古谷経衡のレビュー一覧
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最近よく出ているコメンテーター古谷 経衡氏、
何者なのかと思ってこの新書を読む。
学生時代にチャンネル桜でデビューした、「元右翼」らしい。
ただ、右翼仲間?の言説があまりにレベルが低く、他の人が言うことをうのみに
しているだけというのに嫌気がさして、抜け出して今日がある、ということのようだ
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ネトウヨはほぼほぼシニアである。と言われて一番なるほどと思ったのは、ネットでの彼らの相手に対する口の利き方だ。言ってる内容云々はともかく、最初から言葉使いが尊大で失礼な人が多いという印象がある。ネットの論戦相手は自分よりずっと年長者かも知れないのに、まるでそんな可能性などないかのように確信的にタメ口...続きを読むPosted by ブクログ
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今までやけに肩に力が入ってからぶっていたり、露悪的になったりして不興を買っていたように思うが、初めて面白く、フラットに落ち着いて読めたように思う。
女政治家というくくりは少々炎上商法狙いというか、ポリコレ話題に乗っかった感があった。しかし、このくくり方をした理由も目的もとても腑に落ちたのだ。
単なる...続きを読むPosted by ブクログ -
昨晩、著者のトークイベントにて購入。
竹島上陸記を記しているということもあって以前から注目していた。昨今の大活躍には驚くばかり。
ふんだんなレトリックと知識を生かしつつもパーソナリティーを生かした大変に文体で女政治家たちをぶった切っていく。大変面白いし、そこそこ真実を捉えている。宗男の娘のところで...続きを読むPosted by ブクログ -
「意識高い系」と「意識が高い」は違うと常々思っていたが、本書はその答えの一つを提示している。
要するに意識高い系は欲望(主に承認欲求)を隠しているのだ。
しかもその隠し方が雑で透けて見えるから不快なのだろう。
抽象的な大義を掲げ、本心を偽装し、中身のない言動を繰り返す人間はそこかしこで見かける。
な...続きを読むPosted by ブクログ -
戦争や政治に対して意識が高い人を「意識高い系」と揶揄する風潮に疑問を感じていたので、タイトルから気になって読んでみた。本書ではきちんと「意識高い系」(系は「もどき」)と政治に対して「意識が高い人」を区別しており、やはり政治に対して関心を持つ人を「意識高い系」と揶揄する風潮は、政治に関心を持たない人...続きを読むPosted by ブクログ
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著者の知り合いでがんがん「ホシュ」的発言なさる方が
櫻井よしこ氏の著作を本棚に並べるも
読んでいない
というのは初見信じがたかったけれど、ネット上の発言を見る限り
一方向の勉強をし過ぎた過学習に陥っている人
だけでなく、
自分の不満を分かりやすいところにぶつけているだけで何の勉強もしていない人
の...続きを読むPosted by ブクログ -
失敗の本質などで語られることは耳に新しくはないですが、その中で現場判断で成果を上げた人物に注目したものと認識しました。日本は現場判断で頑張るという伝統は昔からあるんだなと。
インパールへの旅行記は最後まで読むと少し浮いてますが面白く読めました。これだけで単独の本を書いてもらいたいくらいでした。
中心...続きを読むPosted by ブクログ -
古谷経衡の集大成。日本のネトウヨ研究にかけては間違いなく第一人者ではないか。堅苦しそうに見える文体も実はかなりギャグめいていて読んでいてとても楽しい。
本書は是非ネトウヨも限界パヨクもどちらの層も特に若者に読んで欲しいので、タイトルが若干引っかかったりした。「ネトウヨ総論」ぐらいいっちゃってもいい...続きを読むPosted by ブクログ -
要するにネット右翼=情報リテラシーがない人びと
いろいろ勉強になった。著者はよく勉強してゐる。
要するにネット右翼といふのは、端的にいへば、情報リテラシーがない人であり、これはもう永存するのだらう。あと著者が、見識のある革新やリベラル・移民に、可能性を見出してゐるのは意外だった。
コラム1「...続きを読むPosted by ブクログ -
確かに毎年8月の終戦記念日には、先の大東亜戦争の特設番組が組まれて、戦争の悲惨さ、平和の尊さが説かれるが、なんで戦争になってしまったのか、なんで破れることになってしまったのか、は言及がない。結果日本は破れたけど、それぞれの持ち場で最善を尽くした名将たちに触れられる1冊でよかった!Posted by ブクログ
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日本人として少し読むことが辛くなる部分が多いが、これが現実なんだろう。今の日本と繋がる部分も多くなり、これこそが歴史を学ぶ意味でもある。
ただ歴史を現代と強引に結びつけている部分もありその点は異和感がある(インパール作戦と東京オリンピックなど)Posted by ブクログ