽象的で多幸的な言説を善とする意識高い系は、具体的でグロテスクな欲望を避けるために「高次の大義」を掲げがちであり、それはかつて戦争に突き進んでいった「高次の大義」(ex.「アーリア人

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    2024年01月07日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

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    著者の知り合いでがんがん「ホシュ」的発言なさる方が
    櫻井よしこ氏の著作を本棚に並べるも
    読んでいない

    というのは初見信じがたかったけれど、ネット上の発言を見る限り
    一方向の勉強をし過ぎた過学習に陥っている人
    だけでなく、
    自分の不満を分かりやすいところにぶつけているだけで何の勉強もしていない人
    の後者がかなり多そうで

    辛いね勉強しようね

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    2023年11月05日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

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    失敗の本質などで語られることは耳に新しくはないですが、その中で現場判断で成果を上げた人物に注目したものと認識しました。日本は現場判断で頑張るという伝統は昔からあるんだなと。
    インパールへの旅行記は最後まで読むと少し浮いてますが面白く読めました。これだけで単独の本を書いてもらいたいくらいでした。
    中心の話題とは外れますが、軍隊について詳しい人の語り口は似るものだなと最近は。それについては全く悪い意味ではなく、学問や知識は乗り移るんだなとしみじみ感じます。

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    2023年09月29日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

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    古谷経衡の集大成。日本のネトウヨ研究にかけては間違いなく第一人者ではないか。堅苦しそうに見える文体も実はかなりギャグめいていて読んでいてとても楽しい。

    本書は是非ネトウヨも限界パヨクもどちらの層も特に若者に読んで欲しいので、タイトルが若干引っかかったりした。「ネトウヨ総論」ぐらいいっちゃってもいいのではないかな。

    読後は右だの左だの言ってること自体がアホらしくなってくる。いずれも単なるポジショントークでしかないということ。問題はもっと深いところにある。いやそうなのか?実は目の前にある問題を切り替えるための議論のための議論でしかないのではないか?

    そんなことをすら気づかせてくれる。ネット上

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    2023年05月16日
  • シニア右翼 日本の中高年はなぜ右傾化するのか

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    要するにネット右翼=情報リテラシーがない人びと
     いろいろ勉強になった。著者はよく勉強してゐる。
     要するにネット右翼といふのは、端的にいへば、情報リテラシーがない人であり、これはもう永存するのだらう。あと著者が、見識のある革新やリベラル・移民に、可能性を見出してゐるのは意外だった。

     コラム1「宗教保守とは何か」にて、旧統一教会の出自が反共であり、反共同士でつながりあって存続できたとは知らなかった。コラム3「保守と右翼」も、私じしん保守と右翼を同一視してゐたので、なるほどと思った。ネット右翼が、主に戦争未体験の中産階級といふのも目新しい。あと、右派や保守は自民党を支持するが、自民党のなかで

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    2023年03月28日
  • 毒親と絶縁する

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    政治評論家の古谷経衡が、文字通り毒親に悩まされ、最終的には絶縁するまでの本。

    親の元にいるときからろくに通院さえできない状況下で、よく生きながらえたと感じた。
    また、彼みたいな知識があれば対応できただろうが、普通の人であれば毒親に悩まされて潰れるか、あるいは一生毒親に悩まされ続けるかのどちらかと思う。

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    2023年02月26日
  • 毒親と絶縁する

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    幅広い世界観と教養としての知識の蓄積、色々体験することを勧めています。
    自分は厳密に自己分析してないので、そもそも何かに混乱してるのかわからなくなりましたが、なにかしら頑張ろうと思えました。
    タイトルが物騒で……星4にしましたが、内容は5です。

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    2022年08月22日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

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    確かに毎年8月の終戦記念日には、先の大東亜戦争の特設番組が組まれて、戦争の悲惨さ、平和の尊さが説かれるが、なんで戦争になってしまったのか、なんで破れることになってしまったのか、は言及がない。結果日本は破れたけど、それぞれの持ち場で最善を尽くした名将たちに触れられる1冊でよかった!

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    2022年07月10日
  • 敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻

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    日本人として少し読むことが辛くなる部分が多いが、これが現実なんだろう。今の日本と繋がる部分も多くなり、これこそが歴史を学ぶ意味でもある。

    ただ歴史を現代と強引に結びつけている部分もありその点は異和感がある(インパール作戦と東京オリンピックなど)

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    2022年03月21日
  • 毒親と絶縁する

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    著者が自分を見つめ直すため、前に進むために書かざるを得なかった文章と受け止めた。本当に厳しいことは笑いを含めなければ表せない事を痛感し、子育ての重みを噛みしめる。

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    2022年03月07日
  • 毒親と絶縁する

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    進路強要による虐待の構造。親のコンプレックスによる子どもの被害。 傍観してよいのか、他人の家庭に干渉すべきでないのか。 少なくとも学校歴を煽る側には成り下がらない。

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    2022年02月25日